車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

美並あちこちウォッチ in 岐阜県郡上市美並町

2020年05月22日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岐阜県

 円空街道の途次で見かけた「基幹集落センター」の案内板。「ここは、大正3年に創立され昭和45年まで使われた「高山小学校」があった場所」とあります。「石造りの門や石垣」、『二宮金次郎』の像が、今も当時の歴史を伝えています。

川千谷の入り口、岩盤をくり抜いた祠に祀られる「鯖大師:石像」。大正十三年三月に建てられたと記されています。この頃に、郡上新四国八十八カ所の石仏作りが盛んになったとか・・お大師様の縁とあれば、ここはきちんとお参りせねば🙏🙏

【大坂や 八坂 坂なか鯖一つ  大師にくれて馬の腹痛 くれて腹止む】右手に鯖をぶら下げた大師さんのお顔、なんだか笑っているように見えて、つい釣られ笑い😊 日本昔話の題材にそのまま使えそうな「鯖大師の逸話」、全国各地に残されています。

「菊間御殿跡(高光屋敷跡)」の看板を発見したので、ちょっと寄り道。「屋敷跡は粥川右岸に位置したと云い、『藤原高光』の長子『高森』が、『粥川』と姓を改めてここに住み、その子孫が代々受け継いできたと伝えられます」・・多分この石橋の向こうに見える広い場所が、その屋敷跡でしょうね。

『藤原高光』と言えば「猿虎蛇」。で、その妖怪退治に一役買ったのが「粥川のウナギ」。高光橋の柵にはこんなに立派なウナギのレリーフがあります。何しろ神様のお使いとされる「粥川のウナギ」。地域の方にとっては大切な大切な存在なのです。

郡上市美並町三戸山の中に鎮座される「鹿島神社」。御祭神は『武甕槌命』。境内案内に「養老年間(717~724)泰澄大師創建四九社の一社と伝えられる。」と記されています。

本殿へ上がる石段途中から神域を守護される狛犬さん。残念ながら私が行けるのはそこまで。ご本殿へと続く石段はとても急で、ご亭主殿からストップがかかってしまいました😔

最後の美並町一押し名所は「日本人口重心地」・・・はて?「人口重心(じんこうじゅうしん)」とは何ぞや?という事でWikiさんにお伺い。簡単に言うと、その地域に住んでいる全ての人が同じ体重を持つと仮定して、その地域を支えることができる重心となる場所・・だそうで、別名「日本のヘソ」とも呼ばれます。

20世紀最後の「人口重心地の記念碑」が建つのは、美並町大原に鎮座される「子安神社」の境内。もちろん、きちんと参拝もさせていただきました🙏🙏。ちなみに訪問はしていませんが、美並町白山には、1995年国勢調査の人口重心を記念して建てられた「日本まん真ん中センター」なるものも存在するそうです。

訪問日:2012年5月21日


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