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ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

現役世代の私に同情してくれたタクシーの運転手のお話

2011年11月02日 | 日記
昨夜は東京で宿泊し、今日神戸まで帰ってきました。

今回の出張で乗ったタクシーの運転手は、年金をもらいながら
副収入として働いている方でした。

生活の糧としてタクシーの運転手で働くのは過酷だけど、老後の
おこづかい稼ぎでタクシーを運転するのは楽しいとのこと。

ほんとにゆとりを感じました。


現役時代は、大手製鉄所に勤めておられたそうです。

「昔はよかったですわ。

 適当に仕事していても、給料はちゃんともらえましたからね。
 
 ほんとに良い時代だった。

 でも、今はそういうわけにはいかんでしょう。

 ちゃんと仕事しない人間は、大企業でもリストラの対象。

 ほんまに厳しい時代になりましたなあ。

 お客さんの世代は、年金も将来ちゃんともらえないでしょう。

 大変ですねえ。」

とおっしゃられ、目的地に着く前にメーターが上がる手前のところ
で早めにメーターだけ止めて、領収証を先に渡して下さいました。

現役世代の私を哀れに思って、温情をかけて頂いたようです…


実質的に値引きして頂き、ありがとうございました。



昨日の日経新聞朝刊にもこんな記事が出ていました。

「社会保障 働き盛りに重圧

 厚生年金保険料上げ提示 厚労省

 大企業40・50代2倍も」


記事によれば、厚生労働省が社会保障の保険料を見直して、高所得
の会社員の負担を増やす議論に着手したとのこと。

厚生年金は保険料が増えると、本人がもらう年金も増えるのが原則。

しかし厚労省は、上限の引き上げで保険料が増えた人の年金増額を
抑える考え方も論点として示したそうです。



税金も大増税で、厚生年金保険料も上がるとなると、経済の活力が
損なわれないか心配ですね。

いずれにせよ、古き良き時代はもう終わり。


今の時代に生まれたことを運命と受け入れ、与えられた環境の中で
全力プレーあるのみ。

気合を入れて、あと2ヶ月となった今年を頑張りましょう!

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