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ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

時代が大きく変わろうとしているシグナルか?

2012年11月12日 | 日記
1週間ぶりの更新ですいません。

先週は没我没入していました。


来週に控えた、日本経済新聞社グループの
日経BP社主催のセミナーコンテンツ
開発作業に完全に集中しておりました。

そして本日、主催者の方にテキスト原稿を提出。

来週は日経トップリーダー誌のプラチナ会員の全国の経営者
の皆様に魂込めてお話させて頂きますので、どうぞよろしく
お願いします。



さて、ここ最近新聞報道で取り沙汰されているのが、
パナソニック・ショックです。

あのパナソニックが2期連続の大赤字。

前期7721億円、今期7650億円の大幅損失…



「電化製品を水道水のように安く大量に普及させ、
 人々を幸せにする」

経営の神様と言われた創業者の松下幸之助氏が提唱
した「水道哲学」ですね。



たとえ商品開発で後手に回っても、巨大な生産能力と
販売力で追いつき、他を圧倒する。

これがパナソニック流の必勝モデルでした。



しかし今や世界市場では、それが通用しない。

デジタル分野で海外勢との技術差がなくなり、価格競争
が激化する「コモディティ化」が急速に進み、円高や
厳しい雇用規制などもあって、勝てなくなりました。


パナソニック・ショックの新聞記事を読んで、心に響いた
のが津賀社長のコメントです。

「価格が下落した世界で売上高を追求すると、
 収益をより悪化させる。」

「収益優先に転換し、価値観を変えたい。」



天下のパナソニックでさえ、過去の経営スタイルと決別
しようとしています。


その他の記事でも、

▼上場企業の収益減速 製造業2ケタ減益

▼新日鉄、住金8割減益 鋼材価格が低迷

▼シャープ、赤字4500億円 今季過去最大

▼電機事業の黒字化 ソニー「厳しい」



時代が大きく変わろうとしているシグナルをきちんと
感じとり、表層的に会社成長を目指すのではなく、
中小企業経営の本質論を見つめ直すべし。

お互い頑張りましょう!







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