吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

ある意味、伝説の女

2016-05-31 10:17:42 | 日記
勤め先で顔を合わせる先輩職員の方々が
私と顔を合わせると
「大丈夫?なにか困っていることない?」
「話したいことがあったら聞くから言ってね」
「辞めちゃった人もいるけど、ここにいる人は大体みんな同じ目に遭っているから」
「みんな、分かっているから」
などなど、口々に励ましてくれています。

有名人なんだな、彼女。

それぞれ、少なからず先入観も含まれているとは思いますが
みんなの話を総合すると、彼女の攻撃対象になる人は、下記のようになります。

・真面目に頑張る人
・仕事ができる人
・利用者の方々に丁寧に接する人、それ故に好かれている人
・自分の意見を持っていて、言える人(我が強い人というわけではないらしい)

二つ目からは、自分で判断できることではないので、よく分かりませんが
一つ目に関しては、確かに思い当たるかもしれません。
私は確かに真面目なほうだと思うし(くそ真面目で頭が固いともいわれる)
お仕事というものは、真面目に頑張って取り組むものだと思っています。
文章にすると、どうもガチガチした感じになってしまいますが
なにも、わき目もふらずにガチガチするのではなく
みんなと冗談だっていうし、利用者の方々とふざけあったり、じゃれあったりするし
楽しみながら、真面目に頑張っています。

「そういうのが、面白くないのよ」

そう言われたって、ねぇ。

昔、「マグロ」と呼ばれていた人がいたそうです。
よく動く、そして、気が利く。
動いていないと落ち着かないと、動いてばかりいたので、まるで回遊魚だねということで、「マグロ」
出勤時は、欠かさず利用者の方々ひとり一人に挨拶をするような人で、しかも気が利くわけだから
当然のことながら、攻撃対象となってしまったそうです。
やり方は、私の時と同じで
「あっち」「こっち」「そっち」の仕事の指示を出して、動けなくしておいて
「動かない!」と、周りに聞こえるように怒鳴る。
マグロさんは、頑張って、頑張って、頑張って、時々泣いて、それでも頑張って
ある日、もう頑張り切れなくなってしまったのだそうです。

マグロさんは、利用者の方々からも好かれていた人なので
あまりにひどいいじめに、見かねた利用者の方から
「見ていて気分が悪いから、やめさせて欲しい」
と、ケアマネジャーと、管理者に苦情がくるほどだったそうです。

上から注意をされると、一時的には収まるものの
自分が攻撃しているという自覚がないのか、病的に意地の悪い人なのか(たぶん両方だな)
直ぐに攻撃が開始されてしまうのだそうです。

それで、「何人も」潰されているというのが凄い。
ある意味、伝説の女だな。

「マグロさんは、どのくらい頑張っていたんですか?」
「2年くらいかな」

2年と言えば、大体の業務はきちんとこなせるはずです。
早くお仕事を覚えて、文句を言わせないようにしてやろう!
お腹の底で、私はそんな風にも考えていたのですが、どうやら駄目らしい。

「みんな分かっているから」

みなさん、そうは言ってくれるけれど、それが心強いのも事実だけれど
実際に私が攻撃されているときには、誰も好んで火の粉を浴びようとはしないので
周りの、気の毒そうな視線を感じながら、彼女に撃たれまくることになるわけです。
その攻撃に耐えることが、さっちゃんの幸せに繋がるという妄想をしているので
もっと撃ってこいや!ぐらいの勢いで、『にこにこ大作戦』を継続していますが
2年頑張っても駄目だったマグロさんのことを思うと、少し気が重くなってしまいました。

マグロさん、2年も耐えたあなたは偉い!!




甘味

2016-05-29 20:17:29 | 日記



小樽の隅っこにある、昭和な匂いのする甘味処に行ってきました。

古い民家を、床や壁をほんの少し手直しした造りで
押し入れや、床の間などは、そのままになっています。
甘味処というより、歴史資料館のような佇まいです。

私の好きな、古い木の匂いや、障子から漂う古紙の匂い。
なんだか、妙に気持ちが落ち着きます。

写メは、テーブルの上に置いてあった、ダッチコーヒーのコーヒーメーカーと、ダッチコーヒーの説明書き。
そして、クリームあんみつ(¥700)と
栗ぜんざい(¥650)

:クリームあんみつは、ほりほりした寒天の食感が心地良く、餡の甘さも程好く
求肥の桃色とうぐいす色が、品良く全体を飾っていました。

栗ぜんざいは、予想外に大きな焼き餅が2つ入っているので、見た目よりボリュームがありますが
くつくつと炊いたぜんざいに、こんがり焼いたお餅をからめながら口に運ぶのが、なんだか不思議に楽しくて
いつの間にか、べろりと食べてしまうことができます。

ああ、おいし♪

名付けて、『にこにこ大作戦』

2016-05-28 19:47:41 | 日記
以前から、薄々感付いてはいたのですが
勤め先で、ある女性職員から、嫌われている様です。

夜勤を担当することが多く、顔を合わせることは少ないのですが
何年も介護のお仕事を続けているベテランの方なので
指導を受けることや、指示をされる機会もあり
その時の、話し方というか、態度に、「え?」と、思うことが、何度かあったのです。

例えば、まだ勤め始めて間もない、右も左も分からないようなときに
専門用語の説明や、手順をろくに教えることもなく、「あれやって」「これやって」と指示を出し
「すみません、まだやったことがないので、教えていただけますか?」
と、私が言うと、無言で乱暴にその作業をするのです。
「無言で」というのは、もちろん「説明をしない」ということです。
例えば、一度に複数の指示を出す。
複数の指示でも、ひとつひとつ行えば、私にも出来るものであっても
一度に複数は、さすがに無理です。
ひとつの作業を始めた途端に「そっちはいいから、こっちやって!」と、怒鳴り
こっちに手を付けると、「こっちは後でもいいから、あっちやって!」と怒鳴り
最初の「そっち」が中途半端なままだと思いながら、あっちを始めると
案の定「そっちをちゃんと終わってから、こっちとあっちでしょ!」と怒鳴られる。
えっと、どうしたらいいんだろう?と、考えると
「動いて!」と、やっぱり怒鳴られる。

最初は、私がまだ手早く動けないからいけないんだな
悔しいから、早く覚えよう、次はもっと要領よく動けるようにしよう
そんな風に思っていました。
でも、やはり、何かがおかしい。
私に指導をしたり、指示を与えるときは、大抵彼女は足を組んで椅子に座り
指先で、「あっち」「こっち」「そっち」と言うばかりで、彼女自身は動かない。
他の先輩職員の方たちは、最低でも1回は先に作業を見せながら手順を説明してくれます。

何故なら、私たちのお仕事は、人、それも高齢者の方々を相手にするお仕事だから。

椅子に座って、足を組んで、指先で出来るようなものでもなければ
「そっち」「こっち」「あっち」という表現をするような、お仕事でもありません。

ただ、それは、お仕事に関することで
まだなんの戦力にもなっていない私が文句を言えるようなことではありません。

そう思うしかない。

しかし、お仕事とは関係のない場所で、何人かで世間話をしているとき
どうも、自分の背中で壁を作って、私が会話に入っていけないようにしている節もある。

     ○
   ○   ●←彼女(の背中) 私→○
     ○

それがお仕事の話なら、多少強引に加わることも考えますが
世間話なら、特に加わる必要もないので、他のことをしていますが
なんかなー、どうもなー、と、思っていたら

別の先輩職員の方々から、私が目を付けられているから、気を付けるようにと注意をされました。

いやいや、注意ったって、え?
ああ、でもやっぱりそうだったのね、気のせいじゃなかったのね、と、笑って答えると
先輩たちは、真顔で私にこう言いました。

「笑い事じゃないよ、今まで“何人も”彼女に潰されているんだから」

きゃー!怖い!!
え?でも、なんで私?
私、彼女に何かしましたっけ?

「彼女は、真面目で頑張る人が嫌いなのよ」
「今まで潰された人たちも、みんな真面目でいい人たちだったの
 辞めて欲しくなかったけど、辞めざるを得ない状況に追い込まれていったのよ」

なんだそりゃ。
ぜんぜん駄目じゃないか。

他の職員の方々も、いじめていることに、いじめられていることに気付いていながらも
我が身に火の粉がかかることを避けて、なにも出来ずにいたのだそうです。

「テケテケさんは、真面目だし、よく頑張っているし
 みんな、テケテケさんがいないともう回らないと思うし(職員数が不足しているからですけどね)
 だから、テケテケさんには辞めて欲しくないの」

取り敢えず、幸か不幸か、私が「真面目で頑張る人」という印象は与えているらしいけど
それが、嫌われる原因になってしまうのは、どうなんだ。
今さら、「私なんにも出来ませぇ~ん」とか、「何もかも教えてくださぁい」なんてことは出来ないし
そもそも、私がやったら、物凄く気持ちが悪い。

はてさて、どうしたものか。


と、いう話を自宅に持ち帰り
「彼女のねちねちっぷりを自家発電に繋いだら、結構な電力が溜められると思うの」
と、旦那さまに言ったら、ウケてくれた。

で、ふと思い付いた。
と、いうか、妄想した。

世の中というのは、案外バランスよく出来ていて。
嫌なことがあれば、必ず良いこともあるものです。

ですから、彼女のねちねちを私が笑顔で受け流すことで、さっちゃんが幸せになれるなら。
1ねちねちで、ひとつ幸せ。
2ねちねちで、ふたつ幸せ。
すごいじゃないか!この計算で行くと、いっぱい幸せが蓄えられるぞ!

ちなみに、彼女が夜勤を担当することが多い理由は
彼女にねちられて、潰れて辞めていった人が何人もいるからなのだそうです。
すげえ!筋金入りのねちり屋じゃないか!

よし、『にこにこ大作戦』、頑張ってみようっと。

ブラピ

2016-05-27 21:55:27 | 日記
さっき、私の傍を自転車で通りすぎた中学生軍団が、どう見てもあきらかに普通の男の子を

「ブラピ!」

と、呼んでいました。

野球少年のような、坊主頭の日焼けした男の子。
どこがどうブラピなのか、謎。

なのに、 呼ぶ方も呼ばれる方も、違和感なく自然だったのが、なんだか妙に面白かったです。

ブラピ・・・。

カチョカバロがなくたって

2016-05-26 23:30:43 | 日記

今日は、お仕事が終わってから、歩いてスタジオに行ってみました。

どのくらい時間がかかるか分からなかったので、時間に余裕を見たつもりが
予想外に早く到着して、時間をもて余してしまい
そんなにお腹が空いていないのに、ごはんを食べてしまいました。

濃厚カチョカバチキンカレー(¥980)
道産のカチョカバロをトッピングした、辛さ控えめのクリーミーなルーカレーです。
お肉は、ちょっと珍しいチキンのむね肉でした。

カチョカバロにひかれてオーダーしたのですが、カチョカバロがなくても充分イケるぞ、これ。

これに、¥ 450プラスで、ジェラードとソフトドリンクが付きます。

私が頼んだのは、キウイのジェラードなのですが
キウイをそのまま食べているかのような、キウイ感(なんだそりゃ)でした。


それにしても、朝6:00過ぎに家を出て、今現在23:30
昼の休憩1時間と、チキンカレー休憩の1時間を引いたら
15時間半歩いているか立っているかの状態でいたことになります。
しかも、そのうち2時間は、レッスンも練習も含めて、踊りまくり。

これって、ちょっとスゴくなーい?