うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

喫煙者のマナー

2005年05月16日 | 日記
元々人が多いとそれだけで疲れてしまうので、休日の昼間の大阪などにはあまり行かないのですが、ここ3日ほどは用事があり、人混みに行く事が続きました。少しの間にも関わらず、タバコで何回も嫌な思いをしました。

最初はタクシーに乗ろうと思い、手を挙げてとめたのですが、その運転手さんがくわえタバコをしていました。しかも窓はあけていませんでした。もちろん、止める前から分かっていたら、別のタクシーを探したのですが、とめてから断るのも気が引けたし、一人ではなかったので、仕方なく利用しました。結局ワンメーターほどの距離でしたが、しばらく頭痛がしました。

これに始まり、飲食店や喫茶店、駅のホーム、風の強い狭い道路でとあらゆるところで、煙をかけられました。お店では分煙されているところもありますが、ほとんどは席を分けているだけで、敷居も空調もされていないように感じます。禁煙席に座っても煙は普通に流れてくるので、ほとんど意味がありません。もちろん、完全に分煙すると大変なのでしょうが、あれではポーズでやっているか、喫煙者が考えたかのどちらかではと思ってしまいます。

JTがマナーの広告を出していますが、あれにもいつも腹立たしい気分になります。あれはきっと喫煙者が作っているのだろうと思います。

例えば、ホタル族もベランダなら自分の子供に煙を吸わせなくてすむという事でしょうが、風が吹いて煙や灰はどこに行くのでしょうか?隣や下の階に流れる事もあるでしょうし、それより以前ボクはベランダから歩道にタバコを投げ捨てている人を見ました。しかも火が消えていないものをです。人にあたったらどうするのでしょう。車の灰皿の吸い殻を道ばたに捨てる人と同じで、自分の空間がきれいならそれでいい、外がどうなろうがしらないという事なのでしょう。

喫煙スペースもそれ自体は構わないのですが、会社で息が抜ける場所や知らない人と話せる場所と言いますが、マナーとは全く関係がありません。吸わない者から見れば、休憩時間でもないのに休憩できたり、気分転換できたり、うらやましい限りです。ボクが見たり人から聞く限りでは、お昼等の休憩時間以外の喫煙を禁止している会社はかなり少ないように思います。

タバコの煙やニオイはもちろん嫌いですが、我慢できないほどではありません。知り合いであったり、吸う前に断ってくれる人は構わないです。嫌なら言えばいいだけの事です。そうではなくて禁煙場所であったり、禁煙場所でなくても人混み等常識で考えれば迷惑な場所で、当たり前のように喫煙している人の無神経さが腹立たしいのだと思います。煙やニオイは喫煙者が思っている何倍も遠くまで広がっています。

JTはかわいいグラフィックで、分かったような分からないようなマナーのCMではなく、どれくらい周りが迷惑しているかとか、マナーを守らない事がいかに恥ずかしい事なのかとか分かるCMにしてほしいと思います。そうしないと大多数のマナーを守って喫煙している人が気の毒だと思います。