おかげさまで、奈良まほろばソムリエの会が書いた『意外な歴史の謎を発見! 奈良の「隠れ名所」』が、地元の大型書店「啓林堂書店」(県内6店)のベストセラー第1位にランクインしました!
実は昨日(7/25)、本書をまとめ買いしようと近鉄奈良駅前・小西さくら通りの同書店「奈良店」へ行きますと、売り場の3ヵ所(入ってスグ、新刊の棚、奈良本の棚)にあった本書が、すべて合わせても10冊足らずしかなく、あきらめて同書店の「学園前店」でやっと買えた、という経験をしました。
店員さんに聞くと「特に奈良店で、飛ぶように売れています」とのこと。今朝(7/26付)は奈良新聞のコラム「國原譜(くにはらふ)」でも紹介していただきました。全文を抜粋しますと、
法隆寺、東大寺など世界的に著名な文化歴史遺産に恵まれた奈良だが、一般にあまり知られていない名所、歴史的逸話も案外多い。『意外な歴史の謎を発見! 奈良の「隠れ名所」』(実業之日本社)が啓林堂書店(県内6店)のベストセラー1位となったのは、そんな穴場を知りたいという人が多い表れだろう。
「奈良通」の人たちの集まりである「奈良まほろばソムリエの会」のメンバーらが執筆。奈良に生まれ育った筆者でも目からウロコの内容だ。例をあげると、近所にある県馬見丘陵公園内の国史跡・ナガレ山古墳に設置されている円筒埴輪には、地域住民が粘土で製作したのが181本あるとは住民ながら知らなかった。
率川神社のゆりまつりは「これほど美しい神事は見たことがなかった」と三島由紀夫が感嘆。有名な入浴剤のルーツは当麻寺・中将姫の秘薬だったらしい。
あちこち出掛けていってポケモンを探して捕獲するスマートフォンのゲーム(ポケモンGO)がブームとなっているが、県内の各地域を歩くとポケモン以上に面白い新発見があるのではないか。(栄)
意外な歴史の謎を発見! 奈良の「隠れ名所」 | |
奈良まほろばソムリエの会 | |
実業之日本社 (じっぴコンパクト新書) |
20人近い執筆陣により産経新聞に連載した115本から、72本を厳選しました。私が書いたのは7本で、
称名寺の村田珠光
高畑の不空院
農業指導者・中村直三
山の辺の道
中将姫と中将湯
若葉の吉野山
天誅組決起150年
新聞掲載時より文章を短くし、写真の一部を差し替え、図も入れましたので、とても見やすくなっています。私はほぼ全編のチェック役を担当していましたので(大変な苦労でした)、本が売れてたくさんの方に見ていただけるのは、望外の喜びです。仲間うちでは、来月に出版記念会をやろう、という話も出ています。皆さん、ぜひ本書をお読みいただき、奈良の「隠れ名所」をお訪ねください!
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