tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

西川好彦さん(葛城市課長)フルマラソン完走100回達成、おめでとうございます!

2023年06月29日 | 奈良にこだわる
日曜日(2023.6.25付)の毎日新聞奈良版に、〈国盗りマラソン100回完走 葛城市職員 西川好彦さん 全国巡り 人生豊かに〉という大きな記事が出ていた。市役所のお仕事の傍ら、フルマラソンの完走100回とは、すごい!

西川さんは「素晴らしい日々」というブログを書いておられ、そこで「勝手に葛城遺産」というコーナーを設け、現在までに214件の隠れスポットを紹介されている。当ブログでも紹介させていただいたことがあるが、何事にも「継続は力なり」を実践されていることに、頭が下がる。では、記事全文を以下に紹介する。

2010年の第1回奈良マラソンを機にランニングを始めた奈良県葛城市職員の西川好彦さん(50)=同市=が今夏、フルマラソンの完走100回を達成した。コロナ禍で出場予定の大会の中止が相次いで足踏みもあったが、毎週末にコツコツとローカル線を乗り継ぐなどして44都道府県86大会のマラソンに出場した。「走りに行く先々で知り合いもでき、地域の名物や地理にも詳しくなれた。走り始めて人生が豊かになった」と話している。

西川さんは学生時代は文化系一筋。入庁後は運動不足などから15年間で体重が10キロほど増えた。転機は、初開催と聞いて初めてフル(42.195キロ)に挑戦した10年12月の奈良マラソンだ。仕事帰りに毎晩自己流のトレーニングを重ねたが、練習のしすぎから足裏を傷め、レース途中で泣く泣く棄権した。めげずに練習を続け、再挑戦した11年11月の神戸マラソンでは見事完走。翌月の第2回奈良マラソンのタイムは3時間54分と、市民ランナーの目標のひとつである「サブフォー(4時間切り)」を果たした。

当初は毎年出場する奈良マラソンでタイムを追求したが、15年に出場した北海道での大会をきっかけに全国のご当地マラソンを巡る「国盗(と)りマラソン」に挑戦。毎年十数回の大会を完走し、レース後に地域のグルメや観光地を回るなど、地方大会ならではの楽しみも満喫してきた。

6月4日には千歳JAL国際マラソン(北海道)に出場し、雨に苦しみながら100回目の完走を成就させた。今春、市の建設課長を拝命したため毎週のような出場は難しくなったが、担当する公共工事の現場や市道の危険区域を走って見回るなど、仕事も兼ねたトレーニングを続けている。「ランニングはいろんな楽しみ方ができる生涯スポーツ。タイムだけでなく、周囲を見る余裕ができた今はさらに楽しい」と笑顔を見せた。【稲生陽】


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