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ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

期首・中間期・期末と一年をどんな心理状態で過ごすべきか?

2012年04月09日 | 日記
先日、顧問先のお客様と中間決算の経営成績についてお打合せ
させて頂きました。


どのクライアントにも長年顧問税理士としてお付き合いしていると、
それぞれ各人様に思考の特性があることがわかります。

先日お会いした経営者にもやはり、ある思考習慣があります。



それはこんな感じです。

★期首の時点 … 悲観的に業績見通しを考える。

★中間期 … 利益が一定以上出ていることを確認すると、
       会社のキャッシュフローを100%生き金
       になるような決算対策を次々とプランニング。

★期末時点 … 翌期の数字を厳しいと考え、最大限の節税チャンス
        を今期中に最終仕上げで活用する


一年を通じて経営者としてどんな心理状態で経営数字を見るべきか?

このことを考えた場合、この形が理想だなといつも感心させられます。



新たな事業年度がスタートすると、一年の経営成績について悲観的な見方を
するからこそ、コストをシビアに見て現場のスタッフにもコスト意識をしっ
かり持たせる。

すると、中間期の時点で一定以上の利益が上がる結果となる。

そのうえで決算期末に向けて、本業を伸ばす投資や節税対策などバランスよく
キャッシュフローを配分していく。


一年という事業年度における経営者のあるべきマインドコンディションは、

★悲観的に準備し、楽観的行動する

ですね。

このセオリーはやっぱり外せないですね。





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