tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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鉄人のセンスが光る!本格派イタリアン「リストランテ ロアジ」(近鉄真菅駅南スグ)

2022年11月18日 | グルメガイド
橿原市内に住む知人と2人で、近鉄真菅駅スグの「リストランテ ロアジ」(橿原市曽我町1077-8)を訪ねた(2022.10.19)。「入鹿宮」とも呼ばれた式内社「宗我坐宗我都比古神社(そがにいますそがつひこじんじや)」の斜め向かいである。このお店のことは会社の先輩だった藤井謙昌(よしまさ)さんから教えていただいた。藤井さんからのメールには、


瀟洒な外観(もと美容院)、永松シェフの姿が見える



今日、家内と一緒に「リストランテ ロアジ」というイタリアンに行ってきました。オーナーシェフの永松信一さんは「料理の鉄人」にも出演されたことがあるとのこと。長年東吉野村でレストランをされてきましたが、今年の1月から橿原市曽我町(近鉄真菅駅すぐ)に移ってこられました。5千円のランチをいただきましたが、味はすばらしかったです。


先付から、こんなに豪華だ


カルパッチョはカンパチやヒラメなど

調べてみると(すべて税込み)、ランチは1,000円、3,500円、5,000円、ディナーは3,500円、5,000円、6,500円。イタリアンワインを合わせたかったので、ディナーの6,500円を予約して訪ねた。夜の部開始時間の17時半に入店した。この日のお客さんは、私たち2人だけだった、もったいない!


手作りのパン(1人前)はこんなにたくさん!余ったパンは、持ち帰り用に袋に入れてくれた

「料理の鉄人対戦表」によると、〈1995.07.28 奈良県の山奥からの挑戦者 〇坂井宏行 vs. ⚫永松 信一 (32)  イタリアン 東吉野村「ロアジ」 ナス対決〉とあった。フレンチの坂井と対戦したのだ。


レンズ豆のスープ


ほうれん草を練り込んだパスタに、ズワイガニ、ホタテ貝柱、アサリなどなど


柔らかいお肉。付け合わせは、甘くて色鮮やかなインカのジャガイモなど(=トップ写真)

お店に、永松信一・永松清香著『吉野の里のスローフード』(別冊太陽)という本(ムック)があった。帯には〈「理想のレストラン」と口コミで大評判!奈良県東吉野村にある「リストランテ ロアジ」シェフ、待望の料理集〉。奥さんの清香さんが書かれた「はじめに」には、


お口直しは、バジルのシャーベット



「ロアジ」は山の中の小さなリストランテです。吉野山地の山間部、四郷川という鮎が棲む流れの渕に立っています。狭いながらも畑を持ち、そこで栽培した野菜と地物の食材を使ったイタリア料理を提供しています。ロアジは、イタリア語で「オアシス」の意味。日常の疲れをいやす安らぎの場所にしたいから、とオーナーシェフである主人が名づけました。


豪華なデザート!洋梨、イチジク、桃のジェラート、ブラマンジェ(パンナコッタ状の冷菓)

お店は12名で満席です。シェフとサービスをする私のふたりで切り盛りしています。パンを焼き、前菜からデザートまで、料理は全部、主人ひとりで作ります。それには、この数が限界なのです。そして、お客さますべてに目を届かせなければならない私にとっても。(後略)

お店はそんなに広くないが、テーブルのほか、カウンターもある。新鮮野菜など食材は吟味され、味は本場イタリアの味。手作りパンもとても美味しいし、わざわざ多めに出してくれ、お持帰りできるのも有り難い気配りだ。ワインは好みを言って選んでもらったが、まさにドンピシャリだった、嬉しい!

閑静な住宅地にこんなお店があったとは、驚きだ。皆さん、ぜひ「リストランテ ロアジ」をお訪ねください!
※お店のメールアドレスは「loasiinfo@gmail.com」、食べログは、こちら
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