百億円 ＜ 百年

私の祖母が百年生きたので、今日は企業経営における百年
について考えたいと思います。

最近の講演で私がいつもお話しているのは、

★百億円企業　＜　百年企業

ということです。


今日のような激動期において、私たち中小企業の
経営者がモデルとすべきなのは、上場企業よりも
百年企業の方であるという意味です。



ともすれば、私たち経営者は、

▼売上が大きければ大きいほど

▼社員数が多ければ多いほど

カッコイイという拡大志向に裏打ちされた固定観念
みたいなものにとらわれがちです。


しかし、法政大学大学院教授の久保田章市氏の著書『百年
企業、生き残るヒント』（角川ＳＳＣ新書）によれば、

★創業１００年以上の企業の９６％　

　　…　従業員数３００人未満の中小企業

★その半数　…　１０人未満

とのこと。



この数字から、あなたは何を感じますか？

年末の時期だからこそ、来年度の事業構想を練るうえで
じっくり考えてみたいですね。