tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

夢CUBEで台湾茶

2007年04月05日 | 奈良にこだわる
今朝(4/5)の奈良新聞に、奈良市中心市街地活性化協議会が活性化基本計画のまとめを進めている、という記事が載っていた。JR奈良駅前のダイエー跡地や、三条通りの旧奈良銀行本店などを活用し、沈滞した商店街などに賑わいを取り戻そうという試みだ。コンセプトは「歴史とロマンに抱かれた、まほろばの都 奈良」だ。

現在は地盤沈下の著しい奈良の中心市街地であるが、かつて「奈良の心斎橋」と謳(うた)われた商店街があったことをご存知だろうか。

《奈良の観光ガイドブックの古いものを見ていたら、奈良に心斎橋が記述されていた。それは『大和名所案内』(大正3年)という書物で、餅飯殿(もちいどの)町の説明に「(三條通りを東に向かい)南に切れる町筋で、市内では心斎橋通りと謂ふべき所である」とある。奈良一番の繁華街を心斎橋筋にたとえてくれているのである》「奈良にあった心斎橋通り」(「心ブラしましょ 伊藤純」産経新聞夕刊 06.12.18付)

この「もちいどのセンター街」に、かつての賑わいを取り戻そうと企画されたのが「夢CUBE」である。廃業したパチンコ店跡地を商店街が買い取り、若い起業家のための箱形店舗に再生させたのである。

06年11月に出店希望者を募ったところ40人の応募があり、選考の結果、20~30代を中心とした10人の経営者が選ばれた。3/18からプレオープンしているが、グランドオープンは4/13だ。

立ち寄ってみると、確かに一部は工事中だが、斬新な造りのお店がずらりと並んでいる。以前からパンフレットをいただいていた「おちゃっちゃ」(台湾茶の店)に立ち寄り、擂茶(れいちゃ)を買い求めた。20種類の雑穀や緑茶をブレンドした粉末茶だ。体に良いお茶だそうで、お湯に溶かして飲むと、きな粉とグリーンティをブレンドしたような味わいで、とても美味しい。小腹の空いたときなどに、もってこいだ。
※「おちゃっちゃ」のホームページhttp://www.ocha-cha.com/
※keroco(おちゃっちゃ)さんのブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/kerokerkeroco

奈良の心斎橋に誕生したチャレンジショップたち。アメリカ村や南堀江のように大きく育ってほしいと期待している。

※写真は夢CUBEの入口付近(もちいどのセンター街側から撮影)。
コメント (8)
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