(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

CANAAN 08 乞

2009年09月14日 | 視聴済アニメごった煮
ユンユン!ユンユンじゃないか!!

そんな今回のお話は…
病院のベッドで目が覚めたカナン。傍らには心配そうに見つめる大沢マリアの姿があった。
無事を喜ぶマリアだったが、カナンは今まで感じられていた「色」を見る事ができなくなっていた。
戸惑うカナンを見たマリアは、彼女を元気づけようと街に繰り出す事に。
一方御法川は、自らの推測を確かめるべくサンタナ、ハッコーのいる店に向かっていた。
「ウーアウィルス」と生き残った村人。その答えを彼らが知っていると確信して……。
以上公式のあらすじ。

今回としては、色が見えなくなったカナン、消えた村へ行く、という所がメイン。
なんだけど、全体的には「まとめの準備段階」といった印象。
私としては色が見えなくなったカナンの不安と大沢マリアや、
今まで謎の人物であったサンタナとハッコーが大沢マリアたちと鼓動を共にし動き出した事が興味深い。
カナンの方は、唯一自分が持っている大沢マリアを失いたくないが為に、今の自分ではマリアを守れないとするが、
マリアはそんなカナンに思う所があって、消えた村へ行くまでカナンの焦燥感を見て取れる。
消えた村へ行く途中の休憩地で、マリアが胸中を話して、
「カナンはただ側にいてくれるだけでいい。だからずっと私の側にいて」と頬を染めながら言うものだから、
綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としましては、マリアはカナンにその気があるように見えてしまうな。
カナンはどうもエロイ知識は乏しそうなので、マリアのプロポーズには気付いてはいないようですが(笑)、
とりあえずは、マリアがいつもと変わらない優しさで、自分を思っている事は伝わったようです。
しかし、百合脳としましては、カナンにその気が全くないので、今ひとつ盛り上がりに欠けますな。
それがまた逆に良いという考え方もありますが。

さて、個人的には今まで動きのほとんどなかったハッコーが気になった。
やっぱり自身の声自体が音波兵器(?)のようで、声を出せるのに出せない、というのはつらいな。
劇中あったように歌を口ずさむ事すら許されないのは、喋れないわけではないので、そのつらさも分かると言うもの。
そんな彼女はカナンを憎んでいるようで、口パクで「あなたの所為」とカナンに想いを伝える。
そういえば、蛇はカナンのような共感覚者をウーアウィルスで作ろうとしていた節が物語の最初にあった事だし、
消えた村はその実験場であったという事っぽいな。
おそらくは、突然変異らしいカナンという存在を、意図的に作ろうとしたのであろうが、
勝手にウィルス撒かれて体を替えられてはたまったものではないし、ハッコーにしてみたら、
せっかく生き残ったというのに、声を出す事が許されない特異な状況に置かれてしまったわけだから、
カナンをひどく憎む気持ちも分かろうと言うものだ。
でもしかし、御法川や大沢マリアを連れて、消えた村へ行ったとして、どうしようというのかね?
報道して、こういう事があったのだということを世界に知らしめたいのかなー。

今週のユンユン
今回の最後にチャリでシルクロード饅頭を売っている彼女に遭遇!
おお、久しぶりだなぁおい。元気そうで何よりってゆーか、これで話に絡んできそうで良かった。
彼女はなんかがんばって生きてもらいたいよなぁ。
あれ?ということは、もしかして死亡フラグだったりするのか?

今週は愛しのリャン・チーさんが出てこなくて寂しいのだが、次回はご登場の様子。
切り捨てられちゃったリャン・チーさんがどんなんになっちゃうのかが楽しみだ。