県と奈良女子大学の学生が、古代の食材を使ったプレートランチを共同開発した、と今朝(2/27)の産経新聞奈良版に出ていた。見出しは「醤(ひしお)や蘇(そ)、古代食材でプレートランチ 奈良女子大と県が共同開発、来月20食限定販売」。記事全文を紹介すると、
※トップ写真は「古代醤」
奈良時代の人々が食べていた食材を現代の感覚でおいしく調理した古代食レシピ「あおによし奈良の都のワンプレートランチ」を県と奈良女子大学の学生が共同開発し、26日に県庁で試食会が行われた。レシピは同日からインターネットで公開するほか、奈良市内の飲食店2店舗で3月13、25日に各店10人限定のランチメニュー(税抜き1800円、事前予約制)として提供する。
県は「食」という切り口から歴史に親しんでもらおうと、奈良の食材を生かしたメニューを開発している同大の「奈良の食プロジェクト」とコラボ。古代食グルメプロジェクト「古都恋都(ことこと)ぐるめ」と銘打ち、昨年10月からレシピ開発をスタートさせた。
食材や調味料は古事記や万葉集、正倉院文書など、古代の文献に登場するものに限定。奈良時代の政治家、長屋王の邸宅跡から発掘された木簡に書かれているイワシや、万葉集に登場するサトイモなどを使い、調味料にはしょうゆのルーツとなった「醤(ひしお)」や古代のチーズ「蘇(そ)」を活用した。
レシピ開発に携わった同大2年の松野友香さん(20)は、「醤でイワシのハンバーグを味付けしたり、大和まなのおひたしには砂糖の代わりに干し柿で甘味をプラスしたり。苦労して試作を重ね、おいしく見た目も華やかなランチプレートができた」と喜んだ。
試食した荒井正吾知事も、「都にはさまざまな食材が集まった。そういう古代の人々の生活を想像するきっかけになる」と評価。県はレシピを再現したメニューを提供する協力店舗を随時募集中で、荒井知事は「3月にオープンする平城宮跡内のレストランなどでも提供できればいいね」と提案していた。レシピは古都恋都ぐるめの特設WEBサイトで公開中。限定ランチ提供店舗の詳細や予約も同サイトから。 問い合わせは県文化資源活用課(電)0742・27・8975。
うーん、これは面白い。「食という切り口から、歴史に親しんでもらいたい」というコンセプトが良い。ぜひみなさん、お召し上がりください!
※トップ写真は「古代醤」
奈良時代の人々が食べていた食材を現代の感覚でおいしく調理した古代食レシピ「あおによし奈良の都のワンプレートランチ」を県と奈良女子大学の学生が共同開発し、26日に県庁で試食会が行われた。レシピは同日からインターネットで公開するほか、奈良市内の飲食店2店舗で3月13、25日に各店10人限定のランチメニュー(税抜き1800円、事前予約制)として提供する。
県は「食」という切り口から歴史に親しんでもらおうと、奈良の食材を生かしたメニューを開発している同大の「奈良の食プロジェクト」とコラボ。古代食グルメプロジェクト「古都恋都(ことこと)ぐるめ」と銘打ち、昨年10月からレシピ開発をスタートさせた。
食材や調味料は古事記や万葉集、正倉院文書など、古代の文献に登場するものに限定。奈良時代の政治家、長屋王の邸宅跡から発掘された木簡に書かれているイワシや、万葉集に登場するサトイモなどを使い、調味料にはしょうゆのルーツとなった「醤(ひしお)」や古代のチーズ「蘇(そ)」を活用した。
レシピ開発に携わった同大2年の松野友香さん(20)は、「醤でイワシのハンバーグを味付けしたり、大和まなのおひたしには砂糖の代わりに干し柿で甘味をプラスしたり。苦労して試作を重ね、おいしく見た目も華やかなランチプレートができた」と喜んだ。
試食した荒井正吾知事も、「都にはさまざまな食材が集まった。そういう古代の人々の生活を想像するきっかけになる」と評価。県はレシピを再現したメニューを提供する協力店舗を随時募集中で、荒井知事は「3月にオープンする平城宮跡内のレストランなどでも提供できればいいね」と提案していた。レシピは古都恋都ぐるめの特設WEBサイトで公開中。限定ランチ提供店舗の詳細や予約も同サイトから。 問い合わせは県文化資源活用課(電)0742・27・8975。
うーん、これは面白い。「食という切り口から、歴史に親しんでもらいたい」というコンセプトが良い。ぜひみなさん、お召し上がりください!
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