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メジャーの現実

2005年01月25日 | スポーツ
上原選手 交渉は難航
上原選手の問題はいよいよおかしな事になってきました。元々は球団提示額と希望額との開きの大きさに不満を持っていたようでしたが、それがポスティング問題に変わってきました。契約金返還や年俸ダウンと引き換えに今季のオフのポスティングを要求していくと言っていたと思っていたのですが、今季のメジャー移籍も視野に入れているとなっています。

よほど、今回の交渉で球団に対して不信感を募らせたのでしょうか。それとも引くに引けなくなったのでしょうか。ますます妥協点を見いだしにくくなってきました。こんな記事まで書かれて仮に解決したとしても今季巨人でいいプレーができるのか心配です。

今年の日本人のメジャー挑戦は苦戦が続いています。井口選手はホワイトソックスに決まったようですが、結局年俸はダイエーの時とほぼかわらずのようです。FAの薮選手と今回の井口選手以外はまだ決まっていない状況です。

木田選手がメジャーは甘くないと言っていますが、ほんとにそうだと思います。名手アロマーは2年前の12分の1の年俸で契約したり、320セーブ投手がマイナー契約になったりしています。メジャーで118勝あげた野茂選手でも一年故障で結果が出なければ契約してもらえませんでした。ただ、現在は4球団からオファーがあるそうで、さすがです。結果を残してきた選手でさえこの状況です。木田選手が言うようにメジャーで全くプレーしていない選手が高待遇で迎えられる方が難しいでしょう。ましてや、中村選手は昨シーズンの成績では日本のような甘い待遇では迎えられないでしょう。ただ、結果さえ出せば日本よりもはるかにいい待遇を得られるのですから、やはり実力で勝ち取ってほしいと思います。

古田選手会長がポスティングの見直しを要求するようです。確かに今のポスティングの問題点は球団側と選手会側がきちんと話し合って改革しなければいけないでしょう。本当はファンの意見も広く募って改革してほしいところです。古田会長は「選手は意思を表明しているだけなのに、どうしてもゴネていると言われてしまう」と言っています。しかし、ポスティングを表明している全ての選手がゴネているとは誰も思っていないのではないでしょうか。去年のストの時もそうですが、古田選手は選手会の代表なので選手の味方なのは当然だと思います。しかし、やみくもに選手を応援しているファンの意見だけでなく普通の野球ファンや一般の人の意見にこそもっと耳を傾けてほしいと思います。厳しい意見こそ大事であって、そういう意見も含めて色々な角度の意見も加味して球界の改革にあたってほしいと思います。

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