笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

リハーサル( その2)

2012-02-16 19:19:59 | 日記
2月25日の横浜能楽堂での笛の発表会に向けて、一生懸命稽古に励んでいます。

今日はその一環として、会社のOB会の懇親会で発表会の曲を吹かせて貰いました。(1月28日のブログでリハーサル(1)をご紹介)

いやー、とことん上がりました。

会合の案内書に「カラオケ大会有り。奮って参加を」とあったので、申し込み書に「カラオケ大会で篠笛を吹かせて欲しい」と頼んで置きました。

今日は、会合の始まる30分前に会場のホテルに着き、喫茶店で時間を調整して15分前に受付に行きました。

カラオケ大会の司会の方から「プロの方の津軽三味線の演奏の後、皆さんのカラオケ大会の前に演奏して下さい」と言われました。

いやいや、これは大変なことになったな!と思いましたが、「自分で頼んだことだ」と腹をくくり、橋がかりを想定して最初の部分は歩くことを伝えました。

しかし、席に着くと既に喉が渇き、ウエーターに水を貰いました。

会合の主目的である議事が進む間も落ち着きません。何度も水を飲みました。

懇親会が始まりましたが、ビールを飲む気にもなりません。勿論、食べ物にも手が出ませんでした。周りの人は怪訝そうにしていました。

いよいよゲストのプロの演奏家の津軽三味線の演奏(写真)が始まると、心臓が益々高鳴って来ました。

プロの演奏が終わり、司会の方から紹介があり皆さんにお辞儀をして覚悟を決めた積もりでしたが、なんと心臓がガタガタ言うのが聞こえてきます。

自分の席から吹き始めました。

「南部牛追い唄」の最初の四六ーが何とか上手く出られたので落ち着くかと思いましたが、少しも心臓は静かになりません。

次の「斉太郎節」に移ったころには、笛の音がすっかり掠れてしまい、リズムにも乗っていません。

ほうほうの体で最後の「相馬盆踊り唄」の最初の囃子を吹き、少し落ち着くことが出来ましたが、だんだん指が動かなくなって来ました。

最後の締めの83は息が強く出なくて締まりませんでした。

終わって深々と礼をして席に戻りました。

皆さんからはカラオケ以外の余興の珍しさも有り、沢山拍手をいただきました。
感謝です。

本番にむけての今日の演奏の収穫は、「凄く上がることが実感出来たこと」、「橋がかりでの演奏時間が掴めたこと」です。

後1週間、腹をくくって吹き込むだけです。
コメント (1)
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お雛さまを出しました

2012-02-16 09:35:45 | 日記
この時期はお雛様を飾る季節です。

我が家でも家内が、一昨日飾りました。

娘が3歳になった春に、いまは亡き家内の両親が買ってくれました。

仙台の社宅に居たときで、それ以来、高円寺、金沢、代官山、津の社宅を巡り、今の千葉の家(途中で建て直しましたが)に落ち着きました。

娘のところはマンションで狭いので、これはそのまま我が家に居着いています。

千葉県の勝山市を初め、全国のあちこちで沢山の雛飾りを集めて飾っていますが、私はそれぞれの家で思い出と一緒に飾ってある方が好きです。
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