au ISW11M(photon)の活用方法を考えてみた

auにMNPしてPhoton（ISW11M）を手に入れました。
有名な話ですが4.99ユーロでSIMロック解除できます。
解除する事でauだけでなくドコモやソフトバンクのSIMが
使えてしまう優れものです。
デュアルコアで動きもサクサクで快適に使えます。
欠点はSIMがないROM機のため、気軽に機種変更が出来ない点です。
これはむしろメリットで後述しますが無料でほかの機種へ
移動出来ます。
しかもMNPなら0円＋アルファの店が多くお得感も抜群です。


私が手に入れたPhotonはベースバンドバージョンがN_02.28_15P、
システムのバージョンは 45.1.24.ISW11M.KDDI.en.JPでした。
公式バージョンアップはスルーして、SIMアンロックとroot化を
行いました。

何かあると怖いので先にau回線のSIM出しを行いました。
SIM出しする際は移行先の携帯電話が必要ですので手持ちのIS04FV
に移行しました。
IS04FVが役に立った。
わざわざ新しい機種から何の取り得もない古い機種への移行なので
店員さんに不思議がられました。

EVOやPhoton等のROM機からのSIM出しは特例で無料で出来ます。
auショップの店員さんも知らない事があるので強気で言えば
やってもらえます。
さらに毎月サポートも継続されます。
どちらも店員さんがauサポートに連絡して確認していました
ので間違いないと思います。

通信機能を失ったPhotonでようやく遊べます。
さっそくSIMアンロックとroot化を行いました。
私の場合はメインはXiパケホーダイなのでそのSIMを使えるように
するために以下の設定をしました。

①音声を有効化する方法
　設定 - 無線とネットワークの設定 - モバイルネットワーク
　　ローミングモード - すべてのGSM/UMTS

②データ通信を有効化する方法
　設定 - 無線とネットワークの設定 - モバイルネットワーク
　　ネットワークの選択 - UMTSのみ
　　オペレータの選択 - Docomo
　　GSMデータを許可する - チェックする
　　アクセスポイント
　　　APN：opera.net （mopera U契約時）
　　　ユーザー名：不要
　　　パスワード：不要
　　　ネットワークタイプ：default,dun

　設定 - バッテリーとデータ管理
　　データの配信 - データ有効化

　これは見逃してしまいそうです。ちょっと迷いました。
　MNPした時に勝手に通信されては困るので無効化したまま
　でした。

無事、電話の発着信、データ通信が出来ました。

ドコモ運用時の欠点
・プラスエリアが使えない。（自宅の１階ではかなり不安定でした。）
・auとdocomoの同時待ちうけはできない。
・裏蓋が開けにくいのでiPhoneのように手軽にSIM入れ替えが出来ない。
・保障は期待しない。（想定外運用なのであくまで自己責任です。）
・再びSIM入れするのにコツがいる？（情報不十分です。）


正直メリットはあまりありませんがauとdocomoを１台にまとめたい
と言う特殊な事情の方には役立つかも知れません。

私の場合はHDMI出力時のミラー表示と、Bluetoothキーボード、マウスを
使ってシンクライアント化する事と、使わない時はDLNA（Skifta）を
使ってネットワークフォトフレームとして飾っておきたいと言う目的で
利用していく予定です。
アンロックやroot化はおまけです。

iPhoneやXperia rayに比べると画面が広いし、GPSの掴みも良いようなので
カーナビ用途としても使えるかなと思っています。
GoogleMapのオフライン版が発表されましたがそれが公開されれば
更に使い勝手があがりそうです。