新しいもの好きのブログ

タイトルに反して結局熟成したものを買う小心者です。

携帯電話の3台持ち(のためのPhotonカスタムロム化)

2012-08-24 22:14:46 | 日記
最近は携帯電話3台持ちが増えているようです。

これまでは、iPhone + ガラケー、またはAndroid + ガラケー
がありがちでしたが、最近は

iPhone + Android + ガラケー

になりつつあるようです。
ガラケーの必要性は主にワンセグとおサイフ機能だと思う。
ドコモならこれはAndroidに集約できる。
しかしそれらを集約出来る国産の機種はカスタムROMどころか
root化が出来ない機種が多い。
Androidを使い尽くそうと思うとグローバルモデルの方が良い。
結果、私の場合はガラケーはガラケーの役割のために持ち続ける
事になり、iPhoneとAndroidとガラケーの3台持ちとなりました。

機種:iPhone4S
回線:IIJMIO
用途:常用(050plus、gmail)

機種:Photon(CM9)
回線:DTI Serversman 100(予定)
用途:WiFiテザリング、音楽再生、ゲーム

機種:F-03B
回線:Xi(音声のみ)
用途:ファミリー通話、iD、ワンセグ

職場ではiPhone一台で仕事出来るので嵩張りません。
残りの2台は鞄の中で必要な時だけ取り出して使います。



そして本題。
ついに私もPhotonのbootloader unlockをしてカスタムROMを
導入しました。
導入したのはAndroid4.0ベースのCM9 special 0.7.1です。
導入の仕方は他の方のサイトで出尽くしているので割愛します。

始めにbeta 0.7.1を導入したところ、WiFiが使えず常用は
無理と思ったので0.6.1に入れなおしました。
0.6.2、0.6.3はリンク切れになっていました。
0.6.1でそれなりに動いていましたが、しばらく使っていると
APNが勝手に消える現象が発生したので情報収集したところ、
special 0.7.1ならWiFi問題もAPN問題も解決しているらしい
情報があったので試してみました。


<カスタムROM+MVNO SIM常用までの流れ>

(1)念のため、auショップに持ち込み、SIM出しをする。
(2)SIM unlockを業者に依頼して解除する。
(3)root化する。
(4)Titunium Backup(root)でアプリとデータをバックアップする。
(5)bootloader unlockを行う。
(6)CWMを導入する。
(7)Android Recoveryで標準ROMをフルバックアップする。
(8)Android RecoveryでWipeする。
(9)カスタムROM(CM9)をインストールする。
(10)GoogleAppsをインストールする。
(11)CM9を起動して初期設定を行う。
(12)ブローブちゃん様のところのデータSIM対策パッチを当てる。
(14)とりあえずGoogle日本語入力をインストールする。
(15)Tituniumバックアップをインストールしてアプリとデータを復元する。
  システムデータを復元するとおかしくなるのでしない。
(16)日本語フォントを置き換える。
(17)MVNOデータSIM用にril.propを書き換える。

これで使える状態になるのでは無いでしょうか。
バッテリーは30分で1%ってところでした。(3G接続、同期なし時)
気にしていた問題も解決し何の問題もなく使えています。

<結論>
早くやっておけば良かった。
これで高価なXiパケホーダイフラットを解除出来ます。
ストレスなく使えるので便利でしたが滅多に使わない高速回線に
毎月3,000円ほど使っていました。
これがなくなれば年間36,000円も浮きます。
それだけでちょっとした旅行に行けます。



payuppunkで擬似テザリング

2012-08-18 13:03:02 | 日記
今回は過去にiPhone用テザリングアプリpayuppunk(socks5proxy)を
手に入れたラッキーな人向けの備忘録です。


1.何をするのか

iPhoneに挿したSIM経由でSIMなしのWindowsやAndroidをインターネットに
接続できるようにします。
Socks5proxyによる擬似テザリングです。


そもそもドコモの場合は、XiのSIMを使えばPCでもSIMフリーiPhoneでも
追加料金なしで利用出来るので、USBでWindowsに直接SIMを挿したり、
AndroidにSIMを挿してWifiテザリングしても特に問題はありません。
あえてiPhoneを経由する必要性はないです。

私の場合は、以下の理由で出来ればiPhoneでテザリングが使いたいのです。
・iPhoneにSIMを挿して050plusとgmailを常用している。
・au版iPhone4Sのため、テザリングが封印されている。
・脱獄したくない。
・時々PCや、Androidでしか出来ない作業が発生する。
・でも、わざわざSIMを外してPCやAndroidに差し替えるのが面倒。
・手持ちのPhotonは純正ROMのため、IIJMIOや日本通信のSIMが使えない。

そんなわけでPhotonやPCをネットにつなぐため、環境を整えてみました。


2.準備するもの

(1)payuppunkをインストールしたiPhone(非脱獄でOK)
(2)無線AP(+バッテリー)

<Androidを接続する場合>
(3)Android端末(要root)
(4)ProxyDroid

<WindowsPCを接続する場合>
(5)WindowsPC
(6)widecap(フリーソフト)


3.下準備

(1)無線APをセットアップします。

無線APはiPhoneとandroidをアドホック接続出来たら不要ですがPhotonの
純正ROMでは、静的IPが割り振れず接続できませんでした。
仕方ないので電気屋でも売っているホテルで無線LANを使うためのコンパクト
な無線LANルーターを購入しました。

プラネックスのが有名ですが私はたまたま安かったIO-DATAのWN-G150TRWを
購入しました。近所の家電屋でも3000円以内で入手できます。
デフォルト設定のままでも使えますが好みに設定してください。

とりあえず電源投入します。


(2)iPhoneを無線APに接続できるようにする。

設定 - WiFi - ネットワークを選択

で無線APのSSIDを選択して、
設定画面で、「静的」を選択して、
IPアドレスとサブネットマスクを設定します。
仮に「192.168.0.100」「255.255.255.0」で設定したとして進めます。
更にHTTPプロキシを「自動」にして
URL欄に「http://192.168.0.100:8888/Socks.pac」と入力します。

これでiPhoneの準備は完了です。


<Androidを接続する場合>
(3)Android(Photon)を無線APに接続できるようにする。

 事前にGooglePlayからProxydroidをダウンロードしてください。
 このアプリを動かすためにrootが必要です。
 root化はSIMアンロックや脱獄やROM書き換えよりも簡単だと思います。

 設定 - 無線とネットワーク - Wi-Fi設定
 無線APのSSIDを選択して接続する。
 固定IPの必要はないので無線APのDHCPに任せます。

 ProxyDroidの設定は以下のとおりです。

  Host: iPhoneのIPアドレスを指定する。(192.168.0.100)
  Port: 8888
  ProxyType: SOCKS5
  AutoConnect: チェック
  Bound Network:無線APのSSID
  Grobal Proxy:チェック
  DNS Proxy:チェック(必須)

 これで無線APに接続した時に自動的に起動します。


<WindowsPCを接続する場合>
(4)PCを無線APに接続できるようにする。

 検証中ですが本日は力尽きたので後日追記します。(2012/8/18)

 (2012/8/30 追記)
 最初はwidecapをインストールしてSocks経由でいろいろやろうと思いましたが
 DNSが引けないため、ほとんど何も出来ませんでした。
 www.google.co.jpのIPアドレスを直打ちしたら繋がったのでDNSの問題です。
 結局DNS Proxyの方法が分からず未解決です。

 その後、リモートデスクトップを繋げばその先で自由に出来るのではと思い
 OpenVPNで繋ごうと思いましたがVPNが繋がりません。
 もともとOpenVPN GUIにSocksProxy機能があったのでそちらに設定する事で
 VPN接続できましたが、リモートデスクトップを起動するとVPNが切断されます。
 パケットサイズが大きくなりすぎてるとかなんとか。
 カプセル化しすぎ?

 しばらく途方にくれてましたが、iPhoneテザリングに関係なくリモートデスク
 トップを使うとOpenVPNが切れるのでおかしいと思い、widecapをアンインストール
 して、OpenVPN GUIのProxy設定を行うとあっさり通過。
 こうなったらDNSもVPN先の物が使えるし、とりあえずVPN接続したらなんとか
 なる事が判明しました。
 無事、リモートデスクトップにも接続出来ましたので当面はこの環境で
 利用しようと思います。
 

4.接続

(1)無線APの電源を投入する。
 準備が終わるまで待つ。

(2)iPhoneとAndroid or PCを無線APに接続する。
 他に優先ネットワークがなければ自動で接続されます。
 Proxydroidの設定が出来ていればこれも自動的に起動します。

(3)iPhoneでpayuppunkを起動する。
 IOUを選択し、「Its my data」と入力して、画面左にマークが出ればOK。
 私はメモ帳からコピペしてます。
 フォアグランドの必要があるのでiPhoneはそのままで待機する。

以上でAndroidやPCからインターネット接続出来るはずです。
いつも通りAndroidから確認君などのWEBサイトでリモートホストを
チェックすると、ばっちりiPhoneに挿しているIIJMIOのホスト名に
なっていました。


5.最後に

過去に紹介したSIMフリーiPhoneのBluetooth接続(BT-PAN)と違い、
ネットワークチェックされないため、コロプラが普通に動きます。
多分他のアプリも同様、何の問題もなく動作すると思います。
BT-PANに比べて無線APとiPhoneの両方のバッテリを気にする必要があるので
一長一短ってところでしょうか。

他の方はiPadへの接続もしているようですので割と何でもありです。
これで高価なXiのパケット定額を解約してIIJMIOのクーポンが生かせます。


iPhone4S(au) + GeveyUltraS + IIJMIO + 050plus

2012-08-18 06:25:28 | 日記
バッテリーの持続時間を測定してみました。

<利用環境>
3G利用、Wifiオン(接続なし)、メールプッシュ

IIJMIOのSIM装着時 1時間 約1~2%
更に050plus常駐時 1時間 約3~4%

かなり大雑把ですが数時間測定した結果、上記の
ようになりました。
下駄+音声なしSIMに、IP電話の組み合わせでも
1日は充電なしで使えます。
脱獄不要、格安回線でこれなら許容範囲です。

あとはテザリングが出来れば文句なしですが、
公式のが使えないので別の手段を検討中です。
一応少し前にpayuppunkを購入していますがまだ
うまく繋げていません。

iPhone4S(Au版)に乗り換えた

2012-08-12 13:35:27 | 日記


iPhone5が出そうなこの時期にあえてau版iPhone 4S 32GBを手に入れました。
SIMフリー版iPhone5が出てもしばらくは高値安定でしょうし、
SIMの形状が変わってドコモで使えないかもしれない。
さらにドコモのLTEにも当面対応しないんじゃないかと思い、
それなら安く手に入る4Sで1年くらい様子見しようと判断しました。
それに手持ちのSIMフリーiPhone3GSのケースとバッテリーが寿命近く
そろそろ買い替え時期でもあります。

今回もPhotonに引き続き32GBモデルがMNP一括0円でした。
非常にありがたいですが長期利用者が逃げてしまいそう。

購入後、まずはフィルムとケースの選定です。
シリコンは伸びるのでパス、皮とかもかさばるのでパス。
結局いつもの通りクリアなハードケースにしました。
傷が付きにくいレイ・アウト製のクリアジャケットです。
フィルムもセットだったのでそれを貼りました。

次は愛用のSIMフリーの3GSからのデータ移行です。
iTunesでバックアップを行い、設定情報を4Sでリストアする。
これでとりあえず初期設定は出来ました。
SIMフリーからauへの移行ではキャリア情報の転送で
失敗しますがとりあえず他の設定は引き継がれました。
メール、VPN接続設定、ブックマークなど無事に転送できました。

私の場合は、アプリの同期をしていないので個別に同期
しました。
iTunes上で移行元のiPhoneを選択して「購入したデータを転送」
します。
アプリが多いと結構時間がかかります。
その後、移行先のiPhoneにアプリを書き込みます。
なぜかiTunesからiPhoneへアプリをコピーできなかったので、
一時的に同期モードにしてコピーしました。
ゲームのセーブデータや、各種設定類がそのまま移行出来てたので
安心です。
紀伊国屋kinoppyだけは自動でコピーされませんでした。
無理やりコピーしましたが電子書籍を読もうとすると強制終了
します。
諦めてAppStoreから再度ダウンロードしたら使えました。
機種固有の暗号キーか何か持っているのかもしれません。
あとは音楽データ、動画などを転送したらほぼ元通りです。


3GSと比較していろいろ変わっていますが自分に関係
ありそうな点は以下です。

・カメラの性能アップ
・LEDフラッシュ搭載
・長時間HDビデオ撮影が可能
・Siriが使える

他にもいろんな機能が使えますが普段の使い勝手向上もですが
お遊び機能の追加もありがたいです。
特にビデオ撮影は車載動画を撮影するのに使えそうです。

ぼちぼち使ってみたいと思います。
最後に・・・、

















2012/8/11現在、購入したiPhone4SのiOSは最新の5.1.1、
ベースバンドは2.0.12でした。
実は「GEVEY Ultra S」と言う製品を使う事でau以外の
キャリアで利用可能になります。
私の場合は、945円で使えるIIJMIOのSIMを刺しています。
多少遅くてもとにかく安いのが嬉しい。
050plusも使えるのでこれ一台でもほぼ活動できます。
MVNOのデータ専用SIMはバッテリーの消費が激しいと聞いて
いますので実際にどれほど悪化するのか今後確認したいと
思います。
ちなみにgeveyは偽物も多いようなので注意が必要です。
私は多少高くても正規品販売代理店にて購入しました。

(1)公式サイトの説明の通り、SIMを認識させる。
(2)IIJMIOのAPN設定を行う。
(3)データローミングをONにする。これを忘れるとつながらない。
キャリア名もてっきりauを偽装するのかと思いましたが
普通にNTT DOCOMOと出ました。
SIMフリー版と違ってテザリングは出来ませんでした。
脱獄するとコロプラが使えなくなるので必要に迫られたら考えます。

(2012.8.13追記)
050plus起動時で1時間3~4%ってところでした。
iPhone3GSより劇的にもちが良くなってないですが許容範囲です。
3GSより画面切り替えが早くて快適ですね。