吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

冷たいお水

2016-01-20 22:20:16 | 日記
今日は良いことがありました。

遠方に暮らすお友だちから、お手紙が届いたのです。

去年の12月に、彼女にクリスマスカードを送ったときに、私の近況を書いたお手紙を同封しておいたのですが
彼女は、忙しい毎日の合間を縫って、お返事を書いてくれたのです。

彼女と私が知り合ったのは、もう30年ほど前のこと。
一回り以上も年が離れていますが、共通の音楽が好きで(フォークソング)、読書好きという共通点から
ずっと仲良くしてもらっています。

しょっちゅう会うわけでも、まめに連絡を取り合うわけでもない。
近からず、遠からず。
その適度な距離感が良い。

彼女が故郷に帰るため、札幌から遠く離れてしまっても、その距離感は続き、現在に至ります。

読みやすい、彼女の文字。
分かりやすい、簡潔な文章。

私たちが知り合ってからの30年。

彼女はその間に、大変なことや辛いことがたくさんあって
私の30年とは、比べ物にならないくらい、沢山たくさんあったのに
彼女は、毎回私を励ましてくれます。

頑張れとか、今やらなきゃダメだよとか、私が重荷に感じるような言葉は一切使わず
まるで、ひどく喉が乾いたときに、冷たいお水でも差し出すかのように
「はい、どうぞ」
みたいな感じで、ごく自然に励ましてくれるのです。

これは、気遣いとか、意図的なものではなく、彼女の天性の才能なのだと思います。

差し出されたお水は、自分でも気付かなかった、喉の乾きを教えてもくれます。

ああ、そうか。
私は喉が乾いていたんだ。

彼女のお水は、乾いた喉を潤し、心に染み渡ります。

よしっ!

ありがとう、お友だち。