昨日は某集団と
鉄道博物館へ行ったわけであるが、集合時間まで時間があったので、大宮から歩いて行ってみた。途中に
大宮総合車両センターがあって、その敷地の歩道沿いのほんのちょっとを休憩所のような感じにして、そこにD51(「デゴイチ」で有名ですね。蒸気機関車です)がありました。このD51 187 は、
鉄道博物館の収蔵予定資料になってましたが、結局、
大宮総合車両センターで保存されることになったらしい。そんなわけで、鉄道博物館にはC57とかはありますが、D51は、以前交通博物館にあった
D51 426の先頭部分だけがエントランスに展示してあるだけで、車体全体は展示されていない、のである。これ、豆知識な。
で、館内は鬼のような混雑で、食事もミュージアムショップも模型鉄道ジオラマも断念。運転シミュレータなんて論外。でもまあ、古い車両の中に入って座席に腰掛けるだけでも、楽しいものである。
それから大宮西口へ移動し、夕方4時から飲み会。2時間弱で散会して、京浜東北線で大井町まで1時間近く爆睡。途中2回ほど、自分のいびきで目が覚めたらしい。
大井町の松屋でカレーギュウを食べて、ふらりと古本屋に立ち寄った。この古本屋、駅から松屋までの途中にあって当然存在は知っていたのであるが、小さな店舗なので今まで中に入ってみようという気が全然起こらなかったのである。
わたくしが大学院時代から、古本屋に入ると必ず探している本があって、それは、佐伯有清『最後の遣唐使』(講談社現代新書 1978年)なのであるが、十数年古本屋に入るたびに探し続けていたこの本が、なんと、置いてあるでは、あ~りませんか! しかも、たった280円で! 嬉しくなったわたくしは、ついでに、目に飛び込んできた
『類語の辞典』上・
下(講談社学術文庫 明治42年初版発行の『日本類語大辞典』を文庫化したもの)セット3300円も購入して、この店の売り上げに貢献。計3580円を3500円にオマケしてくれた。
で、さ、今、この出来事を記すにあたって調べてみたら、『最後の遣唐使』、つい最近
講談社学術文庫で復刊してるぢゃないかっ!!!!!