新しいもの好きのブログ

タイトルに反して結局熟成したものを買う小心者です。

ソロキャンはじめました(準備編)

2018-07-17 01:01:50 | 日記

突然ですがキャンプ熱が発生しました。

元々伏線はあったんです。
SUVのフォレスターを購入したり、もともと車中泊はよくやってたし、
2年連続で鳴滝バンガローに泊まったり。
今年はその流れで公園で使うサンシェードテントを買ってみたりして
いよいよキャンプ感が出てきました。

この流れから、ゆるキャンと言うただキャンプするだけのアニメがある事を
知り視聴してみると大ハマり。
そこでソロキャンプと言う存在を知りました。
キャンプは大人数でバーベキューでわいわいするものってイメージでしたが
ソロなら他人に振り回される事がないし、見栄張って高いものを買わなくても
良いし、食事も好きなものを食べられます。
自分の中でこれまでとまるっきり違うキャンプ像が出来ました。

と言ってもキャンプに何が必要か、テントをひとりで建てられるのか、
ガスバーナーの使い方はどうするのか、料理出来ないけどどうしたらいいかとか
分からない事だらけでしたが、アニメではソロでの最低限の装備や、テントの
立て方とか具体的な説明があってこれなら出来そうって気分にさせてくれます。
料理についても気張らず単にお湯を沸かしてカップラーメンでも良いのです。
ただのキャンプアニメではなく、ハウトゥー的な要素もあって勉強になります。

断然やる気になってそれからはキャンプ場探し、グッズ集めが始まりました。
幸い嫁もキャンプそのものは嫌いではなく、一緒にゆるキャンを見てて
自分ではいかないけどソロで行くのは止めないと言うスタンスでした。
若干説得しながらもグッズ集めが始まりました。

まずはテントとシュラフ。
高額なものから980円のものまでいろんなテントがあります。
必要なスペックを考えます。
使う季節は春~秋。
アニメは冬キャンプ中心ですが素人には難易度高いと思われるし、寒さ対策の
グッズは全体的に高くなります。
極力夏を快適に過ごす事が出来そうな風通しの良いテントにします。
通気性を考えると最低限前後2か所の出入り口がメッシュになっているものが
良いと思う。
フライシートは全面を覆うもの。そして前室が作れるくらいの余裕がある事。
雨露抑えて通気性を確保し、靴とかをテント内に入れずに使える。
そのために前室が必要になります。
私が選んだテントはこちら。



FIELDOOR フィールドキャンプドーム200」(公式ホームページ)

価格は8000円でした。
200cm x 200cmで一人で寝るには十分な広さですし、重量も3Kgでそれほど
重くはありません。
設置イメージは公式ホームページを参照ください。
万が一家族も一緒に泊まる事になっても寝る事が出来るスペースです。
テントポールはアルミ製で丈夫そうです。
前後出入り口はあるし、フライシートも全面カバーできます。
別途ポールを用意したらフライシートがタープ代わりになります。
その時のポールの長さは120cmが妥当です。

和歌山県九度山町にあるどーむびれっじで設置してみましたが、非常に簡単に
組み立てられて一人でも余裕でした。
ただしテントポールの長さが結構あるので周りにぶつからないよう気を付ける
必要があります。

テントは他にもキャプテンスタッグのものが4000円、ノースイーグルが6000円、
そのほか6000円程度でそこそこのものがありましたが、前室あり、両面メッシュ
出入口、アルミポールなどの条件がそろったものがありませんでした。
+2000円でこれらが手に入るならと言う事で思い切って購入しました。

床はレジャーシートとさほど変わらないので快適に過ごすにはグランドシート
とテントマットが必要です。


次にシュラフ。
こちらも春~秋用ですが、仕事の都合でリビングで寝る事が時々あります。
冬になるとエアコンを付けない場合、2,3度くらいになる事があります。
こんな状況でも寝られそうなもので5度まで耐えられるものでお手頃価格の
ものにしました。


「WhiteSeek 寝袋 シュラフ 封筒型 コンパクト収納タイプ 最低使用温度5℃ 1000g 」

1800円。
上を見たらきりがないのでこの価格。
あまりかさばらず持ち歩ける重量でこれにしました。
自宅の場合、マットと毛布を使えばエアコン要らないかも。
まだ外では使っていません。


「DOD(ディーオーディー) テント タープポール 2本セット ペグ&ロープ&収納袋付 XP-01 」

1024円の格安ポールです。
100円ショップで代用品を作るのと同じコストなので素直にこれを買いました。
テントの前室タープ用に購入しました。
120cm、180cmと可変できますので前室タープだけではなく、グランドシートを
簡易タープにするためのポールとしても使えそうです。
今はテントと一緒に収納しています写真はないです。表紙の画像に映ってます。


そして先ほどのテントのところで出ましたグランドシートとテントマットです。
実際にテントを砂利の上で組み立てて寝転がったところ、テントとシュラフだけでは
寝られないと分かりました。

グランドシートは最初は100円ショップのペラペラのものを使ってみましたが結構
湿っていました。
ペラペラすぎてテントの防護もほとんど効果がないように感じたため、もう少し
まともなブルーシートにしようと思いましたが、そもそもグランドシートでも
それほど高くないのもあったのでそれにしました。


「Movker(ムーか) レジャーシート ブランケット 軽量 折り畳み 防水 1~4人用対応 コンパクト 収納袋付き 4色3サイズ テントシート/タープとして利用可能 キャンプ ピクニック ビーチ マット 150*220cm 180*220cm 300*220cm (M (180x220cm), ライトグリーン)」

180cm x 220cmで1280円でした。
グランドシートの基本はテントより小さいものにする事。
小さすぎるとガード効果が無くなりますが大きすぎると雨が浸水するし困ります。
テントは200x200ですが前室がある分、片辺は200cmを超えても大丈夫です。
テントを張らない時はタープ代わりになるのも良いです。
まだ使っていません。


次はテントマットです。
地面は固いし、シュラフはそれほどクッション性はありません。
定番の銀マットも考えましたがクッション性のあるタイルマットでも体がバキバキ。
快適に寝るには最低5mm厚のインフレータブルマットが必要そうです。


目についたのがキャンパーズコレクションのインフレータブルマットです。
楽天で2990円。
レビューが無かったのですが5mm厚でこの価格なら安い部類です。
実際に膨らませて寝てみるとフカフカ。
普通にベッドの上にいるようです。
キャンプ用品として必須なものと思っていなかったので想定外の出費でしたが
快適に寝るために買って良かったと思える一品です。


これで寝床は確保出来ました。
次はご飯を食べるための装備です。
最悪お弁当を買って食べるでもアリだと思います。
実際子供と公園でピクニックする時はレジャーシート引いてスーパーで買った
お弁当を食べるだけでも新鮮で楽しい時間が過ごせました。
でもガスが使えると温かい料理や飲み物が作れて、お弁当よりコストを抑えつつ、
バリエーションを増やす事が出来る。
キャンプで使う良いガスを買わなくても一般的なガスボンベでも使える事が
分かり購入に至りました。


左下がシングルバーナー
左上が片手鍋14cm
右側が新聞紙にくるんだスキレット19cm

「SIXWELLY キャンプストーブ OD缶/CB缶用 ガスアダプター付き シングルバーナー キャンプ ガス バーナー アウトドア ジュニアコンパクトバーナー 収納ケース付き  軽量 折り畳み式 防風 圧電点火方式 」
1800円。
スーパー、コンビニ、100均で買えるガスボンベが使えるシングルバーナーです。
折りたたんで片手鍋と一緒に収納出来るし、ホースがついているのでガス本体を
バーナーから遠ざける事が出来ます。


ニトリスキレット 19cm
780円。
有名なニトリの格安スキレットです。
写真は錆防止に新聞紙でくるんでます。
重いし手入れが面倒ですが普通のフライパンで焼くよりおいしく感じます(笑)


バーベキューOKの公園でシーズニングがてらデイキャンプをしました。
ひたすら焼いて煙り出して、オリーブオイル塗って焼いて、最後に野菜の切れ端を
焼きます。
ほどよく完成しました。多分。
その後、冷凍餃子を焼いてみると綺麗に焦げ目がついて中までアツアツ。
ただの冷凍餃子なのに非常においしくいただけました。


片手鍋 14cm
ダイソーで150円。
まだ使っていませんがお湯を沸かしたり、ご飯を湯煎したり使いそうです。
アウトドア専用クッカーとかはまだ調べていません。
正直自分に料理能力がないので焼いて食べるとかその程度しか出来ないので。


以上で簡単な料理ならできそうです。
そのほかのグッズ。

ステンレスマグ 200円
雰囲気を出すためにダイソーで購入。


ステンレスのお皿 100円
これも雰囲気のため。
紙皿は使い捨てるとゴミ出るし、なんとなくもったいなく感じてきたため。

LEDランタン 100円
セリアで売っていた4LEDのランタン。
ただし片面なのでテントで使いにくい可能性あり。

LEDランタン 100円。
もう一つセリアで買ったオレンジ灯のランタン。
ちょっと暗いけど寝る時に上のランタンと交換したら寝やすいかも。


クーラーボックス 150円。
ダイソーの有名なクーラーボックス。
スーパーで買った冷凍食品と氷を詰めて普通に使えてます。


ローテーブル 100円
セリアの足つきの水切り台みたいなもの。プラスチック製。
折りたためるため、持ち運びしやすい。
これに同じく100円の木目調マットを取り付けて見た目を若干アレンジ。

トング 100円
調理ばさみ 100円
これもダイソー。
肉を切ったり焼くとき、野菜を切る時に使ったもの。

巾着袋 100円
荷物を小分けにして収納するために使います。

その他、消耗品で割り箸、ウエットティッシュ、アルミホイル、水など。

リュックサック nixon landrock
少し前に通勤・レジャー用に購入したリュックサック。
3泊4日の出張でも活躍しました。
いくら車があっても駐車場からテント設営場所まで徒歩がある場合は出来るだけ
往復したくありません。
容量は33リットルでそれほど大きいものではありませんのですべて詰め込むのは
不可能です。
でも極力荷物をリュックサックに詰めて手持ちは軽くしたいです。
だいたいこんな感じで詰め込みました。

<カバー>
財布、日用品など。
<リュックの口>
上段:水、ガスボンベ、スキレット・鍋、バーナーなど。
中段:着替え1日分
下段:シュラフ
<底>

並行してノートパソコンを背中側に入れます。
リュックの口を縛ってその上のスペースとカバーで日用品を固定しました。
更にリュックの前面にも固定紐があるのでテーブルを固定して装着。

テントとポールは既に一体化したので片手で持てます。
テントは収納時60cmほどありますのリュックには入りません。
クーラーボックも同様で最初から手持ちを想定しています。

残りのテントマット、グランドシートをどうするか思案中です。
グランドシートは想像以上に小さいので頑張ればリュックサックに仕込めそう
ですので後はテントマットですね。
こちらはテント同様、収納時幅が65cmあるのでリュックに入りません。
テント(3kg)、ポール(1kg)とテントマット(1.6kg)を一緒に持つと5.6kgで
なかなかの重量になります。
どっちにしても長物がリュックに入らないのでテントマットを平らに収納して
リュックに括り付けるくらいしか手がなさそうです。
これは要検討です。

これで一晩キャンプをするための最低限の装備が整ったと思います。
ゆるキャンを見終わり、本格的に準備を始めたのが6月中旬。
それから1か月、実はまだ実践していません。
一応嫁に許可を取ってキャンプ日を作ったのでそれに向けてまだ準備をしている
段階です。
それまでに近くの公園や河原で、子供を遊ばせるついでにデイキャンプをして
道具の使い方を覚えたり、不足しているものを買いあさったり経験を積んでいる
ところです。

眺めてみると意外とお金かかっています。
ちょっとキャンプに行って飽きたってならないよう継続的に楽しむ覚悟が
必要です。
グッズの役割を知って集めるのも楽しい、パッキングもパズルゲームみたいで
楽しい、ソロキャンプ出来そうなコスパの良いキャンプ地を探すのも楽しい。
キャンプをする前からこんな状態です。