平成23年度税制改正から「お金の設計図」のヒントを読みとる ＩＮ 栃木

昨夜、栃木県小山市に遠征してきました。

日本生命の小山支社主催のセミナー講師を務めるためです。

表題は、

◎社長の打つべき緊急財務対策　 平成23年度税制改正から「お金の設計図」のヒントを読みとる

小山グランドホテルにて、６０名ほどのご参加がありました。

小山は元来、甲州街道の宿場町。名産品として「とちおとめ」というイチゴやかんぴょうが
あります。

講演前は正直なところ、都市部と地方との格差が叫ばれる中、小山の中小企業の
皆様も不況の影響で苦しんでおられる方が多いのではないかと危惧しておりました。

しかし、それは取り越し苦労でした。



講師控室で、支社長と営業部長とお話しておりましたら、小山は大手自動車メーカの
工場が多数あり、その取引先でエコカー減税の影響により高収益の中小企業が結構
あるとのこと。

また、日本生命の各支社では全国的に職員数が減っている例が多いようですが、
小山支社は逆に職員数が増えているとのこと。

大変素晴らしいことです。



わが社のお客様でも、自動車や家電の業界の会社はエコカーやエコポイントの
追い風を受けて、高収益になっているケースをお見受けします。

今回の税制改正は高所得者＆資産家を狙い撃ちにした内容になっていますが、政府の
経済対策により潤っているケースも見られます。

よって、日本人として日本国でビジネスをさせて頂いていることに感謝の念を持ち、
政府の批判ばかりせず、新たな税制に対しては冷静に粛々と対応すべきですね。



昨日の講演では、最新の税制の流れから会社と個人にどうお金を配分すべきか、
経営者保険を活用し、お金を自動的に残す仕組みの作り方等の解説をさせて頂きました。

講演終了後の質疑応答でも、なかなか鋭く、しかも大変景気の良い質問を頂きました。


また医療法人を経営する歯科医師のドクター先生からも、歯科大学に通うお孫さんへの
贈与に関して、ご質問を受けました。

前向きな元気な経営者から節税に関するお問合せを頂けるのは、税理士として職業冥利
に尽きます。

このたびは私も小山の皆様から大きな元気とパワーを逆に頂くことができました。

日本生命の小山支社の皆様を初め、地元の中小企業経営者の皆さん、ほんとうに
ありがとうございました。