tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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王寺観光ボランティアガイドの会、毎週土・日に達磨寺をガイド!

2014年06月01日 | 奈良にこだわる
王寺観光ボランティアガイドの会(阪本光弘会長)は毎週土・日曜日、達磨寺(だるまじ)で無料のガイド(定点ガイド)を行っている。同会のホームページは、こちらである。同会のニュースリリースによると、

聖徳太子ゆかりの達磨寺で 定点観光ガイドを毎土・日、5月31日からスタート

王寺観光ボランティアガイドの会(会長 阪本光弘)は、5月31日(土)から毎土・日曜日に聖徳太子ゆかりの達磨寺で初めてとなる「定点観光ガイド」を開始します。



写真はすべて、Facebook「雪丸おさんぽタイム from 王寺町」から拝借

達磨寺は、日本書紀に書かれている「聖徳太子と達磨大師の飢人伝説」で有名な達磨大師の墓であると伝えられている古墳の上に建てられています。本尊の木造聖徳太子坐像、木造達磨坐像、達磨寺中興記石幢(セキドウ)の重要文化財をはじめ、数多くの文化財があります。

また、境内には聖徳太子の愛犬である雪丸像が祀られ、「雪丸」は現在、王寺町の公式マスコットキャラクターで観光・広報大使に任命され、活躍しています。また、最近では松永弾正久秀のお墓があることでも、話題性が高まり、全国的にも知名度を上げているところです。併せて、王寺町は5月19日に王寺町観光協会(会長平井康之王寺町長)を設立し、観光に力を入れています。



そこで、王寺観光ボランティアガイドの会では、王寺町観光協会と達磨寺と連携を取って、達磨寺で定点観光ガイドを始めることになりました。観光ガイドの時間は毎土・日の午前10時から午後3時まで、ガイド料は無料です。ガイド待機中は達磨寺境内で、「ガイドします・無料」の案内看板を掲示し、観光ガイドが待機していますので、声をかけて下さい。お問い合せは、王寺町観光協会☎0745-33-6668まで。



達磨寺定点観光ガイド
ね ら い
達磨寺を訪問される観光客に重要文化財が点在する本堂及び境内を案内することによって、王寺町の観光振興に役立てる。      
来訪者目標
法隆寺来訪者100万人の1% 1万人/年間
ガイド内容
①時 間 土・日の午前10時~午後3時
②方 法 ボランティアガイドが本堂前にて達磨寺の歴史や見所を説明します(所要時間約15分)。その後、自由に見学して下さい。
③その他 希望に応じて詳細なガイドも可能です。また、ガイドのない見学のみも歓迎します。10名以上の団体でガイドを希望される方は、事前にお問い合わせ下さい。お問い合せは、王寺町観光協会☎0745-33-6668。



※達磨寺(だるまじ)は、奈良県北葛城郡王寺町本町2-1-40にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は片岡山。推古天皇の勅願で、達磨禅師の塚の上に建物が建てられ、聖徳太子自刻の達磨像が安置されたと伝えられている。中世には東大寺や興福寺などの弾圧や松永久秀の戦火によって荒廃したが、そのたびに復興をとげ、特に室町幕府の保護のもと大規模な復興がなされた。慶長7年(1602年)には徳川家康から朱印状が発給されている。現在の達磨寺本堂は2004年4月11日に落慶、堂内には達磨寺資料展示室が設けられ、寺宝が展示されている。王寺駅から歩いて15分。バスは「張井」下車、大型バスも駐車できる駐車場あり。(電話0745-31-2341)

奈良新聞(5/31付)によると《同会メンバーは土、日曜日の午前10時から午後3時まで、境内と本堂に各1人が待機。約15分間、寺の歴史や見どころを説明し、その後は自由に見学してもらう。希望により詳細なガイドも可能。拝観無料。同会の阪本会長は「これまでは有名な法隆寺に隠れた存在だったが、聖徳太子ゆかりの素晴らしい寺を、全国の人に知ってもらいたい」と意気込みを見せる。問い合せは同町観光協会、電話0745-33-6668》。

王寺観光ボランティアガイドの会は2011年に発足したばかりの団体だが、昨年10月からは、ガイド育成のための「観光ボランティアガイド養成講座」も実施された。短期間でここまで発展して来られたのは、素晴らしいことだ。阪本会長はじめ王寺観光ボランティアガイドの会の皆さん、ともに頑張って地元の奥深い魅力をアピールしてまいりましょう!

コメント (2)
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