(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

武装錬金 第26話 ピリオド

2007年04月01日 | 視聴済アニメごった煮
これぞまさしく大団円というヤツだな。

そんな今回のお話は…
パピヨンは、カズキを諦めず白い核鉄を精製していた。
そして斗貴子に、「貴様は武藤カズキを諦められるのか」と尋ねる。
斗貴子の頬を伝う涙。見上げた月に、山吹色の閃光が走る。
カズキの生存を確信した一同は?
そして、斗貴子とカズキは・・・・・・。
以上公式のあらすじ。

見事かどうかは知らんが、全部をきっちりとまとめて、しっかり終わらせましたな。
ま、ヴィクターのことはちょっと強引な気もしましたが、
お話としては全てにスパッと決着がついて気持ちがよかったな。
特筆すべきはやはりカズキを迎えにいった斗貴子さんか(笑)。
裸のイメージカットで「一心同体だ」って言われたら性的な意味を考えちゃうよ(笑)
その件でちょっと気になったのはマスターバロン。
地球から飛び出してカズキたちを回収しにいったのですが、
それを最初から考えてのロボという事ならば、よく考えてあるなぁと感心する。
その他気になる所は、ちょっと気になっていた毒島さん。
最後にちょろっとあのマスクを外したんですよね。
もちょっとしっかり顔を見たかったなぁ。

さて、やはり語らずにはいられません。いってみよう今週のパピ ヨン!
カズキとの決着シーンで「真っ赤な誓い」が流れる演出は良いな!
待ちに待ったふたりの決着にあの熱い曲が良く合う。
が、戦闘シーンとしては相変わらずで、あんまりおもしろい戦闘ではなかったな。
正直、最後にパピ ヨン死んじゃうのかなと思っていたんですが、
そこはやはり武装錬金。そんな事にはならず、パピ ヨンは新しい名前と命で生きていく事に。
エピローグで都市伝説化したパピ ヨンが人気者になっているのはちょっと感動してしまった。
蝶野攻爵の時は誰にも気にされず、親族にさえ邪魔者扱いされていた彼が、
蝶人パピ ヨンになり、最終的には皆から愛され、新しい命を謳歌している様を見ると、
パピ ヨンファンとしてはちょっとジーンとくるものがありますな。
ともあれ、パピ ヨンが元気で何よりですが、これで最後かと思うと寂しいですなぁ。

と、いうことで総じて評してみる。
少年ジャンプ連載のバトルマンガのアニメ化でしたが、楽しませて戴きました。
正直な所原作マンガより、こっちのアニメを見た方が楽しめるんじゃないかなと思った。
原作の理由はよく分からないが、なんかぱっとしなさを上手く盛り上げて、
ちゃんとジャンプのマンガらしさと熱さが出ていたんじゃないでしょうか。
その辺は演出の勝利なのかもしれん。
とはいえ、バトル系としては戦闘のアクションはそれほどでもなく、
10話の秋水くんVSカズキが良く動いていたくらいなのが残念。
他は基本的に突進していただけってのはどうもな。
もちっと派手に動いてほしかったなぁ。

個人的にはやはりパピ ヨンの存在が大きい。
あの聡明でエレガント(変態)っぷりは蝶・最高!
その他のキャラもいい味を出していて、キャラクターメイキングは素晴らしいし、
それを活かした話の構成は見事だったなぁと思う。

そんなわけでこの武装錬金、原作を読んでも見ていないと言うなら、見てみても余韻じゃないでしょうか。
原作未読ならさらに楽しめる事と思います。
気になるなら見ても損ないんじゃないですかね。


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