吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

楽しい1日

2012-06-16 17:21:40 | インポート
昨日は、お仕事がお休みだったのを良いことに
午前中のうちに、ちゃちゃっとおうちのことを済ませて
アルゼンチンタンゴの昼の時間帯のレッスンを受けてから
金曜日のメンバー(女性のみ)を、私のお気に入りのカフェに連れて行き
「ほうじ茶プリンのあんみつ」(¥850)を食べながら、お喋りをしました。
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どういうわけだか、男性のどの部分に「ぐっ」とくるかという話で盛り上がり
そしてダンスの話になり、ミロンガの話になり、スランプの話になり
「私、この間の土曜日に、全然踊れないのが悔しくて泣きました」
と、Rちゃんが言いました。
ちゃーんす♪

「悔し泣きするぐらい負けず嫌いの人は、絶対にうまくなるはずだよ」

負けるのが嫌だからといって、辞めてしまう人も多いけど
そこは、言う必要がないので、黙っておく。

Rちゃんが笑った、Rちゃんが冗談を言った。

よし。

私は、かわいこちゃんが好きなので、Rちゃんを密かに応援したいのです。
ちなみに、Rちゃんはスィーツ系かわいこちゃんです。
スフレフロマージュって感じ。

3時間ちょっとお喋りをしてから解散し
バスに乗って、あくゆーずとの待ち合わせの場所へ。
夕方だってせいか、バスは少し混んでいました。
運転席の後ろの、2人掛けの席の通路側の席に座り
途中、窓側の席に座っていた女性が降りたので、窓側に移動して座ると
今まで私が座っていた空席に、誰かが座りました。
羨ましいくらいの、真っ直ぐでさらさらなストレートヘアの女性。

あ?

「Tちゃん?」
私が声を掛けると、隣の女性が反射的にこちらを向きました。
「まま!?」
真っ直ぐでさらさらのストレートヘアの女性は
なんと、これから会う予定だった、あくゆーずのTちゃんでした。
私は、あくゆーずの中で唯一子供がいる人間ということで
メンバーから、「まま」と呼ばれているのです。
こういった場所で、偶然知り合いに会うということは稀にありますが
これから会う予定の友人に会うというのは、ちょっと珍しい。

バスをい降りて、今夜のもう1人のメンバーであるKちゃんと落ち合い
私たちは、クリリン店長さんのお店へ向かいました。

「私たち、うるさいですから、端っこの席へ」
と、言っているのに、カウンターの真ん前の4人掛けのテーブルに案内され
実物の「元やんちゃっぽいクリリン店長さん」と、「黒服の2番手さん」に
TちゃんもKちゃんも、納得の表情でした。
更に納得させなくては。
私は、お薦めメニューのボードを持ってきて2人に見せながら
「これとこれが美味しい、これもお薦め」
などと、次々と「私のお薦めメニュー」を列挙し
私たちは、長いもの天婦羅(そば塩添え)、そば塩おむすび
そして、「見習いの出汁巻き玉子」を、注文しました。
「見習いの出汁巻き玉子」は、文字通り見習いさんが作る出汁巻き玉子で
つまり、黒服の店員さんが作る出汁巻き玉子のことです。
クリリン店長さんが作った出汁巻き卵は¥500ですが、見習いさんのは¥400
前日にリサーチした時に、黒服の店員さんが
「3回に1回は失敗する」
と、言っていたので
「なんとなく、1回の失敗の方が“当たり!”って感じじゃない?」
と、言うことで、見習いの出汁巻き玉子を選んだのですが
数分後、黒服の店員さんが
「残念なお知らせです」
と、言いながらも、にやにや笑いながら、お皿をテーブルに置きました。
出汁の香りが立ちのぼる、綺麗でふわふわの出汁巻き玉子。
「成功してしまいました」
「えー!つまんない、なんで?」
「なんか、“ハズレ”って感じ」
「どうして大事な場面で成功するかなー」
私たちは、ぶーぶー文句をいいながら出汁巻き卵をつつき
「ちょっとー、美味しいんだけど」
「本当だ、期待してたのになー」
「なに?このザンネン感」
と、更にぶーぶー。
「せっかく成功したのに、どうして1人も喜んでくれないんだ!」
何故か、黒服の店員さんも悔しがる結果になってしまいました。

そば塩おむすびは、TちゃんもKちゃんも大絶賛。
にぎる力加減の、この絶妙さ。
外側はしっかり、中はふんわり。
もふっ。
長いもの天婦羅も、そば塩やそば味噌をからめながら
「おいしー」「おいしー」と、繰り返す2人。
私が作ったわけじゃないのに、つい得意げになってしまいます。
気前の良いクリリン店長さんは、私たちが頼んでいない
キャベツのそば味噌マヨネーズ添え(マヨネーズは自家製)
茹でアスパラ(そば塩、そば味噌マヨネーズ添え)
焼き南瓜(南瓜の煮たものを、焼いて焦げ目をつけたもの)
などを、次々に持ってきてくれたのですが
どれもこれも、全部美味しい。
でも、それですっかり満足してしまった2人が、肝心のお蕎麦を食べないので
「お蕎麦の美味しいお店なんだから、お蕎麦食べないと!」
と、おろし蕎麦と、肉そばを追加。
3人で食べるのだと予想したらしい黒服の店員さんが
「大盛にしますか?」
と、尋ねてきたので
「既に色々食べたので、普通でお願いします」
と、言ったのに。
数分後に運ばれてきたお蕎麦は、おろし蕎麦も肉そばも、…あれ?
「店長が、大盛にしたと言っています」
「ちょっと!これどーするのよ!」
「食べ切れるかなー」
「私少しでいいから」
「そんなワガママは通用しません」
とかなんとか言いつつ、数分で完食。
おそろしや。

私たちが、ぎゃーすかはしゃぎながら食べている間
何人かのお客さんが来ていたのですが
その中に、平泉成にそっくりな、推定50代後半のおじさんがおりまして。
1人で、長いもの天婦羅をつまみながらビール飲み
ざるそばを食べていたのですが
おじさんが、ざるそばを食べている最中に、店内の有線放送で
沢田研二の『TOKIO』が流れました。
沢田研二は、我々あくゆーずには、どビンゴな大スターです。
セクシーでカッコよくて、歌も上手くて
『危険な関係』、『時の過ぎ行くままに』、『勝手にしやがれ』
『カサブランカダンディ』、『お前がパラダイス』、『サムライ』等々
数々のヒット曲を出すのと同時に
その、個性的な衣装やメイクで、ファンをうっとりさせたものですが
「でも」
私は、沢田研二との思い出に浸る2人に言いました。
「沢田研二って、足がすごく短かったよね」

ぶっ!

私の発言に、誰よりも早く反応したのは、平泉成でした。
そう言えば、あなたも沢田研二どビンゴ世代…。
なんだか、思わず一緒に昭和を語り合いたい衝動に駆られましたが
平泉成は、何故か独り飯が妙に似合ったので、我慢。

そうそう、おじさんといえば
私たちが見習いの出汁巻き玉子で騒いでいた頃
60歳前後のおじさんが、1人で店に入ろうとしていたのですが
「引く」で開くガラスの扉を、「押し」て開けたつもりになったらしく
開いていないガラスの扉の中に入ろうとして
顔面を強打している姿を、偶然目撃してしまいました。
がん!という、すごい音と共に、表情が歪むおじさん。
でも、クリリン店長さんと黒服の店員さんが厨房から出てきたときには
おじさんの姿は、もうそこにはありませんでした。
時間にすると、ほんの数秒の出来事です。

おじさんは、少し酔っていたのでしょうか。
そして、おじさんは、どうしてもおそばを食べたかったのでしょうか。
私たちが、大盛のお蕎麦と戦っている最中に
さっき、ガラスの扉にぶつかったおじさんが入ってきました。
もちろん、今度はドアをきちんと「引いて」。
おじさんは、何事もなかったかのように、もりそばを注文し
もりそばを食べ終えると、やはり何事もなかったかのように
静かにお店を出て行きました。

そんな珍事件も含めて、TちゃんもKちゃんも大満足したようで
今日になって、2人からほぼ同じ内容のメールが届いていました。
『美味しくて楽しかった!また行こうね!』

クリリン店長さん、また行っても良いんでしょうか…。


さて、昨夜帰宅したのは1:30でしたが
今日は、さっちゃんのお弁当の日なので、しゃきっと起きます。
今日のキャラ弁は、『ぬすーぴー弁当』!!
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さっちゃんは、何故か「スヌーピー」と言えなくて、「ぬすーぴー」と言うのです。
なので、チャールズ・M・シュルツの、世界的な人気キャラクター、「スヌーピー」は
我が家では、もっぱら「ぬすーぴー」で通っているのです。
おかずは、カリフラワーとブロッコリーと人参のピクルス
大根と人参の皮とベーコンのきんぴら、玉子焼き、ウインナーです。
ピクルスは2日前から漬けていたものなので、それを詰めただけ。
今日のお弁当は、若干手抜きの気配がありますが…。
結果はこの通り。
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「また つくってください」の、嬉しい感想付でした。

さて、今夜は19:00からミロンガだぜ。
楽しいことばかりで、気も手も抜けない。