闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

一難去ってまた一難

2007-07-24 04:12:20 | 雑記
先週は、また、なんだかとても忙しかった。
先日、四国まで取材旅行にいった知人の関係のテレビ番組の編集が大詰めを迎えたのに引き続いて、別のテレビ局からも、知人に、あるテレビ番組のコーディネイトの依頼がきた。テレビの話が二つも同時に進行するというのは、なんだかちょっと売れっ子になったようだが、どちらの番組も、知人にも私にも、直接収入に結びつきそうにないところが、またすごい!いや、ほんとはそんなことに感心している場合ではないのだが、でも現実にはそうだからしかたがない。この現実がうまく切り盛りできるようだったら、カレシモドキに振り回されるようなこともなかっただろう(笑)。
それに加えて、ローマからもややこしいメールが来た。
これは十一月ごろの過去ログに書いたローマ大学のMさんからのもので、新しい本を出したので今月のはじめに送ったが、もう届いたかと様子をきいてきている。しかしMさんの本は、出したという日付から三週間以上たつというのにまだ届かない。もしかしたら私の転居騒動でトラブっているのかもしれないとおもい、新しい住所を伝えて再送してもらった。
そんなやりとりだけでは味も素っ気もないので、Mさんのへのメールにはこちらの近況も書いたのだが、すると、「そのテレビの話というのはおもしろそうだ」と乗ってきた。その返事を読んでこれはしまったとおもったがもう遅い。むこうは興味しんしんなので、苦手な英語で、テレビ局との打ち合わせの様子を伝えるはめにおちいってしまった。
とはいえ、実はMさんの本のテーマも、このテレビ企画と関連するもので、だから彼もその企画に興味があるというわけなのだが、こちらはこちらで、打ち合わせのときに、テレビ局のスタッフにMさんの本の話を出して、その到着を待っているところだと言ったところ、日本のスタッフもその本に関心を示しだした。
そんな経緯をメールで簡単に伝えたら、Mさん大喜び。すぐに「お前のメールに感動した」という返事がきた。で、実はその率直さに、私も少し感動している。
ただし、その直後に、Mさんから、本が届かないならファイルですぐにでも自分の文章を読んでくれとイタリア語で書かれた(はず)のファイルが送られてきたのだが、幸か不幸か、そのファイルは私のPCではひらけない。
ということで、イタリア語で書かれた文章の感想を言うという苦行からだけは、今のところ、なんとかまぬがれている。