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ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

社員教育の最高の教科書 

2011年11月14日 | 日記
11月も中旬になると、私たちの業界はいよいよ繁忙期に入って
きます。

今朝の社内ミーティングでは、1冊の本を共有化しました。

「残業ゼロの仕事力」のご著者の吉越浩一郎氏の新刊。

本のタイトルは「仕事ができる社員 できない社員」(三笠書房)
です。

トリンプの元社長で、残業ゼロで19年連続で増収増益を達成
された名経営者のお言葉は重みが違います。


トリンプの仕事力のノウハウの爪の垢でも煎じて飲ませて頂く
べく、色んな取組みを導入しています。

◎がんばるタイム

◎社員の机と机の間に高さ50センチの仕切り

◎正社員スタッフにパート主婦のアシスタント制


この本には、その他にもこんなことが書かれています。

◎部下にデッドラインを与えない上司は、上司失格です。

◎部下もまた、仕事を指示されたときに「締め切りはいつでしょうか?」
 と自分から上司に確認する積極的な姿勢を持たねばなりません。

◎仕事ができる人は例外なく、デッドラインを積極的に自分に課せる人
 なのです。

◎人間はだらしないもので、自分を甘やかそうと思えば際限なく手綱を
 緩めることができます。人は易きに流れる性質を持っているのです。
 集中力のある人は「集中できる環境」を自分で整えられる人です。


社員に仕事力の醸成を図るうえで最高の教科書だと思います。



私たちの業界は、常に決算申告期限という法的なデッドラインの中で
仕事をすることを常としています。

しかし、そうした締め切りを守るのは会計事務所として当たり前の話。

やはり目指すべきは、あらゆる組織に共通することですが、

★サービスに付加価値をつける

★一人当りの労働生産性を上げる

★結果として、社員一人ひとりのワークライフバランスを実現する

ということになります。

経営者目線で考えれば、「緊急性は低いけど重要性が高い仕事」に自ら
デッドラインを設定できるか。

これがビジネスの成長のキモです。


こういう仕事本を社員教育の教科書として、ひいては経営者自身の仕事
のあり方を見つめ直すのに活用するのも良いですね。



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