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寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3787話) 周囲の気遣い

2025年01月21日 | 行動
 “たまに電車やバスに乗ると、赤ん坊を乗せたベビーカーを父か母が車内に入れるや周辺の乗客がスペースを空けようとする。そんな光景を目の当たりにし、私は隔世の感を覚える。
 私が、現在37歳と36歳になった年子の息子2人の子育て真っ盛りのとき、子どもを連れてバスを利用するのは大仕事だった。ベビーカーは邪魔にならないように折り畳んだ上、即座に長男を背負って、次男を抱きかかえた。降車する際、運転手から「速やかにお願いします」と言われて、泣きそうになりながら何度も頭を下げた。
 少子高齢化で子どもは地域の宝だからか、近年、親子運れへの周囲の視線は変わってきた。気遣いも、子育て家庭にはきっと温かいはず。”(12月28日付け中日新聞)


 愛知県豊川市のパート・宇井さん(女・61)の投稿文です。こうした親子連ればかりでなく弱者に優しい社会になってきましたね。以前に比べればですが。バスには車椅子の場所も用意されています。そして乗り降りに運転手さんも手助けをする。
 しかし、電車の優先席を見るとがっかりする。その席で若い人がスマホに夢中になっている、そんな光景が多い。それも混雑した電車に多い。席が空いていればそれは何の問題もない。弱者の人も優先席でなく、空いている席に座ればいい。混んでいるときが問題である。座っていてもいいが、そんな人が来たらすぐに替わるべきである。ボクはどちらかと言うと優先席を設けることに反対である。どこの席でも弱者と思われる人が乗ってきたら替わればいいのである。それが正常であろう。それができないから優先席ということであろうが、何かおかしい、とボクは思っている。



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