新しいもの好きのブログ

タイトルに反して結局熟成したものを買う小心者です。

Lenovo ideapad S10-3tをWindows8Proにアップグレードする

2012-10-27 23:27:44 | 日記
2年前にドコモの定額データ通信を契約したついでに入手した
ネットブックのideapad s10-3tにWindows8をインストールして
みました。

s10-3tの目玉は大容量バッテリーとタブレット機能です。
いまだに10時間くらい電池が持つのでゲームの攻略サイトを
見ながらゲームをするのに使えます。
残念ながらWindows7のタブレット機能は使いにくく使い道が
無かったです。
しかしWindows8はタブレット前提に改善されてるようなので
試しに使うのに良さそうなのでアップグレードしました。

ネットで購入すると3,300円でWindows8Proに更新できます。
これまでHome PremiumだったのでPro化出来るのはお得です。


今回の方針は元のWindows7を残して、仮想ドライブ上に
Windows8をインストールすることです。
注意点はほぼ新規インストール状態になるため、Windows7の
ソフトや設定が引き継げない事です。

(追記)
なお、デュアルブートでの利用はライセンス違反のようですので
元のWindows7を消すか、アップグレード版でないWindows8の
購入を検討してください。

とりあえずMicrosoftからWindows8アップグレード版をダウン
ロードしてUSBメモリに保存してインストール開始です。

インストールの途中で「コンピュータを修復する」を選択して、
「トラブルシューティング」-「詳細オプション」-「コマンド
プロンプト」でコマンドプロンプトを表示し、VHDドライブを
作成する。

VHD作成手順は以下のとおり。
1.diskpartでディスク編集モードに入る。

 diskpart

2.Fドライブ(私の場合は内臓HDD)に最大100GBの仮想
ディスクを作成します。

 create vdisk file=f:\windows8.vhd maximun=100000 type=expandable

3.仮想ディスクをドライブとして認識するようにする。

 select vdisk file=f:\windows8.vhd
 attach vdisk

4.インストールを再開する。

 setup


インストール先に仮想ディスクを選択すると
「このドライブにWindowsをインストールすることはできません。」
と表示されますがインストール出来ます。
これでWindows7を残しつつ、Windows8をインストール出来ます。


インストールが終われば何事も無くWindows8が使えるけど、
ネットブックであるs10-3tは解像度が1024*768無いため、
アプリやゲームなど、タッチパネル上の機能が全く使えません。

そこで画面のスケーリング機能の出番です。
無理やり1024*768にする事でこれらの機能を有効化します。

デスクトップを開いて
Windowsキー+Rで名前を指定して実行ダイアログを開き、
「regedit」を実行する。
以下のキーワードで検索し、値を「0」から「1」に変更する。

 Display1_DownScalingSupported

その後、再起動して画面解像度を1024*768に変更します。
これでタッチパネルのアプリが利用できるようになります。
アスペクト比がおかしくなるのは残念ですがちょっと新機能を
タッチパネルで試す事が出来ます。


10/25までWindows8がもう発売することを知らなかった私でも
すんなりインストール出来たのは以下のサイトのおかげです。
ありがとうございました。

Windows 8 Consumer PreviewをLenovo IdeaPad S10-3tで動かす
http://saya.s145.xrea.com/archives/2012/03/windows8_cpleno.html

WIndows8 アップグレード版インストール -下準備編-
http://blog.ica-musu.me/?p=157

VHD Boot で Windows 7 と Windows 8 をデュアル ブートする
http://www.vwnet.jp/Windows/w8/w8VHDboot/VhdBoot_w8.htm