’13-06-17投稿
福島第一の汚染水漏れした可能性があるという。
gooニュース 2013年6月16日(日)23:40
福島第一、放射性物質除去装置から汚染水漏れか
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20130616-567-OYT1T00526.html
「東京電力は16日、福島第一原子力発電所の試験運転中の放射性物質除去装置「アルプス」で、放射性物質を含む汚染水を入れたステンレス製タンク(容量約26トン)の下の受け皿に、茶色い水が数滴落ちた跡が見つかり、調査のため装置を止めたと発表した。
調べた結果、タンク付近で毎時0・2ミリ・シーベルトの放射線量を確認した。汚染水が漏れた可能性があるとみて調べている。
東電によると、溶接されたタンクのつなぎ目から漏れた可能性がある。水は、受け皿の中にとどまったため、外部には流出していないという。」
⇒速報につき真偽のほどは不詳ですが、下の受け皿に、茶色い水が数滴落ちた跡があるとして、試験運転中の放射性物質除去装置「アルプス」を止めて調査中とのこと。
タンク、ポンプ、配管のパッキン、ボルト止め接合部からの放射能漏れは再三再四発生していますが、毒物、劇物、危険物を日夜搬送しているタンクローリーでのガス、可燃物の漏れに係るトラブルが発生した場合の責任はメーカーにあると思われますが、万一漏れていた場合は空前の問題となると思われますが、今回は今までの教訓からよもや漏れは発生しないと思われますが、もし溶接部からの漏れであるなら一大事件と思われます。
タンク付近で毎時0・2ミリ・シーベルトの放射線量を確認したというが、タンクの受け皿などのレイアウトおよび、その中身の放射性元素の組成はどのようなものか?が不詳なことと、なぜベクレル表示も公開しないのか?その辺りで作業している方々への被ばく(爆、曝)が気になるところです。
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内部被曝に係る投稿のまとめ('11-06-27~'13-03-22) →発症メカニズムは現状不詳か?
度重なる福島原発周辺の地震による材料の機械的劣化?なのか、ある特定の放射能汚染水からの放射線による光化学的劣化?なのか、またその両方による相乗効果なのか?原因を究明しないと万一大地震が発生した場合でも大丈夫なのか?など、個人的には的確な回答を期待しています。
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福島第一原発 トリチウム汚染水の海洋放出に半世紀以上!?という。 環境水の性状異変に影響するのか?
日夜稼動しているタンクローリなどから毒ガスが漏れたこと比較してその疾病は遅効性であるがゆえに、その施工費などを節約していないと思われますが、現状よくわかりません。
更に、調べてみました。
高濃度汚染水漏れか 福島原発、放射性物質除去装置停止
2013年6月16日(日)http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201306160211.html
4月に誤操作で停止したことはあるが、トラブル調査で止めるのは初という。
東電によると、タンクは高さ約6メートル、直径約3メートルの円柱形で、汚染水約25トンが入っていた。15日午後11時ごろ、タンクの結露を調べていた社員が、タンクの受け皿部分で茶色の水滴の跡を見つけた。タンク表面にある溶接部の線量が周辺より高いため、溶接部から汚染水が漏れたとみている。」