吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

どうするかなー

2012-06-25 06:32:26 | インポート
今日は、泳ぎに行くかアルゼンチンタンゴのレッスンに行くか迷い中。
週末にがっつり食べてしまったので(例えば、土曜日のお夜食)
カロリーを燃焼するために、運動量をがっつり上げるなら「泳ぎ」なんだけど
今週は忙しくて、なかなかレッスンに行けそうにないから
真面目にレッスンを受けるか…。

7割方「泳ぎ」寄りなんですけどね。
迷うわー。

と、ストレッチをしながら更新する、朝っぱら(6:32)

色気より食い気な週末ですが、なにか?

2012-06-24 17:04:45 | インポート
昨日は、私がアルゼンチンタンゴを習っているスタジオに
バンドネオン奏者の方をお招きしての、スペシャルミロンガが行われました。
聴き慣れたCDに比べると、我々素人には若干音が拾いにくい部分はありますが
ミロンガは、要するにダンスパーティなので、楽しんだ者勝ちです。
ちょっとした失敗やアクシデントも、何事も無かったかのようにさらっと流す。
これも、いわゆるひとつの技術であり、その練習も必要だと、私は思っています。
だからと言って、真面目におのれのダンスを追及する人も否定しません。
つまり、マナーさえきちんと守っていれば、あとは自由なのです。
(更に、綺麗に踊ることが出来れば、もう言うことなし)
それにしても、今更ですが、やはり生演奏は良いものですね。
特に、生演奏に乗って踊る先生ご夫婦は、いつにも増して素晴らしかったです。

私が、生演奏と、先生ご夫婦の踊りに魅了されている頃
さっちゃんは、ヘルパーの I ちゃんとお出掛け中で
丁度、クリリン店長さんのお店で、お夕食を食べていました。
しかも、昨日は、お仕事の合間を縫って駆けつけたEさんも一緒です。
私が、クリリン店長さんの作るお料理を絶賛し続けるものだから
食いしん坊の2人は、ずっとクリリン店長さんのお店に行きたがっていたのです。
そりゃーそうだ。
あれだけ画像を見せつけられて、詳細に感想を聞かされたら
大抵の食いしん坊は、行きたくなるに違いありません。

しかも!
昨夜は、最近あまりお見掛けしなかった(ような気がする)
元ヤンのアニキもお店にいたらしく。
2人は、吐露を元にして、と、言うか、私の妄想を元にして
クリリン店長や元ヤンアニキや黒服の店員さんを思い描いていたらしく
予想していた以上に、気さくで親切なお店の方々に、とても感激していました。
そうでしょ?そうでしょ?
それぞれにキャラは違うのですが、それぞれにとっても良い方たちなんですよ。

3人は、それぞれに色々注文したようですが
私のお薦めの、長芋の天婦羅、そば塩おむすびは外さなかった様です(エライ!)
更に、彼女たちが頼んだのは、「見習いの出汁巻き玉子」
私を含め、全員の「お願いだから失敗して!」の祈りが通じたのでしょうか
焼き色、火の通り加減、味などは完璧だったにもかかわらず
ほんの少しだけ、形が乱れた部分があったそうで
黒服の店員さんの自己採点によると、「75点」
Eさんは、早速私にメールをくれました。
『75点の出汁巻き玉子、お母さんの分、少し残しておきますか?』
勿論。
『残しておいてー!冷めても美味しいはずだから!』
更に、親切なEさんと I ちゃんは、黒服の店員さん曰く
「わざわざご丁寧に、形の悪い所を残していってくれました」
と、いうワケで、ついに私は「マイナス25点の部分」をゲットしたのです。

なんてやり取りがあってから、私の頭の中は出汁巻き卵でいっぱいに。
普通のミロンガだったら、途中で抜けても問題はないのですが
バンドネオンの生演奏の真っ最中に
「じゃ、マイナス25点の出汁巻き卵が待ってるんで」
なんて、いそいそと帰るわけにもいかず。

頭の中で出汁巻き玉子のことを考えながら踊っていたせいか
その時踊っていた男性に、こうツッコまれてしまいました。
「ゆーこさんは、色気が足りないんだ!
 もっと、こう、色っぽ~く踊ってくれないと!」

だって、出汁巻き玉子がっ!出汁巻き玉子がっっ!

「そんなもの私に要求しないで下さいよ!
 脂汗と一緒に流れ出てしまいましたよ!」
反論も、イマイチ説得力に欠ける始末。

その後も、出汁巻き玉子で頭がいっぱい。
気もそぞろと言うのは、おそらくこういう状態のことを言うのに違いない。
そんな状態のまま、23:00にミロンガ終了。
ラッキーなことに、お友だちがJRの駅まで車で送ってくれたので
思っていたより早い時間の電車に間に合い
電車を降りると、飛ぶような勢いでクリリン店長のお店へ向かい…
ドアの前で一瞬間を置き、私全然急いできたわけじゃありませんの風を装って
すました顔(の、つもり)で、お店に入り
ようやく、出汁巻き玉子にありついたのでした。
やっぱり、冷めても(マイナス25点でも)、すっごく美味しかったです!
でも…。
やはり、少々がっつき気味だったようです。
折角、Eさんと I ちゃんが残しておいてくれた、「マイナス25点の部分」
気が付いたときには、お皿がからっぽ。
撮影するの忘れたー。

でも、お夜食はバッチリですよ。
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てれれれってれ~♪かき揚げ天そば~!(ドラえもん風に読んでみてね)
揚げたてのかき揚げをばりばり食べながら
あきらかに大盛(サービス盛り?)と思われるお蕎麦を完食。
こんなんで色気が出るわけがないだろう。

それいしても、皆さんのお陰で、今週も良い1週間でした。
ありがと、ありがと。

とんちんかん

2012-06-23 15:07:17 | インポート
実は、昨日お蕎麦屋さんへ行ったときに
日々、お蕎麦の勉強に余念のないクリリン店長さんのために
私たちは、そのお店の「お土産蕎麦(つゆ付)」を1食分購入し
その足で(実際には車ですけど)、そのままクリリン店長のお店へ行き
「お勉強道具です」と言って、お土産蕎麦を持って行きました。
その紙袋の中には、ご親切なことに
『お蕎麦の茹で方』の説明書まで入っています。

蕎麦屋に行って、お蕎麦を食べないどころか
他所の店のお蕎麦(茹で方説明書付)を手土産に渡すという
常識ある社会人にあるまじき、失礼極まりない非常識な行為。
ざくっと言うなら、「とんちんかん」です。

の、筈ですが。

昨日の吐露のコメント欄をご覧下さい。

クリリン店長さんが、コメントを寄せてくれています。
他所のお店のお蕎麦を押し付けられたにも関わらず
きちんとコメントを入れてくれる、この真面目さと律儀さ。
すごいでしょ。
嬉しさのあまり、思わず、朝っぱらから I 先生にメールしちゃいましたよ。

私は、相当わがままで勝手な客なので
お蕎麦屋さんに行って、お蕎麦を食べずにおむすびを食べたいと言ったり
柚子こしょうを出せと言ったり、あれこれと質問攻めにしたり
あくゆーずを連れて行って、お店で数時間騒いだり
その翌日には、健康ドリンクをどんと置いて立ち去ったり
吐露では、元厚生施設にいたのではないかと、勝手な妄想を暴走させたり
改めて書き連ねると、本当にひどい客なのですが
クリリン店長さんの「どこからでもかかって来なさい」みたいな落ち着きは
敵ながら(敵?)本当に、「あっぱれ」です。

いや、しかし、こうして読み返すと、本当にひどい客ですね。
旦那さまが、クリリン店長さんに会う度に
「いつもすみません」って、こっそり謝っている意味が、いま分かったわ。
(誰ですか?「いま分かったんかい!?」って、ツッコんでいるのは)


昨夜、『八日目の蝉』という映画をテレビで放送していたので観ていたら
後半を過ぎた頃、さっちゃんがお部屋から出てきて、私に甘えてきたので
私は、さっちゃんをお膝に抱っこして、そのままテレビを観ていました(重かった)
普段なら、私の反応が薄いと、直ぐに飽きてお部屋に戻ってしまうのですが
珍しく、さっちゃんは、そのままずっと私と一緒にテレビを観ていました。
ラストシーンの切なさに耐え切れず、私が鼻水をずーずー啜り出すと
さっちゃんが、心配そうに私の顔を覗き込み
その小さな手で、私の両頬をそっとやさしく挟むと
「いじょぶかい?」「まま、なかないで」
そう言いながら、慰めてくれました。

お陰で、切ないんだか嬉しいんだか、お母さん分かんなくなっちゃったよ。

また今度

2012-06-22 22:24:16 | インポート
昨日、自宅近くのミスドで本を読んでいると

「テケテケ?」

誰かに、私の苗字を呼ばれました。
私のことを、苗字で、しかも呼び捨てで呼ぶ友だちは、ごく少数です。
顔を上げると、そこには、20年前に近所に住んでいた女性が立っていました。

「コロコロ?」
20年も経つというのに、私にも直ぐにコロコロだと分かりました。
相変わらず、人懐っこい笑顔です。
引っ越しや、お互いにお仕事を始めたりして
なんとなく連絡を取り合わなくなってから、約20年。
長かったような、意外とそうでもないような。

「久し振り~!」
「元気だった?」

コロコロは、友だちと出掛けた帰りということで
彼女の隣には、同世代くらいの女性が立っていました。
なので、長話はちょっとムリ。

「じゃあ、また今度、ゆっくりね!」
コロコロは、手を振りながらお店を出ていきました。

「今度」って、一体いつのことだよ…。

私は、もう一度本を読み始めました。
すると、私の向かいの席に、誰かが座る気配を感じました。
顔を上げると、コロコロが人懐っこい笑顔を浮かべて座っていました。

「今度」は、私が思っていたよりも、ずっと早く訪れた様です。

「お友だちは?」
「いま別れたところだから、もういいの」
「時間、大丈夫なの?」
「大丈夫!」

20年も会っていなかったのに、とてもそうは思えない自然さ。
私は本を閉じて、バッグにしまいました。

元気?
どうしてた?
ご主人は元気にしてるの?
お子さんはいくつになったの?

お互いに、質問と答えの応酬です。

私、下を向いて本を読んでいたのに、よく私だって分かったね?
分かるよ。
テケテケは、どこから見ても分かるよ。
(マジですかーーー??)

それにしても、20年って、やっぱりすごい。
私の膝でばぶばぶ言ってた男の子が、今は就活中なんですって。
当たり前のこととはいえ、なんだか不思議な感じです。
私の頭の中では、今もばぶばぶのままなのに。
コロコロも私も、20年前とそんな変わっていないのに
(実際には、あちこち変わってしまいましたが)
子供たちだけ、どんどん大きくなっているんですね。
やっぱり、不思議な感じ。

20分くらい話したでしょうか。

20年前は、まだ首が座っていなかった女の子が
車の運転をして、コロコロを迎えにきました。

不思議だって。
絶対、不思議だってば。

「じゃあ、また今度、ゆっくりね!」

コロコロは、最後までニコニコ笑いながら、車に乗り込んでいきました。

だから、「今度」って、一体いつだよ。



自宅から、車で10分ほどの場所に
新しくお蕎麦屋さんが開店したので、家族で行ってきました。

広々とした店内には、カウンター席と、テーブル席と、小上がり。
メニューは、品数が…
多い。多過ぎる。
しょっぱなから、メニュー完全制覇の意欲が萎える。

私は「鴨せいろ」、旦那さまは「もりそばの大盛」
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さっちゃんは、納豆ととろろとオクラの「ねばとろそば」(うずらの卵の黄身入り)

なんだろうなー。
なんだろう。
なにかが足りない。
まあ、美味しいっちゃ美味しい。
でも、知り合いに、「あそこは美味しいよ」と、勧めるほどではない。
なんだろう。

「俺は、クリリン店長の方が好きだな」
旦那さまが言いました。

あ、そっか。
それだ。
「お蕎麦への愛情が足りないんだね」

結論。
私たちは、クリリン店長さんのお蕎麦の方が好きなんです。

【緊急のお知らせです】
黒服店員さんが、来月から別のお店へ行ってしまうことになりました。
ヘタを打った後始末をさせられるのでしょうか。
それとも、また更生施設へ送致されるのでしょうか。
いえいえ、実は、和食の修行のためなのだそうです。
黒服の店員さんに会いたい方は、大至急お蕎麦を食べに行きましょう!

さっちゃんのご利益(ごりやく)

2012-06-21 23:08:57 | インポート
昨日は、さっちゃんとヘルパーのKちゃんのプールの日だったので
「予告通り」プールに行ってきました!

昨日は小雨が降っていましたが、勿論施設からプールまでは徒歩。
と、言うか、こういうお天気の時こそ、徒歩。

そうしたら、また素敵な場面を見付けてしまいました。
ぶっかぶかのカッパを着て歩いている、小さな女の子。
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「着物かよ!?」
っていうくらい、ぶっかぶか。
最初は、前方からお母さんと歩いてきたのですが
流石に、ど正面から撮るわけにはいかず。
通り過ぎたところを、振り返って撮ってしまいました。

さっちゃんは、Kちゃんとのプールに、いつも私が乱入するのが迷惑らしく
昨日も、私にホールで待っているようにと言っていましたが
Kちゃんと私は、アイコンタクトならぬ「顔面コンタクト」で

「じゃ、後で」

と、しめし合わせ、20分ほど経ってから、私がいそいそ更衣室へ向かうと
まだもたもたと着替えをしているさっちゃんの後ろ姿に出くわしました。
瞬時に、物凄い早さで後退してホールへ戻ると
たまたま通り掛かったスタッフの人が、怪訝な顔。

「だって、そこにうちの子がいるんだもの」

なんて説明をしたら、きっと益々怪訝な顔をされるんだろうなぁ。

更に10分ほど待ってから、今度はこそこそと更衣室へ。
流石に、もう2人の姿は更衣室に無かったので
急いで水着に着替えてプールへ向かうと
さっちゃんは、25mの深い方のプールの、遊泳コースで泳いでいました。
私は遊泳コースの隣の、水中ウォーキングコースで
他人ヅラを装い、すまして水中ウォーキングをしていると
向こう側から泳いできたさっちゃんが、私の隣を通り過ぎざま
きっ!と、鋭い視線で私を睨みました。
その反応が可笑しくて、Kちゃんも私も大爆笑。

さて、しつこいようですが、Kちゃんの本業は、水泳のコーチです。
更に、ライフセーバーの資格も持っています。
本人いわく、「陸地より水中が楽」なんですって。
実際に、Kちゃんがスイミングサークルで指導中の場面を何度も見ていますが
いつも、本当に楽しそうにお仕事をされています。
水と子供が大好きな人。
こういうのを、天職というのでしょうか。
しかも、Kちゃんは、今でも現役の競泳選手で
かなりの好成績をおさめている、すごい人でもあります。

まあ、ぶっちゃけ、私はKちゃんのファンなのです。

もっとも、シャイなKちゃんが、照れてぎこちなくなってしまっては困るので
本人に「ファンです」なんて、絶対に言いませんけどね。
そのKちゃんと、Kちゃんのホームでもあるプールで一緒に遊べるなんて
さっちゃんがいなければ、絶対に有り得なかったご縁です。
もう、これは「ご利益」と言っても過言ではありません。

そんなKちゃんが、ヘルパーさんになったキッカケは、やっぱりプール。

子供たちのスイミングサークルで指導中
プールに、度の入ったゴーグルを着けた、視覚障がいをもった男性と
男性ヘルパーさんが来ているのに気付いたそうです。

プールで、ゆったりと楽しげに過ごす2人を見て
「あの仕事がしたい!」と、Kちゃんは思ったそうです。
そう思ったら、その日のうちに、その男性ヘルパーさんに
あなたの様なお仕事をするには、どうしたら良いのかと聞いたんですって。

子供も、大人も、お年寄りも、障がいをもった人たちも
水と触れ合う楽しさを伝えたい。
Kちゃんの信念は、いつもブレがなくて好き。

実は、さっちゃんとKちゃんのプールに乱入している私も
密かに、Kちゃんに悪い癖を直してもらったり
ちょっとしたコツなどを教えてもらっているのですが
的確で分かりやすく、とても丁寧。しかも楽しい。
加えて、理論的な仕組みも教えてくれるので、とても勉強になります。

話は少しズレますが、クリリン店長さんもそうですよ。
この人、一体いつ休んでいるんだろうという時間帯でいつもお店に出ているし
本来、週に1度のお休みだったはずの日曜日も
お勉強の為だといって、やっぱりお蕎麦を打っています。
お若いのに、ブレのない人だなあと感心します。

Kちゃんも、クリリン店長さんも、謙虚で勉強熱心。
だから必要な情報の吸収が良く
その緊張感が、勘の良さに繋がっているのでしょうか。

嫌なことや疲れることもいっぱいあるけど
こういう人たちがいてくれると、本当に心が救われます。
さっちゃんといると、こういう人たちと出会う機会が多いので
やっぱり、これは「ご利益」なのかもしれませんね。

っていうか、キミたち!
みんなで「クリリン」「クリリン」言ってるけど
彼は立派な蕎麦打ち職人さんなんですからね!
ね?クリリン店長さん!(←コイツが言いだしっぺ)