宇陀市長と宇陀市議会の対立が収まらない。昨日(9/25)の毎日新聞奈良版《市議会百条委 専決処分を承認せず 美榛苑指定管理者巡り》によると、
※トップ画像は宇陀新聞(9/4付)記事から拝借した
宇陀市営の温泉宿泊施設「美榛苑(みはるえん)」の指定管理者を高見省次市長が専決処分で決めたことの正当性を調査している市議会の百条委員会は24日、専決処分を承認しないことを全会一致で決めた。27日の本会議でも承認されないとみられるが、市長の決定を覆す効力はなく、美榛苑は営業を継続する。
この問題をネットで追っかけていると、宇陀新聞というネット新聞がヒットした。宇陀新聞とはどんな新聞か、同紙のHPによると、
宇陀新聞社は、どこよりも宇陀を詳しく伝えるインターネット新聞です。
宇陀新聞社グループ
政治部/経済部/社会部/文化部/特命係/榛原支局/大宇陀支局/菟田野支局/室生支局/御杖支局/曽爾支局/宇陀政経懇話会/宇陀桜保存会/宇陀令和の会/UDA48事務局
※お問い合わせ先 uda2014-news24@yahoo.co.jp
情報をお寄せください。なんでも取材いたします。情報源の秘密は守られます。
このネット新聞の9月4日(水)付に、《宇陀市民「この異常状態が、あと3年も続くのか?」》という記事が出ていた。同紙社会部の竹田克司記者に宛てた投書をそのまま記事にしたものだ。素直な市民の声だと思うので(小見出しがあったり、少し文章が上手すぎるが)、以下に紹介する。ぜひ全文をお読みいただきたい。
美榛苑問題、百条委員会、市長と議会の対立、市長と職員の意思疎通不足については、宇陀市民として、居ても立っても居られない状況が続いている。
二元代表制
2019年6月、桜井市で開催された「地方自治-首長、議会による二元代表制の望ましいあり方」のシンポジウムを聞いた。二元代表制とは、首長、議会がそれぞれ住民に対して直接責任を負う制度をとっている。
これを二元代表制と言うが、宇陀市はまさに、市長と議会は思考法が異なっており不毛な対立に現在、至っている。高見市長は、宿泊事業者誘致事業・公園整備事業を初当選から2ヵ月足らずで中止宣言する疑義を感じておられたのであれば、市長選挙の争点にすべきだった。
百条委員会
住民投票→市長専決処分→百条委員会と、市長・議会は宇陀市民の血税をつぎ込んで本当に宇陀市政を真剣に考えておられるのか?高見市長には百条委員会で事実だけを率直に語ってほしいと思う。言い訳発言で地方自治法147条・148条の解釈をしていては、百条委員会が長引くだけである。利権、しがらみがなければ市民は早期解決を願っている。
また、議会も高見市長に歩み寄らない状況が続いているのも宇陀市政が停滞している大きな原因のひとつである。議員にも責任がある。このままの異常状態があと3年間(市長・議員の任期)続けば、宇陀市にとっては何の発展もなく、町の崩壊に進む一方である。建設的な議論がほとんどされず、行政停滞どころか、後戻りしている。
宇陀市の問題点
「市長は議会に信頼をおいていない」「議会も市長に信頼をおいていない」この一年間、ただのけなしあい、ののしりあいが続いてきただけである。共倒れでは、宇陀市民が不幸である。また、宇陀市の職員の皆さんも不幸である。
はっきり申し上げて、美榛苑を含め、宇陀市の観光振興、街づくりは、高見市長・議会の素人集団では推進していくことは難しいだろう。また、職員も皆さんもこれら事業を進めるには限界を感じるだろう。
観光・まちづくり専門官の必要性
そのためには、外部から宇陀市の観光産業事業やまちづくり事業を推進してくださる専門家、アドバイザーが宇陀市の職員に絶対必要である。高見市長・議会とも連携が取れ、観光振興・観光イベントに実績があり、企業や観光事業団体にも人脈を持っていて営業できる人材。奈良県や各市町村と話ができてパイプ役になってくれる人材。宇陀市職員を育ててくれる人材。
百条委員会が終結次第、高見市長・議会は互いに納得いく人材を至急発掘し、互いに調整して今までの遅れている観光産業、まちづくり、美榛苑運営、榛原駅周辺開発事業を残り3年間で立ち直してくれることを願う次第である。(寄稿 宇陀市民)
とりわけ《「市長は議会に信頼をおいていない」「議会も市長に信頼をおいていない」この一年間、ただのけなしあい、ののしりあいが続いてきただけである。共倒れでは、宇陀市民が不幸である》というくだりには共感した。このままの異常状態が、市長・議員の任期あと3年間も続くのは、全く時間とエネルギーとおカネのロスであり、市民も市職員も不幸だ。
歴史的景観や文化遺産に恵まれ、宇陀牛や金ごぼうなどの美味しい食材もある宇陀市がこんな状態では、訪れようと思っている観光客も、しらけてしまう。宇陀市はぜひ外部有識者などの力を借りて、体制を立て直すべきである。内部抗争ほど見苦しく、不毛なものはない。
※トップ画像は宇陀新聞(9/4付)記事から拝借した
宇陀市営の温泉宿泊施設「美榛苑(みはるえん)」の指定管理者を高見省次市長が専決処分で決めたことの正当性を調査している市議会の百条委員会は24日、専決処分を承認しないことを全会一致で決めた。27日の本会議でも承認されないとみられるが、市長の決定を覆す効力はなく、美榛苑は営業を継続する。
この問題をネットで追っかけていると、宇陀新聞というネット新聞がヒットした。宇陀新聞とはどんな新聞か、同紙のHPによると、
宇陀新聞社は、どこよりも宇陀を詳しく伝えるインターネット新聞です。
宇陀新聞社グループ
政治部/経済部/社会部/文化部/特命係/榛原支局/大宇陀支局/菟田野支局/室生支局/御杖支局/曽爾支局/宇陀政経懇話会/宇陀桜保存会/宇陀令和の会/UDA48事務局
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情報をお寄せください。なんでも取材いたします。情報源の秘密は守られます。
このネット新聞の9月4日(水)付に、《宇陀市民「この異常状態が、あと3年も続くのか?」》という記事が出ていた。同紙社会部の竹田克司記者に宛てた投書をそのまま記事にしたものだ。素直な市民の声だと思うので(小見出しがあったり、少し文章が上手すぎるが)、以下に紹介する。ぜひ全文をお読みいただきたい。
美榛苑問題、百条委員会、市長と議会の対立、市長と職員の意思疎通不足については、宇陀市民として、居ても立っても居られない状況が続いている。
二元代表制
2019年6月、桜井市で開催された「地方自治-首長、議会による二元代表制の望ましいあり方」のシンポジウムを聞いた。二元代表制とは、首長、議会がそれぞれ住民に対して直接責任を負う制度をとっている。
これを二元代表制と言うが、宇陀市はまさに、市長と議会は思考法が異なっており不毛な対立に現在、至っている。高見市長は、宿泊事業者誘致事業・公園整備事業を初当選から2ヵ月足らずで中止宣言する疑義を感じておられたのであれば、市長選挙の争点にすべきだった。
百条委員会
住民投票→市長専決処分→百条委員会と、市長・議会は宇陀市民の血税をつぎ込んで本当に宇陀市政を真剣に考えておられるのか?高見市長には百条委員会で事実だけを率直に語ってほしいと思う。言い訳発言で地方自治法147条・148条の解釈をしていては、百条委員会が長引くだけである。利権、しがらみがなければ市民は早期解決を願っている。
また、議会も高見市長に歩み寄らない状況が続いているのも宇陀市政が停滞している大きな原因のひとつである。議員にも責任がある。このままの異常状態があと3年間(市長・議員の任期)続けば、宇陀市にとっては何の発展もなく、町の崩壊に進む一方である。建設的な議論がほとんどされず、行政停滞どころか、後戻りしている。
宇陀市の問題点
「市長は議会に信頼をおいていない」「議会も市長に信頼をおいていない」この一年間、ただのけなしあい、ののしりあいが続いてきただけである。共倒れでは、宇陀市民が不幸である。また、宇陀市の職員の皆さんも不幸である。
はっきり申し上げて、美榛苑を含め、宇陀市の観光振興、街づくりは、高見市長・議会の素人集団では推進していくことは難しいだろう。また、職員も皆さんもこれら事業を進めるには限界を感じるだろう。
観光・まちづくり専門官の必要性
そのためには、外部から宇陀市の観光産業事業やまちづくり事業を推進してくださる専門家、アドバイザーが宇陀市の職員に絶対必要である。高見市長・議会とも連携が取れ、観光振興・観光イベントに実績があり、企業や観光事業団体にも人脈を持っていて営業できる人材。奈良県や各市町村と話ができてパイプ役になってくれる人材。宇陀市職員を育ててくれる人材。
百条委員会が終結次第、高見市長・議会は互いに納得いく人材を至急発掘し、互いに調整して今までの遅れている観光産業、まちづくり、美榛苑運営、榛原駅周辺開発事業を残り3年間で立ち直してくれることを願う次第である。(寄稿 宇陀市民)
とりわけ《「市長は議会に信頼をおいていない」「議会も市長に信頼をおいていない」この一年間、ただのけなしあい、ののしりあいが続いてきただけである。共倒れでは、宇陀市民が不幸である》というくだりには共感した。このままの異常状態が、市長・議員の任期あと3年間も続くのは、全く時間とエネルギーとおカネのロスであり、市民も市職員も不幸だ。
歴史的景観や文化遺産に恵まれ、宇陀牛や金ごぼうなどの美味しい食材もある宇陀市がこんな状態では、訪れようと思っている観光客も、しらけてしまう。宇陀市はぜひ外部有識者などの力を借りて、体制を立て直すべきである。内部抗争ほど見苦しく、不毛なものはない。
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