新しいもの好きのブログ

タイトルに反して結局熟成したものを買う小心者です。

GH-CF16GTXベンチマーク

2009-12-09 21:33:07 | パソコン
突然ですがThinkPad X40のHDDをCF化を行いました。
使ったコンパクトフラッシュメモリは、グリーンハウスの「GH-CF16GTX」です。
コントローラを4つ搭載して300倍速を実現したと言ううたい文句で良さそうなスペックなのにネット上ではあまり実績が見当たりません。
そこで値段も手ごろなので実際に買う事にしました。

まずはX40を分解します。
分解方法はIBM公式サイトで公開されています。
「保守マニュアル - ThinkPad X40」
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd11.nsf/jtechinfo/SYM0-030C527
ねじを外して爪を折らないようにカバーをずらせば外れます。


コネクタが出てきたらHDDを取り外して変わりにCFカードを挿します。
ちなみにCFカードを2.5インチに変換するアダプタは1000円くらいで売ってるものを使っています。
ThinkPadは分解しなくてもHDDを取り付けられるのですがCFカードを挿すのはかなり難しいので素直に分解した方が簡単です。


取り付けたCFカードと本体の間に隙間が出来るのでホームセンターで買ってきたクッションを間に挟みます。


仮組みをして電源を入れてBIOSでCFアダプタが認識してれば成功です。
ねじを締めてもとの状態に戻し、OSをインストールします。
今回はWindowsXPをUSBメモリにコピーしてインストールしました。
これはかなり便利です。
書き込みが遅いのか、WindowsUpdateに異様に時間がかかりました。
でも起動は異様に速くて感動ものです。

ベンチマークの結果は以下の通り。


読み込みはそこそこ出ています。
内蔵HDDの読み込みが20MB/s程度なので3倍くらい出ています。
その分、書き込みが残念です。
実用性についても何かする度に待たされるので正直きつい。

そこでFlashFireと言うツールを導入しました。
これはメモリキャッシュを作るツールで書き込みタイミングを制御して最適化出来ます。
導入したバージョンは、0.9dです。最新バージョンはデスクトップ向けで休止状態に対応していないようなので要注意です。
これを導入した結果、明らかに動きがよくなりました。
あまり意味はないですがベンチマークは以下の通りです。


数字上は幾分かマシになっています。
注意点は書き込まれていないデータは消えてしまうのできちんとシャットダウンまたは休止状態にすることです。
それとFlashFireに確保されたメモリがいっぱいになると動きが急激に遅くなるので不用意に書き込みが発生するソフトを起動しないことです。
私の用途はタブブラウザで5、6個画面を開いてニュースサイトを読む程度なのでいっぱいにならずに快適に使えてます。

メモリディスク化した事で消費電力が下がったのと、HDDの音や振動がなくなったのと、本体を傾けてもHDDがクラッシュしない事の恩恵が大きかったです。

おまけ
BluetoothアダプタとBluetoothマウスでついでにマウスも無線化しました。

思ったより出っ張りがあって涙目。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿