先週の土曜日(4/26)、南円堂(興福寺)の前を通ると、藤がきれいに咲き出していた。藤棚の下では、背中に「南無大師遍照金剛」と書いたお遍路さんや、観光客がたくさんお参りしていた。
「南円堂の藤」は、南都八景(奈良八景)の1つだ。中国の瀟湘(しょうしょう)八景にならって作られたもので、室町時代の禅僧の日記に登場するわが国初の八景である。この藤のほか、雲井坂の雨、東大寺の鐘、轟橋の旅人、春日野の鹿、佐保川の蛍、三笠山(=若草山)の雪、猿沢池の月が入っている。
※雲井坂の雨(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/02787f6d15a9ce98dd0112d4ee7859f7
奈良で藤というと、春日大社の「砂ずりの藤」があまりにも有名なので、南円堂に藤棚があることを知っている人は、意外なほど少ない。春日大社は藤原氏の氏神で、苗字にもついている「藤」をことのほか大切にしたそうだが、それなら藤原氏の氏寺である興福寺に藤があってもおかしくないのだ。
http://www.kasugano.com/kankou/kasuga_fuji/
飛火野(奈良公園内)にも藤があり、ここは結構穴場である。飛火野の南端に群生している。
http://www3.kcn.ne.jp/~mamama/nara/floral/kasugataisya-shrien-03.htm
奈良市内の藤は、ちょうど今が見頃だ。今朝(5/3)、東京は激しい雨だそうだが、こちらは快晴である。今日からの4連休には、ぜひお訪ねいただきたい。
「南円堂の藤」は、南都八景(奈良八景)の1つだ。中国の瀟湘(しょうしょう)八景にならって作られたもので、室町時代の禅僧の日記に登場するわが国初の八景である。この藤のほか、雲井坂の雨、東大寺の鐘、轟橋の旅人、春日野の鹿、佐保川の蛍、三笠山(=若草山)の雪、猿沢池の月が入っている。
※雲井坂の雨(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/02787f6d15a9ce98dd0112d4ee7859f7
奈良で藤というと、春日大社の「砂ずりの藤」があまりにも有名なので、南円堂に藤棚があることを知っている人は、意外なほど少ない。春日大社は藤原氏の氏神で、苗字にもついている「藤」をことのほか大切にしたそうだが、それなら藤原氏の氏寺である興福寺に藤があってもおかしくないのだ。
http://www.kasugano.com/kankou/kasuga_fuji/
飛火野(奈良公園内)にも藤があり、ここは結構穴場である。飛火野の南端に群生している。
http://www3.kcn.ne.jp/~mamama/nara/floral/kasugataisya-shrien-03.htm
奈良市内の藤は、ちょうど今が見頃だ。今朝(5/3)、東京は激しい雨だそうだが、こちらは快晴である。今日からの4連休には、ぜひお訪ねいただきたい。
早速、南円堂の藤棚を5日に拝見に行きましたが、花は殆ど終わっていました。社務所に確認した処、今年は一週間程早かったとのことでした。
然し、その代り北円堂の開扉に間に合い、初めて国宝の無著・世親菩薩像「運慶」作その他仏像に巡り合い、感動しました。
毎日楽しみに拝読しております。
頑張って下さい、奈良の何所かで会える事
を楽しみにしております。「団塊世代」
> 南円堂の藤棚を5日に拝見に行きましたが、花は殆ど終わっていました。
> 社務所に確認した処、今年は一週間程早かったとのことでした。
これは申し訳ありません。4/26は半咲きでしたが、それからすぐに満開になって散ったのですね。北円堂の仏さまは、素晴らしいです(もう少し明るいと、有り難いのですが)。
> 毎日楽しみに拝読しております。頑張って下さい、
> 奈良の何所かで会える事を楽しみにしております。
最近は毎日更新していますので、引き続きご愛読いただきたく。私も、お会いできる日を楽しみにしています。