Travel for Fishing and Music

徒然なるままの雑記集+

機材について

2004-12-02 13:14:15 | 釣り
昔からの友人がBlogをやっていて、何やら機材の話をしているので
機材の話を書いてみよう。

日本という国はとても恵まれていて、
何でも揃うし、何でも好きに買える(金さえあれば)。

また日本製品というのはとにかく素晴らしい品質を持ち、
それが足枷となって物が売れない時代も来ているから笑える。

友人のサイトで話されている音楽を楽しむため(ここでは聴く方ね)の
機材というのは、かなーり深い世界で、その道のプロみたいな人と
昔一緒に仕事をしたことがある(ホールの音響システムを作る仕事のお手伝い)が、
そのプロは大雑把にこう一言言ったことがある。

「結局日本は電圧が低すぎるんだよ…。」

その時は判ったような判らなかったような感じ。
でも、後に他の仕事で経験を重ねて、
ある時に向こうもののギターアンプを向こうの電圧で弾いてみて判った。
そうなのだ。
電圧とは音にした時はまさに「音の壁」となりその厚みを感じるのだ。

所詮、日本の電気というのはお上に管理されているので、
我々レベルの人間が弄れるのは精々200V(しかも三相だ)なので、
向こうのレベルとは違うのだ。

ちなみにヨーロッパは単相で200~240V。
当時の英国製Voxなんぞ最高ぞね。

アメリカは単相で120V。
これ、比較的日本に近いけど逆に言えば、
120V仕様をそのまま日本に入れても使えるってことで、
20%のパワーダウンをしたままのモデルが多いはず。
Fender系、Marchall系なんかはまさにこれ。

で、アメリカのアンプを使う時はまず
秋葉原でステップアップトランス(日本プラグIn/Out)を買う。
それで100→120Vへのステップアップを行なえば、
まずギターを弾く人ならその違いに気付く変化がある。

輸入製品ではこれが試せる。
じゃ日本の製品は?ちゅーことで続く。