典顧堂日月鈔 on blog

日記というか雑記というか…… 人様にお見せすることを前提とはしておりません。

手島慶介 追悼

2009年01月27日 19時49分20秒 | Weblog
だいたいわたくしにとって信じがたいのは、朝青龍が優勝を決めたあと、土俵上でガッツポーズをしたことに対して声援を送っている観客が大多数だったことである。
土俵は神様がいらっしゃる、神聖な場所なんだよ。以前、後輩某君に連れられて千秋楽の相撲を見たあと、最後まで見学したのであるが、優勝の表彰(あの時は白鵬だったな)をして、三賞の表彰をして、新人力士の紹介とかしたんだったかな。んで、最後に、行司が神主となって、土俵にいらっしゃる神様を送り出すのであるが、送り出す方法は、みんなで行司を胴上げするのである。
話を元に戻しますが、要するに、相撲はスポーツである前に神事であり武道なのであるから、異文化で育った人間を受け入れるのであれば、わきまえるべきマナーは徹底的に教え込まなければいけないわけである。「勝てば何をしてもいい」世界ではないのだから、相撲部屋や教習所でうわべだけの作法だけ教えておしまい、なんてことは、やめてほしい。できないなら、外国人なんか入れるんぢゃねぇ!!
と、わたくしは、思っているのであるが、国技館で相撲を見ていた人々の大半は、そうは思ってなかったらしい。相撲を単なる格闘技と思っているらしい。だったらPRIDEでも見とけ、と。
これは、伝統とか格式とか規範とか風習とかにとらわれたくない、と考える現代人のアイデンティティーの一端が、国技館で朝青龍に声援を送る観客の姿に現れている、と考えられるのでしょうか?

そんなことを考えながら、神田と新日本橋と東京でスタンプを収集した帰り道です。前に座ってるおねーちゃんのミニスカが、気になります。
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