
正月三が日を有意義に過ごしていますか?
私は昨日、岡山県の山奥で“一人温泉”していました。

携帯電話が圏外になるような人里離れた場所。
都会の喧騒を忘れられる、何とも贅沢な正月ならでは
の時間で、物思いにふけるには最高の空間。

雪景色は風情がありました。
というわけで、昨日に続き、経営者の【惜福】について
じっくり考えます。

▼「今のお金」よりも「将来のお金」
これも「惜福」の例である。
経営の究極の目標は【会社を潰さず、存続させる】こと。
そして、会社経営は人生同様、山あり谷あり。
今年儲かったからといって、未来永劫右肩上がりは、
基本的にありえない。

よって、目の前の利益をすべて享受してしまわず、
将来の不測の事態に備えるためのキャッシュを
計画的かつ戦略的につくるべし。

例えば、注意が必要なのは「決算賞与」。
会社で稼いだ利益を従業員に全部還元するのも
熟慮が必要である。
全社で利益目標を大きく上回ったということで、
従業員のモチベーションアップのため、
よく頑張ってくれた従業員の労に報いるため、
特別に「決算賞与」を出してあげることは大切である
ことに間違いはない。
しかし、さじ加減は絶対に必要である。
決算賞与は、確かに従業員に大変喜ばれるだろうが、
効果はあくまで【一時的】にすぎないからだ。
従業員の物心の幸せを真に追求するなら、
目先の賞与も大切だが、例えば、
▼将来の退職金財源のためのファンドづくり
▼万一ケガや病気をしたときの保障
を生命保険のチカラでつくるべく、
【将来のお金】の予算取りが大切である。

いったん「決算賞与」で出してしまったお金は、
従業員にとって既得権になってしまう。
来年以降も同水準の利益を稼ぎ続けられる保証
があるなら全く問題ない。
しかし「一寸先は闇」の今日の経済環境の中では、
目先の利益全ての享受に社長と従業員が走るのは
賢明でない。
「将来のお金」を準備していない経営者の99%は、
目の前の資金繰りに精一杯でそんな余裕はないと言う。
ただ私からすれば、そんなことを言っているから、
いつまでたってもお金の悩みから解放されないのだ。
目先の利益全てを享受しない「惜福」が下記を実現させ、
経営者に精神的安定とやりがいと幸福をもたらす。
▼会社の永続的な発展
▼どんな時代が来ても動じない財務基盤
▼安定した雇用を通じ、従業員の物心の幸福の追求

「福」も女性と同様(?)追いかけるほど逃げていくもの。
福が本当に欲しければ、“惜しむ”心を持とう!
▼桃栗三年 柿八年
という言葉もある。
芽が出て実がなるまでに、桃と栗は三年、柿は八年かかるのだ。
将来の「収穫祭」へ向けて、2013年を突き進む!

私は昨日、岡山県の山奥で“一人温泉”していました。

携帯電話が圏外になるような人里離れた場所。
都会の喧騒を忘れられる、何とも贅沢な正月ならでは
の時間で、物思いにふけるには最高の空間。

雪景色は風情がありました。
というわけで、昨日に続き、経営者の【惜福】について
じっくり考えます。

▼「今のお金」よりも「将来のお金」
これも「惜福」の例である。
経営の究極の目標は【会社を潰さず、存続させる】こと。
そして、会社経営は人生同様、山あり谷あり。
今年儲かったからといって、未来永劫右肩上がりは、
基本的にありえない。

よって、目の前の利益をすべて享受してしまわず、
将来の不測の事態に備えるためのキャッシュを
計画的かつ戦略的につくるべし。

例えば、注意が必要なのは「決算賞与」。
会社で稼いだ利益を従業員に全部還元するのも
熟慮が必要である。
全社で利益目標を大きく上回ったということで、
従業員のモチベーションアップのため、
よく頑張ってくれた従業員の労に報いるため、
特別に「決算賞与」を出してあげることは大切である
ことに間違いはない。
しかし、さじ加減は絶対に必要である。
決算賞与は、確かに従業員に大変喜ばれるだろうが、
効果はあくまで【一時的】にすぎないからだ。
従業員の物心の幸せを真に追求するなら、
目先の賞与も大切だが、例えば、
▼将来の退職金財源のためのファンドづくり
▼万一ケガや病気をしたときの保障
を生命保険のチカラでつくるべく、
【将来のお金】の予算取りが大切である。

いったん「決算賞与」で出してしまったお金は、
従業員にとって既得権になってしまう。
来年以降も同水準の利益を稼ぎ続けられる保証
があるなら全く問題ない。
しかし「一寸先は闇」の今日の経済環境の中では、
目先の利益全ての享受に社長と従業員が走るのは
賢明でない。
「将来のお金」を準備していない経営者の99%は、
目の前の資金繰りに精一杯でそんな余裕はないと言う。
ただ私からすれば、そんなことを言っているから、
いつまでたってもお金の悩みから解放されないのだ。
目先の利益全てを享受しない「惜福」が下記を実現させ、
経営者に精神的安定とやりがいと幸福をもたらす。
▼会社の永続的な発展
▼どんな時代が来ても動じない財務基盤
▼安定した雇用を通じ、従業員の物心の幸福の追求

「福」も女性と同様(?)追いかけるほど逃げていくもの。
福が本当に欲しければ、“惜しむ”心を持とう!
▼桃栗三年 柿八年
という言葉もある。
芽が出て実がなるまでに、桃と栗は三年、柿は八年かかるのだ。
将来の「収穫祭」へ向けて、2013年を突き進む!
