私は、通勤時には、勤め先の送迎バスを利用しています。
マイカー通勤の方が楽なのですが、天候や何かのアクシデントが起きた時に遅刻した時に
送迎バスは遅刻扱いにならないのに、マイカー通勤は遅刻扱いになるからです。
「バスの運行時間は決まっているけれど、マイカーは時間に余裕を持って出てこれるでしょう?」
と。いうことらしいです。
まぁ、そうなるんでしょうね。
ですが、夜勤明けのときなどは、送迎バスはがあることは、とてもも助かります。
一晩の緊張が解け、ほどほどに疲れていている自分の状態を考えると
いつ居眠り運転をしてしまうか分からない。
実際に、夜勤明けでマイカー通勤をして
「あれ?いま眠ってた?」
と、ヒヤッとしたことも、何度かあります。
送迎バスに乗ってしまえば、寝ようがスマホを眺めようが、のんびり過ごせます。
運悪く事故にあったとしても、自分に責任はありません。
先週の夜勤明けで、送迎バスに乗り込んだとき、私はたまたま運転席の直ぐ後ろに乗車していました。
夜勤明けの乗客は少なく、車内はガラガラ。
そのせいか、バスの運転手さんが、私に背中を向けながら世間話を始めました。
最初は、冬道の運転についての大変さについて語っていたと思うのですが
大変つながりで、いつの間にか彼の持病の話になり
前立腺肥大が、いかに切なく、苦しく、大変な病気かを切々と訴え始めました。
もう、いいから!
とは、流石に言えない。
無視もできない。
今後もこの人の運転する車に身体を預けるのかと思うと、邪険にはできない。
「そうなんですか?」
「それは大変ですね」
「そうだったんですね」
夜勤の疲労と緊張感から解け、脳があまり機能していない私は
興味のない話に、ぼんやりと相槌を打ち続けていました。
前立腺が、前立腺は、前立腺ってね。
もはや、話の内容は全く入って来ません。
やがて、バスは私が降りる予定の場所に停まりました。
「有り難うございました」
無事に送り届けてくれたことに感謝の意を込めて、いつものように挨拶をすると
運転手さんが言いました。
「退屈な話を聞かせちゃいましたね」
分かってんじゃないかー!!
マイカー通勤の方が楽なのですが、天候や何かのアクシデントが起きた時に遅刻した時に
送迎バスは遅刻扱いにならないのに、マイカー通勤は遅刻扱いになるからです。
「バスの運行時間は決まっているけれど、マイカーは時間に余裕を持って出てこれるでしょう?」
と。いうことらしいです。
まぁ、そうなるんでしょうね。
ですが、夜勤明けのときなどは、送迎バスはがあることは、とてもも助かります。
一晩の緊張が解け、ほどほどに疲れていている自分の状態を考えると
いつ居眠り運転をしてしまうか分からない。
実際に、夜勤明けでマイカー通勤をして
「あれ?いま眠ってた?」
と、ヒヤッとしたことも、何度かあります。
送迎バスに乗ってしまえば、寝ようがスマホを眺めようが、のんびり過ごせます。
運悪く事故にあったとしても、自分に責任はありません。
先週の夜勤明けで、送迎バスに乗り込んだとき、私はたまたま運転席の直ぐ後ろに乗車していました。
夜勤明けの乗客は少なく、車内はガラガラ。
そのせいか、バスの運転手さんが、私に背中を向けながら世間話を始めました。
最初は、冬道の運転についての大変さについて語っていたと思うのですが
大変つながりで、いつの間にか彼の持病の話になり
前立腺肥大が、いかに切なく、苦しく、大変な病気かを切々と訴え始めました。
もう、いいから!
とは、流石に言えない。
無視もできない。
今後もこの人の運転する車に身体を預けるのかと思うと、邪険にはできない。
「そうなんですか?」
「それは大変ですね」
「そうだったんですね」
夜勤の疲労と緊張感から解け、脳があまり機能していない私は
興味のない話に、ぼんやりと相槌を打ち続けていました。
前立腺が、前立腺は、前立腺ってね。
もはや、話の内容は全く入って来ません。
やがて、バスは私が降りる予定の場所に停まりました。
「有り難うございました」
無事に送り届けてくれたことに感謝の意を込めて、いつものように挨拶をすると
運転手さんが言いました。
「退屈な話を聞かせちゃいましたね」
分かってんじゃないかー!!