吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

本当は、お仕事はお休みです

2012-11-30 01:15:53 | インポート
19:00待ち合わせ。

「最近、夜は滅多に出歩かないから」
そう言って、他の人たちに場所を決めてもらい、居酒屋へ移動。

居酒屋滞在時間2時間。
「ナントカちゃんのママがやっているスナック」滞在時間3時間。
「明日仕事があるから」と、嘘をついて、1人で抜け出すことに成功。
トイレの洗面台の水が出ないお店で、ウーロン茶1杯¥2,000

    すごい!

もっとも、知らない間に「飲み放題」にされていたのかもしれないけれど。

ようやく1人になることに成功したので
あっちのお店に寄ろうか、こっちのお店に寄ろうか迷ったけれど
スナックに置いてきた人たちの解散時間が分からない。
帰りにバッタリ!などというトラブルは避けたいので
コンビニに寄って、大人しく帰ることにしました。

帰り道、黒い空から真っ白な雪が、ちらちらと降っていました。


実は、とっても性格が悪いんだぞ

2012-11-29 18:05:02 | インポート
勤め先の友人から、『インド古典舞踊』のチケットを分けてもらったので
昨夜は、ニトリ文化ホール(旧拘厚生金会館)へ行ってきました。
行ってみてビックリ。
なんと、前から5列目の中央よりという、とても良い席だったのです。
この辺の方が、最前列よりも全体が見渡せて良いのですよ。
ラッキー♪

…アレね。

インドのダンサーって、えらく栄養状態がいいのね。
ダンサーってこう、きゅっと締まっていて、筋肉が隆々していて…
って、それは私の勝手な思い込みなのね。
仕方がないから、1番綺麗でスタイルのいいお姉さんに照準を絞って
そこだけに集中していました(←ひどい)

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この人の妖艶な感じがいいけど
どっちかってーと、こっち。
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さて、ここからが『ぶっくり大事件』

なんと、ホール内で、偶然私の父親にバッタリ!
全く予想していなかったことなので、これにはかなりぶっくりしました。
私は前列から5列目。
父親は、13列目。
私が手を振ると、父親も笑顔で手を振り返してきました。

私は、人の好き嫌いがハッキリしていて
嫌いな人がいる場所には近付かないと言う正確ゆえ
自分の実家には、あまり寄り付きません。
ですが、子供の頃からかなりの父親っ子なので、父だけは好き。
父親のことは気になるし、いつも心配しているのですが
なかなか会えず、時々どうしているかなと思っていたのですが
いるじゃないですか、そこに。

ショーが終わり、出口に向かって流れる人の川を掻き分け
私はやっと父親の傍に辿り着きました。
「不義理をしていて申し訳ない」
開口一番に父親が言いました。
いや、義理を欠いているのはこちらの方で。
なのに。
「本当に悪いと思っている?」
「うん」
「じゃあ、今から付き合って欲しいところがあるの」

この時、父親は、その辺の喫茶店で話でもするのかと思ったそうです。
でも、私の「付き合って欲しい場所」は、たった一箇所しかありません。
ニトリ文化ホールの近くのバス停に父親を連れて行き
困惑する父親をぎゅうぎゅう詰めのバスに乗せ、数十分。
徐々に乗客が降り、老人優先席が空いたので
「座ったら?」と、言うと、父親は「いい」と、首を横に振りました。
齢76歳。
まだまだ優先される立場ではないと思っている様です。
ですが、バスが先へ進むにつれ、ガラガラになってゆく車内は
やたらと空席が目立ち始めました。
「逆に、変だよね」
父親と私は、老人優先席ではない一般席へ、並んで腰掛けました。
窓の外は雨。
バスを降りてからの道が、滑らなければ良いのですが。

やがて、私たちはバスを降り、雨の中を目的地へ向かいました。
「いらっしゃいませ!」

勘の良い方は、もうお気付きですね。
私が父親を連れて行ったのは、クリリン店長さんのお店です。
お蕎麦が大好きな父親を、是非ここに連れてきたかったのです。
例え、夕食には遅すぎる時間でも。
例え、雨の中でも。

父親は、私のおすすめメニューを食べると言ってくれたのですが
おすすめしたいものがあり過ぎて、何をすすめたら良いのか分からない。
でも、クリリン店長さんのお蕎麦の美味しさをリアルに味わいたいのなら、もり。
そこで、父親には、1日20食限定の、摩周産の蕎麦粉のもりそば。
私は、初めて食べた時にひどく感動した、海老せいろ。
父親に、海老せいろの味も味わってもらいながら
お蕎麦の香りとコシを楽しんでもらうことにしました。
でも、他にも美味しいお蕎麦がいっぱいあるんだよ。

「それは、またの機会にな」
父親が、嬉しそうに言いました。
はい、勿論です。

今朝、チケットを分けてくれた友人に会ったので
久し振りに父親に会えたことと、2人で食事が出来たこと
沢山話が出来たことを報告し、何度もお礼を伝えると
彼女も嬉しそうに、「良かったね」と、言ってくれました。


前日素敵なことがあったせいで、浮かれていたのでしょうか。
今朝、出勤途中に凍結したツルツル路面で、滑って転びました。
しかも、国道で。
早朝なので、車通りが少ないのを良いことに、信号無視をしている途中で。
死ぬかと思ったわ。
死ぬのは別にいいんだけど、さっちゃんがいるからね。
出来れば、もうしばらく生きていないと。

結構派手に転んだせいで、左臀部を強打し、いまも痛いです。
しかも、流行り病をうつされて、体調が絶不調。
なのに、今日は知り合いと飲み会なのですよ。
数日前に吐露で愚痴っていた、断れなかった飲み会です。
臀部の痛みと体調不良を理由に、キャンセルしようかと思っていたら
昼休みに、『すごい楽しみー♪』と、メールが…。
こ、断れない。
これじゃ、断れない。
好きでもないけど嫌いでもないので、断れない。

どこに行こうかな(まだ決まっていないのです)
私が好きな、あそことあそこに連れて行くのは気が進まないから
飲み屋街から離れた場所にある、あのスカしたマスターのダイニングバーか
白湯のように薄いコーヒーのお店か…。
数時間で疲労困憊しているおのれの姿が目に浮かぶぜ。
どうやって早めに抜けて、癒しの空間に移動しようか。
ああ、俺ってやっぱり性格悪いわ。

早朝が好きです

2012-11-28 16:08:22 | インポート
私は、夜は絶好調ですが、朝も絶好調です。
一体いつ不調なのでしょうね。

昨日は大荒れに荒れましたが、今朝は非常によく晴れて
とても気持ちの良い朝でした。
私は、季節を問わず、朝の匂いがとても好きです。
こちらは、出勤途中の朝の風景です。
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道路が凍ってツルツルなのが分かるでしょうか。
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滑らないように歩くのに、かなり注意が必要でしたが
車を運転する方々も、相当大変そうでした。

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それにしても、こうして、改めて眺めると、日が昇るのが遅くなりましたね。
夏場だと、この時間は、もうとっくに上の方にいたのに。

こちらは、通り道にはえている木。
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白樺ではありません。雪化粧です。


荒れました

2012-11-27 21:30:24 | インポート
今日は、お天気予報が見事に当たって、北海道は大荒れでした。
朝から降っていたみぞれが、昼前から吹雪になり、そのうち時折暴風雪となり
大きなカミナリも何度か鳴っていました。
暴風のため、通行止めになった高速道路もあり
また、一部の地域では、停電になってしまったところもあるようです。

でも、こんなお天気でも、いやさ、こんなお天気だからこそ
今日のソフトエアロビも、施設まで歩いてさっちゃんをお迎えに行って
歩いて体育館へ行ってきました。
Tシャツにトレーナー、レギンスにジャージに、ウインドブレーカーの上下。
ニットの耳当て付きの帽子に、ネックウォーマーに、ミトンの完全防備ですが
暴風雪の中では、やっぱり寒い。

何に対してムキになっているのか、自分でもよく分からないのですが
歩ける状況が揃っているなら、歩く。
負けないぞ!って思ってしまうのです。
ですから、そんな私に付き合わされるさっちゃんは、大変です。
雨が降れば濡れるし、強い風が吹けば寒いし、太陽が照りつければ暑い。
そういうことを、身体で感じているのが好きなのです。
ああ、そうか。
ムキになっているというより、やっぱり、好きなんだ。


この間の日曜日の午後、旦那さまがクリリン店長さんのお店で
「蕎麦打ち体験」に参加してきました。
粉から生地を作って、蕎麦を打つ工程が体験出来るのですが
旦那さまが参加するのは、夏以来2回目です。
旦那さまが打ったお蕎麦を、クリリン店長さんが持ち帰らせてくれたので
日曜日と月曜日の夜は、お夕食に旦那さまが打ったお蕎麦を食べました。
麺は太めでしたが、手打ちのお蕎麦は、やっぱり美味しい。
でも、クリリン店長さんが言っていた、蕎麦の鉄則
「蕎麦は早く食え!」を家族全員できちんと守ってしまったため
お蕎麦の画像が1枚もないのです。ごめんなさい。
美味しく食べた後の、空っぽのザルの画像をアップしようかと思ったけれど
さすがに、それはちょっとね。

さっちゃんと、テレビを観る

2012-11-26 14:13:32 | インポート
昨夜、NHKで21:00から放送していた、『大海原の決闘!クジラ対シャチ』を
ご覧になった方はいらっしゃいますか?
私は、さっちゃんと2人で並んで観ていたのですが
普段は、あまりテレビを観ないさっちゃんが
舞台が大好きな海だったせいか、珍しく集中していたので
私も、釣られて観ているうちに、夢中になってしまいました。

コクジラという種類のクジラは、メキシコの温かい海で出産をします。
温かい海でなければ、子供が育てられないからです。
可愛い赤ちゃんクジラに母乳を与えたり
水面に上がって、息継ぎをする方法を教えたりして
お母さんクジラは、愛情たっぷりに赤ちゃんクジラを育てます。
やがて母と子は、食べ物が豊富にあるアラスカのゲーリング海峡へ向かって
仲間の親子たちと共に、群れを作って旅に出ます。

ところが、その途中で、シャチの大群に襲われてしまいます。
シャチたちは、まだ弱くて皮膚の柔らかい子クジラを、容赦なく襲いかかります。
必死になって抵抗する子クジラと、子クジラを守ろうとする親たち。
シャチたちは、隙を狙って一頭の子クジラに狙いを定めると
上から、横から押さえつけて、窒息させようとします。
もはや、母クジラにも、親クジラたちにさえ、なす術もありません。
そして、やがて抵抗出来なくなった子クジラを、シャチが食べるのです。
生きて行くために。
毎年、アラスカへ向かう旅の途中のクジラたちのうち
約半分の子クジラが、こうして命を落とすのだそうです。

「ちょっと、ひどくない?」
私がテレビに向かって叫ぶと
隣にいた子クジラが、私の顔を見上げました。
「一生懸命、愛情たっぷりに育てた赤ちゃんなのに
 お母さんの目の前でって、あれはないでしょう」
子クジラが、どうして良いのか分からず
取り敢えず、胸ビレで私の肩を抱いて、なだめようとしました。
この辺で、私はちょっと調子にのってしまいました。
「私の目の前で、もしそんなことが起きたら
 シャチなんて、みんなやっつけてやるんだから!」
子クジラは、わかった、わかったというように
胸ビレで、私の頭を、いいこいいこしてくれました。
「えーん!えーん!」
私が、オーバーなくらい激しく泣き真似をすると
子クジラは、胸ビレを使って、一生懸命なぐさめてくれました。

すげー可愛いんですけど。

母クジラとはぐれて、1頭だけで旅をする子クジラがいました。
それに気付いたシャチの群れが、静かに接近します。
広い海原、子クジラを守るものはありません。
シャチの群れが、子クジラを襲います。
抵抗する子クジラですが、とても敵いません。
その時、海の向こうから、叫び声が…。
大人のコクジラでしょうか?
いえ、違います。
ザトウクジラの群れが、叫び声をあげながら、ものすごい勢いでやってきます。
シャチの群れに追いついたザトウクジラたちは
長さ5mもある胸ビレで海面を叩き、大きな尻尾で海面を打ち鳴らせて
シャチの群れを攻撃し始めます。
ザトウクジラの胸ビレがまともに当たると、致命傷になることもあるそうです。

そうです。
ザトウクジラの群れは、自分たちとは種類が違うコクジラの子供を守るために
命懸けでシャチと戦っているのです。
20分ほどの攻防戦の後。シャチたちは引き上げていきました。
そして、また旅を続ける子クジラ。

ザトウクジラが、何故自分たちと違う種類の行き物を守ろうとするのか
詳しい理由は、まだ分かっていないのだそうです。
30年近く、クジラの生態を研究している生物学者が、こう言っていました。
「弱い物を守ろうとする、無償の愛
 愛情に溢れた生き物なのでしょうね」

実際に、ザトウクジラがアザラシの赤ちゃんをシャチから守るために
胸ビレの脇(付け根)もアザラシの赤ちゃんを抱きかかえ
背泳ぎでシャチの群れから救出する写真も公開されていました。

「ザトウクジラって、すごいね」
私が興奮しながら言うと、私の隣の子クジラは
まるで興味なさそうに、うんうんと頷いておりました。