うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

マンガ 嫌韓流2

2005年10月10日 | 本のはなし
続きを書きたいと思います。

まず、この本を読んでの韓国に対する感想ですが、認識を変えなくてはいけないと強く思いました。本文のコラムにもありますが、イスラムと同じように全く日本とは異質の国だと理解しなくてはいけないという事です。顔かたちが近く、隣国ですから自分たちと似ていると思ってしまいますが、それがすでに間違いだと思います。

それは国の成り立ちが大きく違うのですがら当たり前なのかもしれません。日本は有史以来元寇はありましたが、外国から侵略を受ける事がほとんどありませんでした。それに比べ朝鮮半島は常に中国の圧迫を受け続けてきました。実際に完全に支配された事はほとんどなかったと思いますが、常に属国扱いだったと思います。

だから、小中華思想というのは言われれば分かります。中国が一番偉く、その次に自分たちで、遠く離れた日本は野蛮な国という気持ちが強いというのも理解ができます。歪んだ感情だとは思いますが、そう考えなくては常に中国からプレッシャーを受けながら民族の誇りを保つ事ができなかったのかもしれません。

韓国人が日本人を下に見ているというのであれば、今の韓国の態度も理解ができます。見下していた国の支配下に入った日韓併合などはどうしても認めたくない事実でしょう。中国と同様に韓国の言う事に文句を言う事が許せないのでしょう。しかし、反論するにはあまりにも日本人は自国の歴史を知らないと思います。

韓国の太陽政策も不思議で仕方ありませんでした。韓国は2万人以上北朝鮮に拉致されているというのに、それを解決もせずに仲良くしようなんて正気とは思えませんでした。しかし、考えてみれば同じ民族なのですから、気に食わない日本よりよっぽど北朝鮮の方がいいのでしょう。

いいと言うより同じなのだと思いました。以前韓国も竹島のあたりで漁民を4000人近く拉致した事実もあるようです。つまり、一応韓国は一見普通の主権国家にみえますが、実は中身は北朝鮮と同じという事です。強い者に弱くて、弱い者に強いという事です。

日本人は相手が怒っているとついつい自分に非があるかもと思ってしまいます。それはダメなところでもあるのかもしれませんが、日本人の良いところでもあると思っています。しかし、それにつけ込む国も多いという事だと思います。靖国問題もけっして相手が怒っているからという理由で引いてはいけないという事だと思います。

だから日本人はもっときちんと自国の歴史を学ばなくてはいけないと思います。ただ、残念ながらそういう教育はあまりされていないように思います。さらに残念な事にマスコミの言う事も鵜呑みに出来ないという事です。自分で情報を収集しきちんと取捨選択しなければ反日の都合のいいように操作されてしまうかもしれません。

中国や韓国との関係は大切だとは思いますが、多くの政治家が言うようなすりよりは非常に危険だと思います。ほんとの友好関係はお互いに相手の事をもっときちんと知り、問題点をきちんと認識して初めて改善の方向に進むのではないかと思います。もっと韓国の事を考えようと思えて、この本を読んでよかった思います。

マンガ嫌韓流

晋遊舎

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