智化寺～こんなところに、北京で最も美しい寺院！～

　週末の午後、地下鉄2号線の朝陽門駅と建国門駅のちょうど中間にあたる胡同街を巡った先にある智化寺に、manamiは足を運んでみた…。モダンなビジネス街・銀河SOHOの裏にあたるエリアで、こんな市内の中心近くに、こんなに昔ながらの胡同が残っていたのかと感動しながら、10分程テクテクして、目的地に到着。
　この日は、「北京最大の明代建築群」という情報と、「北京で最も美しい寺院の1つ」という情報を耳にして、初めて訪問してみたのだけれど、20元の入場料を払って中に入ってみると、そこには、周囲の喧騒からは完全に隔絶された静かな空間が広がっていて、本当に心地良く参観することができた。
　明朝皇帝・正統帝の寵臣・宦官の王振が自分のために1444年（明朝）に創建したという寺院で、境内に配置された建造物とその中に安置された数々の仏像は、確かに美しく、一見の価値あり！一部、海外に流出してしまって、アメリカの美術館に所有されているものもあるのだそう…。

　それから、この寺院を特徴付けているのが、中国最後の仏教音楽“京音楽”の伝承者としての役割で、manamiは時間が合わず、ビデオでその様子を鑑賞して帰ってしまったけれど、毎日、10時と15時の2回（各15分）、生演奏を聞くことができるとのことなので、ご興味ある方はどうぞ！
　全く派手さはないけれど、どこか心が落ち着く空間で、気に入ったね～。

　住所：東城区禄米倉胡同5号　℡：6513-5206


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