うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

ジーニアスバー

2005年05月28日 | Macのはなし
友人からPowerBook G3の調子が悪いから見てほしいと頼まれました。症状を聞いたら、かなり不安定だった上に、もう何か月も前から電源が入らなくてほったらかしという事でした。家に持って帰ってボクの知識で色々やってみたのですが、結局電源が入りませんでした。友人にどうするか聞くと、修理してまではいらないというのでボクがもらう事になりました。

PowerBook G3はボクが一番カッコイイと思うパソコンです。もう5年以上前の機種なのでスペックは古いですが、インターネットしたりするくらいなら今でも全然問題ないと思います。できれば、修理してでも使いたかったので、久々に心斎橋のアップルストアに行きました。

以前、ジーニアスバー(アップルストア内のサポートカウンター)での対応の悪さにがっかりしたので、本当はあまり行きたくありませんでした。しかし、かなり古い機種ということと、すぐ見て欲しかったので仕方なく行く事にしました。前の事があったので、今回もある程度覚悟していきました。

でも、今回担当していただいた方は、非常にしっかりした方でした。貰い物で電源が入らない状態のパソコンなので、友人から聞いた情報しかなかったのですが、色々調べていただき、ボクが全然知らなかった処置もしてもらいました。結局立ち上がらなかったのですが、しっかり見てもらって上で、きちんと説明していただいたので、お金がかかる事になりましたが、全面修理することにしました。まだ、修理に出したばかりで、きちんと直してもらったわけではないのですが、初めに考えていた以外の箇所もチェックしてもらえるように手配してくださいましたし、今のところ高い修理費を払ってもいいと思えます。

これは別にパソコンのサポートに限った話ではないと思いますが、客の話をよく聞いて、客の望んでいる事を理解し、しっかりした技術で対応し、素人でもわかる説明で解決法を複数提案するというのが、「プロ」だと思います。パソコンのサポートは知識や技術に加え、接客や説明の能力も必要ですから大変でしょうが、今回担当していただいた方には満足しました。

以前、アップルのサポートに対してかなりの不満を持っていたので、今回見方が大分変わりました。ただ、前回のように担当してもらえる人によってかなりの対応の差があるとは思いました。今日担当して頂いた方くらいが、基準レベルならいう事なしなんですけど、なかなか「プロ」と呼べる人は少ないように思います。