天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

毎月20日はお寺の日

2009-06-22 16:17:22 | 天真寺
毎月20日はお寺の日。

今月も午前中に写経教室。

午後から仏教講座会が開催されました。
この度のご講師はY先生。
京都での学生時代、とてもお世話になった先生です。

「価値と意味」ということを中心に、わかりやすくお取り次ぎを頂きました。



ご法話の中で先生がオススメになられたのが成道会ケーキ。







12月8日お釈迦さまのおさとりを記念してケーキを食べましょう。
Y先生の思いを受けて、北海道のケーキ屋さんがお作りになったとのこと。

天真寺でも、ご門徒のケーキ屋Sさんにお願いして作ってみたいなぁと構想しております。

今回の法座では、天真寺のホームページをみて初めて写経教室に参加され、
午後のご法座もお聴聞された方がいらっしゃいました。
有り難いご縁でございますす。。


(龍)


一休さんビデオ50巻

2009-06-19 18:35:59 | 日々
最近のマイブームはネットオークション。

この前レンタルビデオで借りた一休さんのDVDを鑑賞しました。
数十年ぶりに見ましたが、一休さんの映像は新鮮。

お寺でキッズルームを作り、そこでも一休さんのビデオ放映出来たらなぁ・・・
と思い、一休さんのDVDを調べてみると全部で50巻。
一巻1000円だとしても5万円。

値段が高く手が出ない

なので、諦めかけていましたが、
パソコンのオークションにて新品のDVDが1万円台で売り出されていました。
しかし、私のネットオークション経験はO。
友人に相談して、オークションのやり方を教えてもらい、なんとかゲットしました。



オークションづいて、藤田徹文先生の書籍も格安でゲットしました。

これはいいですね
しかし、安物買いの銭失いという言葉があるように、
必要のないものまで買ってしまう恐れがあるので注意・注意。

気をつけましょう!!

(龍)

「仏教讃歌20作成委員会」始動

2009-06-17 15:22:20 | 天真寺
「仏教讃歌20」の作成メンバーが再集結となりました。

昨年に引き続き、今年のお盆には、儀式で使う曲を中心に収録するCD第2弾をご門徒さんにお配りします。
曲の録音はすでに昨年のうちに済んでいるので、これからメンバーでデザインの再検討や歌詞カードのチェックなどをする予定。





CDのおかげで、1年間にいろんな縁が広がりました。

実は第1弾のCDに収録した天真寺オリジナル曲「天ちゃんのうた」を作曲してくれた竹内恵里さんに、先日門信徒旅行でお参りさせていただいたS寺のご住職様より「うちのお寺の曲も作って!」とご依頼をいただいたところです。

今年も楽しみです。
皆さん、よろしくお願いいたします。

(静)

誕生日祝い

2009-06-15 16:02:10 | 日々
今日は、前坊守の86歳の誕生日です。

祖母の誕生祝いに、柏市にあるDに行ってきました。

ここは幻の日本酒などが置いてあるこだわりのお店。

マスターのこだわりはすごいです。

・お水は福島県から取り寄せる。
・滅多に飲めないお酒が置いてある。
・ある日始めた蕎麦が注目され、千葉県にあるオススメの蕎麦の店と有名になり、蕎麦を食べに来ましたという客が来ると、うちはそば屋ではありませんと断る。
・元ボディービルダー
・アニマル浜口さんの娘・浜口京子さんの応援団長。

数え上げればきりがありません。

囲炉裏もあり、なつかしい香りがするお店です。



マスターとも楽しいお話をしながら、
和やかな時間が過ぎていきました。

みんな一緒に過ごせる至福の時です。

(龍)


「世間の常識と門徒」 ~占いやお守り・冠婚葬祭の儀礼と意味~

2009-06-14 20:01:59 | 天真寺
今日は、天真寺にて連続研修会が開催されました。

初めに、連研履修者であるOさんを中心に、天真寺のメンバーによる「正信念仏偈」の読経より始まりました。




今回の連研のテーマは
「世間の常識と門徒」
~占いやお守り・冠婚葬祭の儀礼と意味~
です。

そして、講師は天真寺住職。
「門徒物知らず」という言葉を中心にお話をさせていただきました。



お葬儀でこんなことを聞いたことありませんか。

・一膳飯に箸を立てる。
・遺体の上に魔よけの刀を置く。
・出棺時にお茶碗を割る。
・お棺をぐるぐる回す。
・清め塩を使う。 
・火葬場への行きと帰りの道を変える。
・棺の釘打ちをする
等々

これらは、死を穢れとみなし、タタリをうけたくないという考え方から生まれました。

現実には、誕生があれば死を迎えることは必然のこと。
「おくりびと」とあると同時に「おくられびと」である私なのです。(練馬のO先生の言葉)


その真実をみつめて仏さまとともに歩む道がお念仏の歩みです。

話し合いの中では、
・人間はなにかを頼りとしたい弱い生き物
・例えば、お守りをもって安心を得る
さまざまな意見が出ました。

確かに、「そうだ。そうだ。」とうなずく言葉ばかり。
しかし、仏教では「迷い」といいます。

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、
自らの願いが叶う時を求めて生きていたならば今の自分は駄目な人間なのか。
今一瞬の大切さを見失ってしまってはいないだろうか。
そうではない、限りない縁の中で頂いたこの瞬間を「有り難いことです」と大切にさせていただく。

仏さまと共にある人生。
すべてが一期一会です。

一度しかない今を精一杯生き抜くのが、念仏者の歩む道ではないだろうか。

(龍)