これは、もう1ヶ月ほど前のこと…。地下鉄1号線の西側の終点・苹果園駅から597路などのバスに15分程乗って、首鋼小区で下車したら、そこからは徒歩15分程。この日の目的地・法海寺は、明朝時代の1439年~1443年にかけて創建された歴史のある禅寺。
で、普通に境内などを散策・鑑賞するだけであれば、20元の入場券を購入して入れば良いのだけれど、それでは、わざわざここまで足を運んで来た意味がない!このお寺の凄さは、敦煌の莫高窟にも匹敵すると言われることもある大雄宝殿内側に残る壁画にあるのだから…。とうことで、manamiは、この壁画を見ることのできるガイドツアー料を含んだ100元の入場券を購入して、参観スタートすることに…。
ガイドツアーは1時間に1回しかないし、大雄宝殿の限られたスペースに入ることができるのは、毎回20人程度までと聞かされていたので、門が開く9時とほぼ同時に入って、9時40分の第1回目のガイドツアーを押さえた上で、まずは境内の奥まで散策しながら時間調整…。
そして、9時40分になったら、大雄宝殿の入口で入場券を見せて、靴にカバーをかけて、懐中電灯を受け取ったら、真っ暗な建物内へ…。まだまだ外は寒いし、生憎の曇り空だったこともあって、第1回のガイドツアーに参加したのは7名のみで、約45分間、中国語ガイドの説明に耳を傾けることに…。
思えば、当たり前のことではあるのだけれど、壁画がオリジナルのまま残っているということは、約600年間にわたって大雄宝殿は火事も含めて破壊されることがなかったということで、それだけでも非常に貴重な存在なのだ…。文化大革命の時に、大雄宝殿の中の仏像が破壊されるということはあったそうだけれど、一方で、貴重な壁画だけは、その破壊活動から回避する努力が行われたとのことだった…。東・北・西の3方の壁に10枚残る壁画について、構図・色合い・精巧さなど、非常に丁寧に説明してくれるので、中国語が分かっても分からなくても、このガイドツアーへの参加は、絶対にお勧め!単なる歴史の旧さだけでなく、技術の高さも魅力!
早起きして、凄~く得した気分になれた1日だったね~。
住所:石景山区翠微山南麓模式口村28号
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