新しいもの好きのブログ

タイトルに反して結局熟成したものを買う小心者です。

core i5 2400Sで省電力サーバー&エンコーダー

2011-02-06 16:41:17 | 日記
2011/1/29にcore i5 2400SとAsrockのH67M-GEと8GB分のメモリを買いました。
前から新しいCPUが欲しかったのですが、1/31までにマザーとCPUをセットで購入すると
2,000円割引と言うのと、ハードウェアエンコード機能に惹かれて買いました。


<リコール問題>
そして2/1。
まさかのリコールです。
Pentium4世代のCeleronからの買い替えなので、むしろ3ヶ月間買えなくなるよりは
SATAの不具合程度で使えるんだから、これはこれでアリかと前向きに考えます。


<組み立て>
今回は省電力サーバ兼エンコーダマシンと言う目的です。
Pentium4時代からの乗り換えと言う事でCPUとマザーとメモリーを購入。
HDDは前のサーバで1TBと2TBをSATAアダプタを挿して使っていました。
ここに来て1TBをメインHDDとして復活させました。

問題は電源。
昔のMicroATXの200Wです。
結論から言うと問題なく使えました。
ATXコネクタは20ピン、幸い12Vの方は4ピンが付いていました。
ATXコネクタは24ピンへの変換は不要で、単純に1番側に挿せば使えます。
4ピンは無いものと思ってIDEのHDDとかに使うコネクタを4ピンに変換するコネクタを
買いましたが無駄に終わりました。
電源に関して明確に書いているところが少なく、その割に徐々に仕様が変わっているので
使えるかどうかの情報収集が大変でした。
その後は特になんの問題もなく組み立てて起動しました。


<WindowsVista64bitのインストール>
ハードウェアエンコーダ、sandy brigdeのquick video syncを利用するにはVISTA以降の
OSが必須なので手持ちのVista64bit版をインストールしました。
クリーンインストールをするためにVistaをDVDからと思いましたが光学ドライブが
無かったのでUSBからインストールする。

他のVistaが動くPCで、VistaのDVDからUSBメモリに全部ファイルをコピーする。
そして管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行する。
DVDドライブ(D:)、USBメモリ(E:)の場合、

> D:\boot\bootsect /nt60 E:

これでインストール用USBメモリが出来上がりです。
これを新しいPCに接続してインストールを開始する。


ここでまた困ったことが発生しました。
クリーンインストールでインストール先のHDDを選択しても何故かこのドライブに
インストール出来ませんと表示されてしまう。
HDDは認識してると思うんだけど・・・。
LiveCDのLinuxをUSBブートさせてfdiskしようと思ったが今度は見えない。
試行錯誤したが原因が分からずここで一日が終了。

日を改めて再度挑戦。
今度は別のPCにVistaのDVDと新しいHDDを繋いでクリーンインストール。
最初の再起動まではブートセクタの設定とファイルコピーだけなので環境には依存
しないはず。
再起動のタイミングで新しいPCにHDDを移動すると無事インストールが始まりました。
後は順調にOSインストールが完了しました。
asrockの付属CDから各種ドライバをインストールし、完了です。
とりあえずVistaの性能チェックを行うとすべて5.9だった。
グラフィックもそこそこ速いわ。


<VirtualBoxで仮想化>
ここからは仮想化環境の構築です。
私はOracleVMのVirtualBoxを使っています。
USBも使えるしDirectDrawも使えるので結構快適に使えます。
まずはこれまで使っていたサーバーを仮想化する。

①VMware vCenter ConverterでVMDK形式に変換する。
 http://www.vmware.com/jp/products/converter/ (無償版で十分です)

②VirtualBox付属のVBoxManage.exeでvdi形式に変換する。

VBoxManage.exe internalcommands converthd -srcformat VMDK -dstformat VDI aaa.vmdk aaa.vdi

③②で作成したファイルを使って定義を作る。


私は3つの仮想PCを起動させました。
1.imotenとVPNとplum、Diceを使うための仮想PC(VMConverterで作った仮想鯖)
2.どこからでも同じ環境でネットやメールが使える仮想PC(元々1上で動かしていた仮想PC)
3.2Dゲームと各種検証用。

Celeronは2.8Ghzまでクロックアップしていましたが、それでも仮想PCひとつで
CPUが回ってしまい動きもかなり遅かったです。
それが今回の環境は3つの仮想PCを立ち上げても1%から2%程度で推移しています。
快適すぎです。
消費電力もアイドル状態で30W程度、CPUを回しても70W程度だそうです。
今までのCeleronに比べると半分くらいです。月700円くらいは下がりそうです。


<arcsoft MediaConverter 7>
昨日、SandyBrigde対応のエンコーダがあったので購入しました。

arcsoft社のMedia Converter 7です。
あまり聞いた事がなかったのですが、フォルダ監視機能が気に入りました。
これは指定のフォルダに動画ファイルを置くと、ツールが自動的にそれを検知して
指定した形式の動画にエンコードする機能です。
sandy対応製品の中では比較的安価なのも良かった。39.99ドルです。
ちなみに海外製品ですが日本語に対応しているし、ダウンロード販売なのでカードを
持っていれば購入できます。

MediaConverter 7
http://www.arcsoft.com/estore/software_title.asp?ProductCode=AMC7&dyContent=details

以下のクーポンサイトのクーポンを使えば33.99ドルになりました。
http://www.softwarevouchers.com/arcsoft-mediaconverter7.html

今のレートは82円くらいなので多分2800円くらい。
さっそく30分程度の動画をiPhone3GSで視聴出来るMPEG4 AVC形式にエンコードしたら
たったの3分でエンコードが終わりました。
は、はえー。
古くはPentium2時代に30分ものの動画を8時間かけてエンコードしていた私としては
1分エンコードが1分以内に出来る時代が来たら良いなと思っていましたが想像以上の
速さです。これはデータの保存の仕方に影響を与えるかもしれない。
画質はまだこれから確認しますが、この速度なら多少の画質を我慢してでもカジュアルに
使えると思いました。

今後はWebサーバと連携してiPhoneで遠隔地から動画再生が出来るようになると
面白そうなのでいろいろ試してみようと思います。