FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

日銀による市場介入はハードルが高まる。

2011-12-29 06:00:00 | 日記
日本は昨日が仕事収めの会社が多いのではないかと思われます。 中国の会社・工場は旧正月前の納期調整に追われて超繁忙期に突入しています。 もう3週間で待望の旧正月の休暇(2週間)に入ります。 気持ちの中では、指を折りながらカウントダウンが始まりました。

<アメリカの話題から>
米為替政策報告書は、ドル・円のボラティリティが低い状況で、日本が単独で介入を実施したことに批判的な内容で書きしるしています。 今後は急激な円高が進まない限りは、介入しづらい環境になる公算が大きく、政府日銀による円売り介入のハードルは高まったと言えるでしょう。

為替市場では、ドル・円の下値を支えてきた ”介入警戒感” が後退することで、下振れリスクが高まる。 ただ、ドル安が短期間で大幅に進めば、ドル・円のボラティリティが上昇するという介入の条件が整うことになり、介入実施が可能になるだろう。 今回の報告書を受けて、円高地合いになりやすいとは言えない。

10月31日の介入は、75.50円を想定して投稿させていただいていましたが、次回は短期的に大幅に円高に振れない限り介入の期待は出来ないだろうと思っています。 この1カ月間、アメリカの指標が比較的良好に推移したこともあり、自力でドル高になってきています。 またユーロの債務危機によりドルの信用がいくぶん復活されたこともあり、1円程度自力で上値を追っています。 介入の危険水域からは徐々に離脱し始めており、当面は介入警戒はしなくても良いと判断してします。

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