サブタイ通り過去話なんですが、そう思わせない見事な作り。
そんな今回のお話は…
御法川は、全ての謎を解き明かすためサンタナとハッコー、そしてマリアとカナンの5人で消えた村へと向かっていた。
シルクロードを車でひた走る中、偶然にもユンユンと遭遇。彼女もまた消えた村へと向かっている最中だった。
休憩のため砂漠にある小さな遺跡へと立ち寄る。
しかし突如ぬいぐるみをかぶった男が現れ、手にしたライフルを発砲!
色が見えなくなったカナンだったが、マリアを守る為に銃を手にする。
以上公式のあらすじ。
お話的には、消えた村やサンタナ、夏目の属するNGO、ボナーやアンブルームの、これまで分からなかった事の説明。
なんだけど、ただ回想を垂れ流しでなく、話として見事にまとまっていてひとつの話として良く出来ている。
それらの真相はBパートからなんだけど、Aパートで着ぐるみの兵士(ボナーの出来損ない=アンブルーム)や、
ちょっとだけ出てくるリャン・チーさんを見せ、Bパートへ実に上手く前振っている。
Bパートに入ってからも、途中からリャン・チーさんの襲撃、アルファルド参戦と過去話だけで終わらせない工夫も上手い。
さて、そんな今回気になった所はと言えば、やはり消えた村関連であろう。ってゆーか、消えた村は物語に大きく関わってくるのだが。
消えた村はCIAと蛇がつるんでウーアをバラまいて、抗ウィルス剤の効果実験をしたのだけど、
実はそれはクリーチャー製造実験「フラワーガーデン計画」であった。それを知った元CIAのサンタナはCIAを離脱。
これまでよく分からなかった夏目の属するNGOは、CIAの犯した罪の痕跡を掴む事。
というのは表向きで、結局のところはそれで彼らを強請ること。
利害の一致したサンタナと夏目は、上記実験で連れ去られた人達が行き着く場所を探った。
アンブルームが収容され、失敗の原因を探る為の施設がフラワーガーデン。それを作ったのが蛇でありアルファルド。
と、いうのがこれまでよく分かっていなかった事で、これでかなり話の根底が見えてきた感じだ。
この辺の話は最後にどう落ち着けるかって所がポイントになろう。
今回はリャン・チーさんが襲撃してきた後から、アルファルドとカナンの接触もあって、
ふたりの関係性はシャムという人物が関わってはいるのは分かるのだけど、こっちはそれ以外はよく分からない。
なんでアルファルドはシャムを殺したのかなー。その辺がさっぱりでアルファルドとカナンの関係性が今ひとつよく分からない。
のだけど、この物語はウーアウィルスとこのふたりの関係の二軸がメインになっていて、
そのふたつがごっちゃにならずに上手く絡み合っているのがおもしろいし上手い。
このふたつが絡まなければ、大沢マリア以下主要キャラが集まってくる事はないわけだからな。
そーいえばカナンで思い出したのだが、色を見る事が出来なくなったカナンが拳銃を外しまくっていたな。
共感覚が前提なカナンは真っ暗闇で戦っているようなもんだ、とは御法川の台詞だが、そんなもんなのかねー。
基本的に兵士としての能力もずば抜けて高いのかと思っていただけに、今回のカナンはどうもヘタレっぽく見えてしまうな。
まぁ、だけど、カナンの共感覚=最強、ではないという事を見せるにはいい手段なのかもしれません。
お話はそろそろクライマックスに近づいてきている感じで、次回もとっても楽しみですが、
忘れてならない以下のコーナーへGOだ。
今週のユンユン
始まってすぐのコント(笑)は相変わらずで何よりでしたが、ユンユン薬の事知っていたんだなぁ。
なんで消えた村へ向かっているのかと思ったら、生まれ育った所で最後を迎えようとしていたそうな。
お前ってヤツぁ、ホントに……。どうか最後まで生きていてもらいたいものだ。
しかし、カナン達にあったという事自体がオレには死亡フラグに見えるんだよなぁ。あうう。
今週のリャン・チーさん
こちらも相変わらずのキレっぷりでなにより(笑)。
そしてアルファルドに殺されかけての錯乱っぷりもステキだ(笑)。
しかし個人的には彼女の下僕であるカミングスが良かった。
リャン・チーさんを助ける為に命を賭してアルファルドに銃を向けるなんて、なんという下僕っぷり。
まぁ、それはあっさりアルファルドがエアガンにすり替えてあったんだけど、
でもカミングスの「愛」でアルファルドの気が代わり、愛しのリャン・チーさんを助けられたのだから命はった甲斐があったというものだろう。
しかしアルファルドは見事な采配と言いますか、あそこまで頭がキレるとテロリストである事がもったいないよなぁ。
なんで蛇の頭なんてやっているのだろうか。その辺のバックボーンも全然語られませんねぇ。
あ、今気付いたんだけど、今回のアルファルドやカミングス、リャン・チーさんにこれまでの話を振り返ってみると、
もしかしてこの物語のテーマって「愛」だったりするのか?
そんな今回のお話は…
御法川は、全ての謎を解き明かすためサンタナとハッコー、そしてマリアとカナンの5人で消えた村へと向かっていた。
シルクロードを車でひた走る中、偶然にもユンユンと遭遇。彼女もまた消えた村へと向かっている最中だった。
休憩のため砂漠にある小さな遺跡へと立ち寄る。
しかし突如ぬいぐるみをかぶった男が現れ、手にしたライフルを発砲!
色が見えなくなったカナンだったが、マリアを守る為に銃を手にする。
以上公式のあらすじ。
お話的には、消えた村やサンタナ、夏目の属するNGO、ボナーやアンブルームの、これまで分からなかった事の説明。
なんだけど、ただ回想を垂れ流しでなく、話として見事にまとまっていてひとつの話として良く出来ている。
それらの真相はBパートからなんだけど、Aパートで着ぐるみの兵士(ボナーの出来損ない=アンブルーム)や、
ちょっとだけ出てくるリャン・チーさんを見せ、Bパートへ実に上手く前振っている。
Bパートに入ってからも、途中からリャン・チーさんの襲撃、アルファルド参戦と過去話だけで終わらせない工夫も上手い。
さて、そんな今回気になった所はと言えば、やはり消えた村関連であろう。ってゆーか、消えた村は物語に大きく関わってくるのだが。
消えた村はCIAと蛇がつるんでウーアをバラまいて、抗ウィルス剤の効果実験をしたのだけど、
実はそれはクリーチャー製造実験「フラワーガーデン計画」であった。それを知った元CIAのサンタナはCIAを離脱。
これまでよく分からなかった夏目の属するNGOは、CIAの犯した罪の痕跡を掴む事。
というのは表向きで、結局のところはそれで彼らを強請ること。
利害の一致したサンタナと夏目は、上記実験で連れ去られた人達が行き着く場所を探った。
アンブルームが収容され、失敗の原因を探る為の施設がフラワーガーデン。それを作ったのが蛇でありアルファルド。
と、いうのがこれまでよく分かっていなかった事で、これでかなり話の根底が見えてきた感じだ。
この辺の話は最後にどう落ち着けるかって所がポイントになろう。
今回はリャン・チーさんが襲撃してきた後から、アルファルドとカナンの接触もあって、
ふたりの関係性はシャムという人物が関わってはいるのは分かるのだけど、こっちはそれ以外はよく分からない。
なんでアルファルドはシャムを殺したのかなー。その辺がさっぱりでアルファルドとカナンの関係性が今ひとつよく分からない。
のだけど、この物語はウーアウィルスとこのふたりの関係の二軸がメインになっていて、
そのふたつがごっちゃにならずに上手く絡み合っているのがおもしろいし上手い。
このふたつが絡まなければ、大沢マリア以下主要キャラが集まってくる事はないわけだからな。
そーいえばカナンで思い出したのだが、色を見る事が出来なくなったカナンが拳銃を外しまくっていたな。
共感覚が前提なカナンは真っ暗闇で戦っているようなもんだ、とは御法川の台詞だが、そんなもんなのかねー。
基本的に兵士としての能力もずば抜けて高いのかと思っていただけに、今回のカナンはどうもヘタレっぽく見えてしまうな。
まぁ、だけど、カナンの共感覚=最強、ではないという事を見せるにはいい手段なのかもしれません。
お話はそろそろクライマックスに近づいてきている感じで、次回もとっても楽しみですが、
忘れてならない以下のコーナーへGOだ。
今週のユンユン
始まってすぐのコント(笑)は相変わらずで何よりでしたが、ユンユン薬の事知っていたんだなぁ。
なんで消えた村へ向かっているのかと思ったら、生まれ育った所で最後を迎えようとしていたそうな。
お前ってヤツぁ、ホントに……。どうか最後まで生きていてもらいたいものだ。
しかし、カナン達にあったという事自体がオレには死亡フラグに見えるんだよなぁ。あうう。
今週のリャン・チーさん
こちらも相変わらずのキレっぷりでなにより(笑)。
そしてアルファルドに殺されかけての錯乱っぷりもステキだ(笑)。
しかし個人的には彼女の下僕であるカミングスが良かった。
リャン・チーさんを助ける為に命を賭してアルファルドに銃を向けるなんて、なんという下僕っぷり。
まぁ、それはあっさりアルファルドがエアガンにすり替えてあったんだけど、
でもカミングスの「愛」でアルファルドの気が代わり、愛しのリャン・チーさんを助けられたのだから命はった甲斐があったというものだろう。
しかしアルファルドは見事な采配と言いますか、あそこまで頭がキレるとテロリストである事がもったいないよなぁ。
なんで蛇の頭なんてやっているのだろうか。その辺のバックボーンも全然語られませんねぇ。
あ、今気付いたんだけど、今回のアルファルドやカミングス、リャン・チーさんにこれまでの話を振り返ってみると、
もしかしてこの物語のテーマって「愛」だったりするのか?