goo blog サービス終了のお知らせ 

ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

時間とお金の“天引き”発想

2012年06月28日 | 日記
顧問先のお客様をご訪問していると、病気になられたとか、
体調を崩されたというお話を聞くことがあります。

先日も中国出張中に椎間板ヘルニアで全く立ち上がられなく
なって大変だったという社長さんがいらっしゃいました。

そういうお話を聞くたびに痛切に感じさせられるのは、

★会社の重要な経営資源 = 社長の健康

ということです。



体がだるく、しんどい…

太り気味で体脂肪がどんどん増えてきた…

経営者がこういう状況になると、頭の回転も鈍くなる。

脳と肉体はつながってる。
よって、体が重いと脳の回転も鈍くなる。

私自身の過去の反省も含めて、そう思います。



逆にいえば、普段からトレーニングで身体を鍛え、定期的に
有酸素運動をして疲労回復を心がけていると、エネルギッシュ
に動けるし、脳の回転も速くなる。

★社長業 = 意思決定業

ですから、決断のスピードも磨かれると思います。



よって、経営者にとってトレーニングや有酸素運動の時間は必須で
あると思います。

ただ現実は日々忙しいと、せっかくスポーツジムの会員になっても、
ついつい行けない日が続く…

ということがよく起こりがちですね。私自身も反省です…



お金の世界で考えてみましょう。

貯金をしてお金を残そうと考えても、先に使うお金を優先し、残り
を貯蓄に回そうとしても、なかなかお金は貯まりません。

ですから、貯蓄目標額を先に決め、毎月給与天引きで別口座に自動
振込にして、残ったお金で生活するようにすると貯金しやすいですね。



それと同じで、会社の資金繰りにおいても内部留保を貯めようと
考えても、日々の運転資金を回すのに精一杯でとても内部留保を
貯める余裕はない。

そんな状況下で「お金はなかなか残らない」と嘆いても、いつまで
たっても資金繰りは楽になりません。


私は常日頃から「会社の今日のお金」ばかりを追いかけず、「会社の
将来のお金」が自動的に貯まる仕組みをつくることを提唱しています。

中小企業倒産防止共済や経営者保険に加入すれば、自動振替で半強制的
にキャッシュが「埋蔵金」として貯まる仕組みができますね。

いわゆる“天引き”発想です。



そう考えると、時間もお金と同様、半強制的に自分にとって大切な時間
を“天引き”する。

その一環として、経営者がトレーニングする時間をブロックし、あらかじめ
スケジュールの中に組み込んでおく。

そして、その他の残りの時間で集中力をもってバリバリ仕事をする。

この発想が社長自身の健康を維持し、エネルギッシュに動け、スピーディーに
意思決定できる状態を可能にする。

40歳を過ぎると、このような考え方を持たないといけないなとつくづく
思います。

時間もお金も“天引き”発想が大切ですね。


最新の画像もっと見る