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manamiの私生活は、食べることと歩くこと。日々の生活を通して、メディアが伝えない、中国の今を覗いてみよう!

白塔寺~元朝首都の歴史と文化を勉強!~

2016-02-03 00:10:10 | 北京市内観光

 地下鉄2号線阜城門駅から、阜城門内大街を東に向って徒歩7~8分歩くと、青空を背景に真っ白な塔が見えて来る。これが、この日のmanamiの目的地・白塔寺(正式名称は“妙応寺白塔”)の仏塔だ!前回訪問時は整備中ということで閉院中だったので、漸く果たせた3~4ヶ月ぶりのリベンジ…。
 入場料20元を払って中に入ると、そこには、元朝時代・1271年創建のチベット仏教寺院の境内が広がる…。境内の最奥にある純白の仏塔は、ネパール人・阿尼哥が設計したもので、中国に現存する最大最古のチベット仏教式仏塔というだけのことはあって、余りの大きさに、近づき過ぎるとカメラに全体をおさめることが難しくなった。

 が、実は現在の境内の敷地はそれ程広くなくて、それは、元朝末期の火災等を理由に一旦廃れた後、復建する中で縮小されていったためで、“大聖寿万安寺”と呼ばれた創建当時は、大元都の政治・宗教・文化の中心として、大きな境内を持ち、非常に重要な地位を有する場所だったとのこと…。
 ということで、院内には、元朝の首都が、内モンゴル自治区にあった元上都に始まり、今の河北省張北県にある元中都への移転を経て、最終的に北京の元大都に落ち着いたということや、元朝の首都が、どれも宮城・皇城・外城という3重構造であったことなどが、詳しく紹介されていて、非常に興味深いものがあった。
 白塔寺を出て更に東に向うと、そこには広済寺があって、多くの人々が熱心にお参りをしていたけれど、それは、この場所に中国仏教協会の本部が置かれていることと関係するのかな???

 住所:東城区阜城内大街171号 ℡:6616-0211



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