５月は波乱含みの展開か。

＜５月は波乱含みの展開か＞
昨日の米ADP雇用報告は11.9万人増と、明日の雇用統計に不安を残す結果となりました。　こうした不安もあって、NYダウは　”sell in May”　を地で行く130ドル安と、５月の米国市場は波乱含みのスタートとなっています。　ドル・円相場は、株安・米金利低下にもかかわらず97円台で不思議な底堅さを見せており、方向感に乏しい展開となっています。

やはり、決め手は明日の雇用統計という事になりそうです。　その前に本日はユーロのメインイベント、ECB理事会が行われます。　利下げ予想が優勢となっているにもかかわらず、ユーロ・ドルではユーロ高が進むなど、こちらも波乱含みの様相で、政策発表と総裁会見が注目されます。

明日の雇用統計の結果にもよりますが、ドル・円は９５円台位まで調整されそうな様相を呈しています。　

本日のレジスタンス・サポートライン
R１　９７．５０　　R２　９７．７０　　R３　９７．８５
S１　９７．００　　S２　９６．７５　　S３　９６．６０

今日のレンジ　　９６．８０ー９７．７０