※ピノキオさんは、2017年7月、奈良もちいどのセンター街に
移転オープンされました!詳しくは、こちらをご覧ください。
これは驚いた!奈良の老舗喫茶店「ピノキオ(PINOCCHIO)」(奈良市下三条町24)が、2月25日(土)に閉店していたのだ!お店の貼り紙によると、
※トップ写真は、ブログ「最近“感謝”を忘れがち。。」から拝借
閉店のご挨拶
この度、私共は創業以来90余年の永きにわたり皆様方のご厚情をいただいて、今日迄営業を続けて参りましたが、大和都市計画に基づき、道路拡張の為、29年2月25日を持ちまして閉店致す事となりました。
皆様方の長年のご愛顧、ご支援の中、誠に急なお知らせでご迷惑をお掛け致す事となりましたが、諸事情をご賢察の上、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。あらためて長年のご愛顧に、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。 店主 スタッフ一同
追伸 近々、新たに市内でオープンする予定で居ますので、又その節はお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。
お店の貼り紙。以下の2枚の写真はWさんのFacebookから拝借
うーむ、三条通の拡幅事業のため立ち退かれたのだ。昔は「マンダーレ・ピノキオ」という店名だった。このお店で彼女と待ち合わせしたり、デートした人は数多いことだろう。高校生時代にバイトしていたという同僚もいた。ここのコーヒーは美味しかったし、オムライスも本格派。カクテル類も充実していた。かつてはお向かいに、同じ経営者による自家焙煎のコーヒー店「春秋館」もあった。奈良のグルメ情報サイト「奈良グルメ図鑑」によると、
洋風な感じではありながら天井を見上げると町屋を改装したことがわかるという不思議な空間。カフェでありながらオムライスにはこだわりがあり、普通のオムライスの他、チーズ入り、シーフードなど種類も多い。コーヒーは向かいの春秋館で挽いたものを使うというこだわりもある。また、きちんとしたサービスも気持ちがいい。
向かって右端がピノキオ
閉店の情報はWさんのFacebook(3/5付)で知った。そこにHさんは、このようなコメントを寄せられていた。
ピノキオと春秋館は、30年以上前、奈良にやってきたばかりの私の憩いの場でした。同じ店主がピノキオの向かいでやっていた、自家焙煎の珈琲店・春秋館。とても良質な豆を直火で焙煎し、サイフォンで一杯ずつ淹れてくれる。
向かいのピノキオが観光客相手なのに対し、こちらはカウンターだけで、一癖ありそうなヒゲのウエイターと、小柄で笑顔の素敵なお姉さん。メニューにケーキも有り、それを頼むと、ちっこいお姉ちゃんが向かいのピノキオまで取りに行ってくれる。
客も、女子大の教授や柳生の陶芸家など、やはり一癖ありそう。ここで、美味の珈琲をすすりながら、傾いていく春の日を眺めていたりすると、脳波がみるみるアイドリング状態になっていったのを覚えています。
店主はもう、80歳を超えておられるはずですが、元気でやっておられるのでしょうか。奈良の、ひとつの顔が消えてゆくのは寂しいですが、再オープンしたら、また行ってみたいです。
最近、奈良の市街地では、どんどん老舗が姿を消している。「田舎そば たかぎ」「更科食堂」「日の出屋食堂」「ぜいたく豆本舗 奈良三条通り店」…。老舗も世代交代の時期を迎えているのだ。
ピノキオは「大和都市計画に基づき、道路拡張の為」との理由であり、「近々、新たに市内でオープンする予定」とのことなので、再オープン時には、ぜひまたうかがうことにしたい。Wさん、Hさん、情報ありがとうございました!
移転オープンされました!詳しくは、こちらをご覧ください。
これは驚いた!奈良の老舗喫茶店「ピノキオ(PINOCCHIO)」(奈良市下三条町24)が、2月25日(土)に閉店していたのだ!お店の貼り紙によると、
※トップ写真は、ブログ「最近“感謝”を忘れがち。。」から拝借
閉店のご挨拶
この度、私共は創業以来90余年の永きにわたり皆様方のご厚情をいただいて、今日迄営業を続けて参りましたが、大和都市計画に基づき、道路拡張の為、29年2月25日を持ちまして閉店致す事となりました。
皆様方の長年のご愛顧、ご支援の中、誠に急なお知らせでご迷惑をお掛け致す事となりましたが、諸事情をご賢察の上、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。あらためて長年のご愛顧に、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。 店主 スタッフ一同
追伸 近々、新たに市内でオープンする予定で居ますので、又その節はお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。
お店の貼り紙。以下の2枚の写真はWさんのFacebookから拝借
うーむ、三条通の拡幅事業のため立ち退かれたのだ。昔は「マンダーレ・ピノキオ」という店名だった。このお店で彼女と待ち合わせしたり、デートした人は数多いことだろう。高校生時代にバイトしていたという同僚もいた。ここのコーヒーは美味しかったし、オムライスも本格派。カクテル類も充実していた。かつてはお向かいに、同じ経営者による自家焙煎のコーヒー店「春秋館」もあった。奈良のグルメ情報サイト「奈良グルメ図鑑」によると、
洋風な感じではありながら天井を見上げると町屋を改装したことがわかるという不思議な空間。カフェでありながらオムライスにはこだわりがあり、普通のオムライスの他、チーズ入り、シーフードなど種類も多い。コーヒーは向かいの春秋館で挽いたものを使うというこだわりもある。また、きちんとしたサービスも気持ちがいい。
向かって右端がピノキオ
閉店の情報はWさんのFacebook(3/5付)で知った。そこにHさんは、このようなコメントを寄せられていた。
ピノキオと春秋館は、30年以上前、奈良にやってきたばかりの私の憩いの場でした。同じ店主がピノキオの向かいでやっていた、自家焙煎の珈琲店・春秋館。とても良質な豆を直火で焙煎し、サイフォンで一杯ずつ淹れてくれる。
向かいのピノキオが観光客相手なのに対し、こちらはカウンターだけで、一癖ありそうなヒゲのウエイターと、小柄で笑顔の素敵なお姉さん。メニューにケーキも有り、それを頼むと、ちっこいお姉ちゃんが向かいのピノキオまで取りに行ってくれる。
客も、女子大の教授や柳生の陶芸家など、やはり一癖ありそう。ここで、美味の珈琲をすすりながら、傾いていく春の日を眺めていたりすると、脳波がみるみるアイドリング状態になっていったのを覚えています。
店主はもう、80歳を超えておられるはずですが、元気でやっておられるのでしょうか。奈良の、ひとつの顔が消えてゆくのは寂しいですが、再オープンしたら、また行ってみたいです。
最近、奈良の市街地では、どんどん老舗が姿を消している。「田舎そば たかぎ」「更科食堂」「日の出屋食堂」「ぜいたく豆本舗 奈良三条通り店」…。老舗も世代交代の時期を迎えているのだ。
ピノキオは「大和都市計画に基づき、道路拡張の為」との理由であり、「近々、新たに市内でオープンする予定」とのことなので、再オープン時には、ぜひまたうかがうことにしたい。Wさん、Hさん、情報ありがとうございました!
老舗がなくなるのは残念ですね。再開されることを遠くで
祈念しております。奈良に行った時、よく寄りました。
> 老舗がなくなるのは残念ですね。再開されることを遠くで祈念しております
もちいどのセンター街に移転開店されるという噂を聞きました。オープンされましたら、また紹介させていただきます。
移転情報を探していて見つけました。
FBにリンク使わせていただきます。
PINOCCHIOの店舗は外観と内装も、主人公達が度々訪れるお店で素敵でした。
奈良はコラボしても観光が下手ですね。
県民として本当に残念です。
> 移転情報を探していて見つけました。
はい、奈良もちいどのセンター街で開店されるそうです、オープン日は存じませんが。
> アニメ『境界の彼方』でも描かれたお店なのに
三条通の拡幅工事ですので、これは致し方ありません。新しい場所で頑張っていただきたいです。
大学のスクーリングで奈良に泊まった時は、いつも「ピノキオ」でお茶をするのが楽しみでした。でも、今月久しぶりに行ったら、なくなっていたので、同じ日に知った浅田真央選手の引退とのダブルショックで、しばらく立ち直れませんでした〜。再開の情報ありがとうございます。機会があったら新しいお店にも是非行ってみたいです。
> 再開の情報ありがとうございます。機会があったら
> 新しいお店にも是非行ってみたいです。
はい、再オープンしましたら、また情報を提供させていただきます!
それまで修学旅行や家族に連れられて行っていた奈良に、初めて友人と出かけた時に入ったのが「マンダーレ・ピノキオ」でした。
以来「マンダーレ・ピノキオ」と奈良は私の中で「=」でした。
「ピノキオ」になった時はその変化に少しばかりショックを受けましたが、それでもゆったり感は変わらずそこにあったので、新しいお店にもすぐになじむことができました。
最近は以前のようには行くことはできなくなりましたが、それでも奈良に行けば必ず「ピノキオ」でオムライスをいただいていました。
近々奈良博に行くつもりで何気なく検索して、初めて閉店を知りました。
近く再開されるとのことが救いではあるけれど、近鉄奈良から「ピノキオ」(+みむろもなか)目指して三条通をとことこ歩くことはもうないのだなぁ、と悲しさで胸がいっぱいになりました。
未練たらたらで長文になってしまいました、ごめんなさい。
> 横浜に居住しておりますが、はるか昔の学生時代から
> 数年前まで奈良には年に数回は通っていました。
遠路はるばるお越しいただき、深謝です。
> 近く再開されるとのことが救いではあるけれど、近鉄奈良から
> 「ピノキオ」(+みむろもなか)目指して三条通をとことこ歩く
> ことはもうないのだなぁ、と悲しさで胸がいっぱいになりました。
もちいどのセンター街に移られるそうですので、今度は「ぶと饅頭」(萬々堂道則)または「さつま焼」(春日庵)+「ピノキオ」でお歩きいただきたいと思います。